嘘つきのショートは一度死ぬ
自分のことである。
昨夜、ポンド買いを完全にあきらめ、
ポンド買いが無理ゲーだと悟り、
もう今週どころか今年はトレードを休もうかと思ったが、またもエントリーしてしまった。
完全にポジポジ病である。
ただ、ポンド買いが無理ゲーならば、ポンドは売りであると思い、本日あらためてポンド売りをすることにした。
ポンドはまず以下のポジションを取った
GBP/USD S 1.30366
ERU/GBP L 0.85279
GBP/JPY S 142.390 142.378
しかし、本日のポンドは底堅くこれが今日は踏みあげられいったんすべて損切り…。
GBP/USD S 1.30366 → 1.3043 損切り
GBP/JPY S 142.390 142.378 → 142.60 損切り
自分が考えている撤退ゾーンの手前からの損切りは、またも強制ロスカットである。
今年はもう負けまくっているんで、もうギャンブルトレードしかする気がなく、ポジションを作るときはレバレッジ限界まで張っている。
法人口座ゆえにレバレッジは相当大きく取れるので、簡単に強制ロスカットを食らってしまうのである。
損切りされたとはいえ、見立てはポンドショートのため、売り直し。
本日、特にふざけた動きをしているのが、ユーロポンドである。
ユーロポンドは、昨日、長いレンジからレジスタンスで守っていた0.8520アンダーを抜き去っておきながら、
本日は、そこから切り返し、売りが繰り返されている。
週末の本日はなぜかユーロがターゲットにされており、ユーロがらみの通貨が一様に売られ続けている。
ユーロドルはもちろん、ユーロ円、ユーロポンド、ユーロ豪ドル、ユーロカナダ
なぜ本日に限って、いきなりユーロばかりが徹底的に売られているのかよくわからないが
結果的にユーロポンドは下落することで、対ユーロでポンドが買われ、本日のポンドはなかなか底堅い。
今週はユーロのみがわけのわからに動きを繰り返している。
週のはじめポンド売り豪ドル買いの相場にあっても、ユーロ豪ドルのみが極端な高値、1.63を超えてきたのもそうで、そのときはユーロドルやユーロカナダもおかしな上昇を続けた。
結果的にはそのユーロ買い投機はすべてロンドン時間に行われており
その後のNY勢以降でその上げ幅のすべてを否定されている。
本日のユーロ売りもそのような流れの一環としか見えず、NY時間に入ればその巻き戻しが出てくるように思う。
別にユーロが強いわけではない。
ただ、ロンアニの投機によって、下げるべきでない局面で下げすぎているのだ。
いまのさしたる売り材料でてきていないユーロドルは1.1100アッパーをうろうろしているのがお似合いで、
上値は伸ばせないが、下値も伸ばせない、みたいなわけのわからない値動きがお似合いである。
ユーロポンドは昨夜4時間足の200SMAを上抜けし、戻り局面はいままさにはじまったばかりである。
戻りターゲットは現在のレート上段にあるレンジ上限0.8610アッパーは通過点で
場合によっては0.87越えさえ目指しかねない地合いにある。
その流れを下押しさせ、ふたたび4時間足200SMAを下回るまでユーロ売りを主体とした投機をかけてくるロンアニが、いつもながら最悪の輩だが、
このダマシの売り(と自分は思っている)によって、どれだけその後担ぎ上げるためのユーロポンド売りの豚を誘引したいのか、という感じである。
いずれにしてもこのユーロ売りポンド買いからの仕掛けによって戻りをみせたようにみえるポンドだが
当然、この戻りも自分はダマシだとみている。
いや、むしろ、このポンドの戻りこそだましなのではないか、とすら思っている。
先週からの一貫して落としてきたポンドを、本日、戻りのように見せるには
ユーロポンドを投機的に売ればよい。
結果、ユーロポンドを見なければ、それに気づきにくいが
なぜかポンドを上昇させることができる。
この手のダマシを、今週のロンアニは一貫して行っており
手口はさまざま異なれど
ロンアニどもは、さまざまな手を使って、ロンドン時間序盤は一貫してポンドの上げを演出できている。
本日のポンドのダマシの戻り演出は、ユーロポンドを利用したものだったのだろうと思う。
この手のポンドの堅調ムードに騙されて、自分も昨日までポンド買いに飛びつき、それが刈られまくったわけだが、
