大敗…

昨日今日で大敗である。

 

ドルカナダは、自分の願いとは裏腹に続伸。

 

昨日の上昇幅に飽き足らず、

その倍以上の上昇を本日かましてくれた。

 

その戻りはかなり力強く

これまで下に破ってきたレンジゾーンを

2つも一気に上に貫くような状況である。

 

ドルカナダは3つ目のレンジゾーンの重要ゾーン

1.3185でようやくいったんは頭打ちとなったが

 

この水準とて、レジスタンスとして機能するかわからないが、さすがにこのゾーンの抵抗帯はかなり強力であるとは思う。

 

なぜなら、このゾーンは、今月の下落過程において、4時間足レベルで三尊をつくり、したに割れたネックラインとなているからだ。

 

ただ、そのネックライン割れから、

過剰なまで下押ししたため

この三尊はすでにターゲットまで下押しする機能を終えてしまっている面もある。

 

これだけの一方的な上昇を強いられると自分もさすがに、損切りを余儀なくされ

証拠金は激減…。

 

コツコツどかんを完全にやってしまい

今年最大の負け額を計上してしまった。

 

5月にユーロ豪ドルでぼろくそに負け

もうそれ以上の負けを作るまいと考えていたが、

まさか10月の最終週に、これだけの大敗を喫することとなるとは…。

 

相場とはかくも残酷である。

 

これまで何度も中期下降チャネルの下限を否定してきた相場は

上限を超えてからは相場が加速し

自身が買いの限界域と考えていた1.3160すら突破していった。

 

だいたい、自分が限界とおもう領域から相場はいつも20pipsくらいは突き進む。

 

下限についても、自分は、1.3057あたりが下限と考えていたが、結局レートは

反発の大底をつけるまでに20pips近く下押しし

1.3040アッパーまで売りが進んだ。

 

そして現在、1.3160が限界とみていた戻り高値においても、

すでに1.3180アッパーまで買いが進み、

自分がイメージする戻り高値から、すでに20pipsを超える誤差が生じている。

 

さすがにここまでの戻りはやりすぎであるとしか思えない。

 

今月のドルカナダの下落過程においては

そこまでカナダドルが買われる理由がないとは思っていたが

 

本日の政策金利発表を通過したいま

ドルカナダがここまで売られる必然性は感じられない。

 

ただ、本日の原油相場は

鋭角な下落を突き進んでおり

これだけのえぐるような下落が起こってしまうと

ドルカナダが買われる意欲もまったく湧きようがないだろう。

 

しかし、今月、あれだけいたぶるように売られ続けていたドルカナダが

いまは不当なまでに買われ続けている。

 

昨日までは、無茶な売りを仕掛けていたモメンタムうじ虫のショートカバーのみだったので、上げ幅もまだ限定的だったが

 

これだけの上昇をされると、

中期の売り建てをしていた豚たちもショートカバーを強いられるのは必然で

 

そのぶん、レートの戻りはえぐくなる。

 

自分は、この中期の豚たちがショートカバーに入ることを最も恐れていたわけだが、

 

週足の高値、1.3130アッパーすら上抜かれるとなれば、

 

中期目線の売り豚もショートカバーに入らざるをえなかったのだろう。

 

1.3180越えは、すでに日足レベルのミドルバンドに迫っており、

このあたりのゾーンは、50日75日移動平均線が密集するエリアで、

ここまで一方的に買い進められるならば

本当に、先週先々週までの売りはなんだったんだ…

という思いしかわかない。

 

さらに、本日のカナダ中銀の政策金利発表になんらサプライズはなく、ここまで徹底的に買い戻される理由がまったく見えない。

 

しかし、現実はショートカバーオンリーで相場が進んでおり、

であるがゆえに、一切の押し目を作ることもなく、

高値張り付きで買い戻しが継続している。

 

大衆のヒステリーが蔓延しているような状況で

先週までの下落トレンドに気をよくした売り豚どもが、調子に乗ってショートポジションを積みまくり

結果、その損切が延々と続いている。

 

だから、こんな過剰なまでのショートは異常だと再三言っていたわけである。

 

が、そんな異常だと思っていたショートに、自分も載せられて、ほぼド底のところからショートを握っていったわけなので、この狂乱の売り豚の無様さをまったく笑えない。

 

自分もその狂乱の売り豚のマーチングバンドに参加してしまっているわけである。

 

とはいえ、自分は先週からドルカナダを買おうとしていたが、

さすがにここまでの戻りは期待しておらず

これだけ異常な戻りを見せていたら、

さすがに売り転換していたであろうと思う。

 

ただ、これも相場、

現在、ドルカナダを売っていたあらゆる売り豚どもが買い戻しを続けているのだから、仕方がない。

 

本日、インサイダーはたしかにいた。

 

カナダ中銀の政策金利発表は予想通り据え置きで

その声明にはなんら、今後の緩和を示唆するものはなかったからだ。

 

しかし、ドルカナダは大きく上昇。

 

結果は織り込み通りの結果で、カナダドルが買われる理由はあっても、売られる理由が見当たらないなかで

テクニカルとモメンタムによってドルカナダは一気に買い戻された。

 

結果が想定通りだったことが、

むしろ、ドルカナダの買い戻しの加速を阻む理由を作れなかったという面もあったのかもしれない。

 

テクニカル的にはドルカナダはさらなる買い戻しを示唆していたわけなので

想定内の結果であるということは、そのモメンタムを阻むサプライズはないかぎり

この買い戻しの圧力を止められるものはなかったといえ、

 

がゆえに、ドルカナダの買い戻した加速した、という面もあったのかもしれない。

 

ドルカナダは中期下方チャネルを上にブレイクし、前日高値を更新、前週足