週末の本日は、ポンド売りを徹底することにしている。
本日はもうポンドについては売る気しかない。
さすがに2日も3日も、ロンアニどもだけが演出するポンドのダマシの戻りを見せつけられて、それに素直に従えるわけがない。
今週、何度も売るチャンスがあり、週末の本日でようやく売り目線というのも、いまさら感が半端ないが、
1.3050を割れていなかった段階で、売りに転じることはできなかった。
しかし昨夜にまたも生じたポンド売りにより
ポンドドルは1.3050サポートを割ったことで、ポンドのかいについては完全にあきらめた。
ユーロポンドについても0.8520アンダーのレジスタンスを突破した段階で、
現在、ブレグジットネタでポンドを下落させて以降、追加的なトピックがまったく出てこないなかで
ポンドドル、ユーロポンドとも強いレジサポを抜いたことが、ダマシとして終わる可能性は低いと考えている。
ポンドドルにとって、1.3050は重要な線で
週足レベルで見た時に、長期レベルの買い豚すらポジションを投げること必至の本来は強固なはずのラインだった。
これがあっさり下に抜かれたということは、年末相場ということもあろうが
売りを仕掛けてくる投機の豚連中に対抗する買い豚が不在であるということで、
これら売り豚が調子づくことはあっても
ひよってこんなところで反対売買をするとは思えない。
少し前の話となるが
米大統領選挙。
トランプ当選なら強烈な円高と株安に見舞われる、という言葉を信じた東京勢が
トランプ当選でヒステリックに100円が割れるかというところまで売り込まれたドル円は
結局、欧米勢どもにすべて買い拾われ
結果、ドル円は100円はおろか、120円に迫る118円超えまで上昇した。
それまでは、トランプ当選で暴落、とほざいてアナライザーが
ドル円の上昇となったとたん
トランプの大型減税や公共投資がポジティブになるとかなんとか、
まあ理由は何でもいいが、ドル買い円売りの後講釈を垂れ流し
自分がもともとほざいていたドル売り円買い、株暴落という見立てに誰もかれもがほっかむりを決め込んだ。
その流れで利を得たのは
ドル買い円売りのバブル相場に株を買いドル円を買っていった欧米の投機豚で
その養分となったのは
そのドル円のバブル上昇に売り向かった日本の個人投資家たちだった。
今回についても、ポンド買い祭りでポンド買いを囃し立ててきた投機どもが、
すでにパーティーを終えて、今度はポンド売りの投機に転換していることが、
昨日の1.3050割れからも明らかとなり、
ここで取り残されるのは
ブレグジッド問題も解決した、と
現在の下落を押し目とみてポンド円に買い向かう、個人投資家たちだけなのではないか、と思う。
実際、昨日までは自分もポンドは押し目買いと考え、ポンド買いしか選んでいなかったのである。
ただ、昨日の急落でポンドがらみの各通貨ペアに生じたレジサポブレイクによって、ポンドドルについては、英選挙での急騰がポンド買いの天井、となった可能性が高くなったように思う。
しかし、短期足レベルでみたとき
ポンドドルは4時間足200SMAにサポートされ
さらに短期足ではダイバージェンスを発している。
自分はあまり好きではないが、
エリオット波動を持ち出してみたとしても
4時間足レベルみたとき、
昨夜の下げで5波を完成させており、
下げの調整は極限まできていることが読み取れ、
現在は押し目買いの好機に思える。
しかし、ポンドが強烈な下落トレンドに転換した場合、こうした底打ちのシグナルはことごとく無視される。
相手は殺人通貨ポンドである。
今週は、上記にかぎらず、あまた示現したあらゆる短期上昇シグナルをことごとく否定し、下値を広げてきたわけで
今回の上昇のシグナルとて、それが否定されることとなれば、さらに下値を伸ばすこととなるだろう。
下値を掘るたびに下値ではあらたな短期上昇シグナルが発せられ、そのたびに買い豚は買い向かっていくこととなろうが
その買い玉自体がさらなる下落の燃料となりかねないのである。
一昨日までもたいがい下落が進んでいたが
昨日は前日の陰線の倍以上の陰線を作ってさらに続落した。
昨日は今週の中でももっとも強い短期足レベルの上昇シグナルが発せられていた日で
それが裏切られたがゆえに、昨日の下落は一昨日以上のものとなった。
本日は昨日と打って変わって、短期足レベルでさしたる上昇シグナルは示現していない。
となると、本日は昨日よりもより安定的な下落を進める可能性がある。
ポンドは短期足レベルであまた上昇見立てもできていたが
それと同時に、
下落の見立ても当然立てることができる。
ポンドドルは10月半ばから12月までという長い時間かけて
1.62800アッパーから1.62880アッパーまでのレンジを作り
それを上抜いたことで、上値を伸ばし
最後のダメ押しが東京恥さらしトレードによって、
1.65越えまで上昇したが、
その上げ幅は今週すべて削り取られ
いまふたたびそのレンジ上限まで戻ってこようとしている。
ここまで下落してしまうと
この売り買いが攻防したレンジゾーンのなかにふたたび入ってくる可能性が高い。
レンジのなかにポンドドルが収まるタイミングは1.3280割れあたりである。
もしそうなれば、ポンドドルはこのレンジ下限である1.2800アッパーまでは下値を試してくる可能性が高い。
さらにいえば本日は週末で
今週一貫して陰線を伸ばし、先週の週足の安値(ここが1.3050あたりでもあった)を昨日下回った状況で
ブレグジットがらみで本日よほどのポジティブな材料が出てこない限りは
週末の本日に至ってポンドの反騰する可能性はほぼないに等しい状況であるように思える。
現在のポンドドルは、もはや1.2880から1.2800アッパーのレンジゾーンの下限を守れるかどうかの瀬戸際にあり、ユーロポンドについては、0.8620アンダーにあるレンジ上限を守れるかどうかの状況である。
売りが収束するどころか
現在のポンドは下落トレンドをより確実にするための試しが狙われるような状況なのである。
ただ、昨夜、NY時間にこのレンジゾーンの上限は1.3290タッチあたりで試されている。
そこから反発しているという状況を考えると、レンジの上抜け、つまりは上昇トレンドを確認するレジサポ転換が昨夜終わり、いよいよ押し目買いの反発が起こりそうにもみえなくはない。
ただ、このNY時間にポンポイント1.3290で反発したからと言って、
このテクニカルムーブでもってレジサポ転換が確かめられ、ポンドが上昇に回帰していくとは思えない。
そんな1点タッチで現在までのポンド売りが終わるなら
今週あれほど一貫してポンドが下落する必要はなかったと思う。
昨日までの段階で、もっと強烈なサポート帯は幾重にもあったが、それらをすべて抜いてきたのが今週のポンドである。
あまたの強固なサポートを割り込むためには、相当な売り玉が必要で、しかも単体の投機豚のみでそれが行えるはずはなく、多くの豚が大量のポンド売りを同時にかけてきたからこそポンドは下割れを続けてきたのだと思う。
現状のポンドは、レジサポ転換確認で戻る以前に、まずはいったん上抜いたレンジゾーンにいまいちど突っ込むのが自然の流れで、そこから先、そのレンジの下限を守れるか否かの状況に変わってきていると考える。
その守るべきサポートは1.2800アッパーあたりとなる。
昨日までの流れをみたとき、昨夜のあまりにも理不尽ともいえるポンド売り確認した後、現状のポンドは少なくともそこまでの試しを見ないことには買いを選べない。
上記述べた通り、短期的にはポンドは買いシグナルを発しており
波動的に見ても下げすぎの水準にある。
つまり、逆張り(?)のロングの誘惑にかられやすい状況にある。
しかし、ここ1週間の流れをみていると
売りの超過は一昨日の段階ですでにあったにもかかわらず、
それでも大口どもはあきらかに大玉をポンド売りを重ね続けており、
現状の短期目線での買いシグナルをみてのロングは、大口どもがさらに下値を追うにあたっての格好の燃料となるように思えてならない。
たしかに昨夜のNYでポンドドルは1.3290アッパーで買いが入りいったんの反発を見せた。
ここは繰り返しとなるが1か月半にわたって続いた日足レンジの上限あたりで
レジサポ転換を確かめる位置とはなる。
ここで反発したのだから、レジサポ転換は確認された、とみるのも教科書的なディーリングとはなるが、
ただし、ここが買い場とみなされていたとすれば、ここで新規の買いが相当に入ってよいはずで、
であれば、戻りの値幅はもっと大きいものであってよいと思う。
昨夜の1.3290からの戻りはそれほど大きなものではなかった。
東京勢の追随買い、ロンアニの仕掛け買いをもってしても、1.3050を超えられていない。
この結果は、むしろ、1.3050界隈でのレジサポ転換を確認されたようなものである。
結局、1.3290水準での自律反発は、ポンド売りを仕掛け続けてきたグリードどもが買いに転じたわけではなく
大きく値幅を取ったことから、投機の売り豚が利食いに入った過ぎなかったように思う。
つまり昨日の1.3290からのポンド買いは
ポンドショートの利食いであり新規の買いがメインではない、と考えれば
昨日のポンドはショートがいくらか減少したのみで、ロングが増えたわけではないとみることができる。
本日、ポンドドルについては、それでも東京勢は、NY様追随のロングで少しはくるだろうと、東京時間1.3020あたりで買い持ちし、綾を狙ったが、1.3030アッパーで噴いたところで利食いし
そのタイミングからドテンし売りに切り替えた。
これが1.3030で収まらず、1.3040越えまで進まれ、ショートがいったんすべて強制ロスカットとなってしまったわけだが、
スクエアとなってからあらためてポンドはショートしている。
また、ユーロポンドはポンド売りからロング。
さらに本日はポンド円もショートした。
ポンド円については、チャート分析をしっかり行っておらず
実は現在が売られすぎか買われすぎかもよくわかっていない。
よって長期的な目線でポンド円はみざるを得ないが、
ポンド円は126ミドルの安値から20円以上も上昇した。
今週はそこから5円以上下落しているが、
20円も上げた押しを考えると、5円の下落でも25%ほどしか押しておらず
31.8%の押しであっても、さらに1円以上は下落してもおかしくはなく、
半値押しで考えれば、5円は落ちてもなんら売られすぎとはいえない。
ポンド円については、今月初めあれだけの急騰を見せながら、今年の戻り高値148.80あたりにすら届いていない。
その意味で、英選挙時の東京恥さらしトレードで148手前まで吹き飛んだポンド円を週足レンジ上限とみて、そこにばちんと売れた売り豚のギャンブルは大成功だったということになる。
いずれにしても、ポンドが売られるならポンド円が今週5円落ちていようと、当然上値を追えるわけもないので
ポンド円については小口で成行で売っている。
ちなみに、なにげに観察を続けているドルカナダだが、ポンドの下落はすなわちリスクオフムードで、その流れに乗じて、ドルカナダは徐々に戻りを見せてきている。
ただ、今回はこの戻りについていくつもりはない。
現在、自分はポンド売りに転じているが、
ポンドはどこからか、また大きく反騰するように思っている。
ただそれは少なくとも今日ではないと思っている。
もしかしたら年内いっぱい、ポンド反騰のチャンスはないかもしれないが
それが来年にもちこされたとしても、やがてその日がまた訪れると思っている。
そのタイミングは、またもブレグジッドネタであることは間違いなく、
目下クリスマス休暇に入ろうとしている現在、英当局はもちろんEU当局からも、当面、そんなポジティブニュースがもたらされることはないように思う。
ただ、クリスマスが明けた以降ならば、なんらかのポジティブニュースがもたらされる可能性はあり、そのタイミングが現在のポンド売りの投機相場は終了するタイミングだと思っている。
最終的に、自分はポンドは上がると思っている。
ただ、東京勢が天井掴みをした恥さらしトレードで天井を形成したいまとなっては
長期的な上昇トレンドに回帰できるかは懐疑的ではある。
週足月足でポンド相場を眺めた時、ポンドの長期下落相場はあきらかに転換しているが、
それをまた覆すほどのブレグジットネタが出たとしても、1.35という水準を今後試せるのか、という疑問がある。
現在のポンド売りの相場の賞味期限は新たなブレグジッドポジティブニュースが現れるまでとは思っているが、
そのタイミングがもたらされるのは、予想以上に先の話となるかもしれない。
自分がドルカナダの売り再開のタイミングは、そのあたりからとみていることから
ドルカナダは当面手出しできないかもしれない。
もちろん、カナダドル独自の材料がもたらされ、カナダドル相場に値動きが出てくれば、ポンド相場にかぎらず、カナダドルについては取引したいと考えているが、
それがドルカナダの売りの材料となるのか、買いの材料となるのかはいまのところよくわからない。
とにかく現状は、ポンド売り相場の地合いのなかではドルカナダは底堅いであろうという認識である。
とにかくいまはドルカナダについては触る気がないため、
当面、ドルカナダは好きに行ったり来たりしていればよい、と考えている。
年末のドルカナダは、為替市場でまったく相手にされているような感じがせず
為替相場全体のドル買いやドル売りの流れに影響を受けているだけであるように思う。
よって、ドルカナダが現在のポンド売り相場の流れから値を戻したとしても、
その上げ幅は限られており
最大限伸びたところでいまから100pipsも伸ばせないのではないかと思っている。
来年、リーマンショック級の金融危機が訪れるという声もあるが、
もしもそういうことが起こったそうれば
ポンドの上昇はないし
ドルカナダはむしろ大きく上昇するだろう。
そんな金融危機が起これば、強烈なリスクオフのドル買い円買い相場が起こることとなるため、
いくらブレグジッドがどうこういったところで、そこでのポンド買いは強烈な株安やドル買いに相殺され、上値は伸ばせないように思う。
そんな暴落相場が示現したら、ブレグジッドがどうとかいう話は相場の材料の端役に置かれることとなるだろうと思う。
ただし、そうした金融危機が起こらなければ
現在の米株をはじめとした金融バブルは継続し、
結果、ポンドは買われドルカナダもまた買われる可能性がやはり高い。
つまりポンドドルは上昇し、ドルカナダは下落するということである。
自分はデイトレメインでトレードするため
そんな長期的に起こるかどうかの危機を重視してリスクオフで相場を見ることはできず
いまの流れの身を近視眼で見ていくほかない。
実際、何年来もドル円の暴落を見立てていても、そんなことはいつまでたっても起こらないし、そんな長期の相場観でドル円を売り向かい焼かれたこともこれまで数限りない。
ここまで安値にはりついたポンドを
いまさらながら売るのには恐怖感しかないが
楽観できる安値拾いでの買いこそ、実は破滅的な結末を生むことも多い。
それが昨日一昨日のポンド買いであったと思っている。
相場は恐怖のなかに利益があり
楽観や恍惚は、ゆでガエルのように、知らず知らずのうちに焼き尽くされるものである。
安心してエントリーできるポジションこそ、全然安全でなかったりする。
相場の楽観が完全に悲観へと変わり
誰も彼もが戻り売りを狙いだしような
誰もかれもが売りを語りだした時が、底値であるように思う。
現在のポンドについては、まだまだ押し目と考える豚も数多くいると思われ
下落を確信している数の方が少ないとすらいえる。
ここまで押せばもう買い場、というポンドの買い豚はまだまだいるような現在の売り買いがはっきりしないいま、相場が戻ることはまれである。
自分は昨日でポンド買いをあきらめたが
本日においても、なお、買い場と考える豚もまだまだ多いだろう。
自分がポンド売りに転じたことがすでに手遅れなのか、後から振り返り、ここからさらに下落するポンド相場においてはまだ早い決断だったのかは、今後の相場の流れ試打である。
しかし、現在の自分はポンドはまだまだ上がらないように思う。
現在のポンドはさすがに下げすぎているように思う。
普通の人間なら上がると思うような相場で下がる。
しかし、だからこそより下がる。
人間のまっとうな感情を逆なでし、焼き殺すがゆえに
ポンドは殺人通貨と言われるのだとすら思う。
ポンドは普通の人間が普通の感情で取引すれば、殺されるようにできている。
だから、本日もポンドは上がらないし
下手をすれば昨日以上に下げてくる。
自分は本日ポンドを売り持ちしているが
いまでも、ポンドが下がるかどうかは半信半疑である。
テクニカル的には続落を示唆する部分も多いが、
すでに相当下げている。
昔の自分ならこんなところからポンドはまず売らない。
たぶん買っているだろうと思う。
がゆえに、もっと下がる、のだと思う。
ポジション
GBP/USD S 1.30408 1.30249 1.30210
ERU/GBP L 0.85099 0.85153 0.85254
GBP/JPY S 142.693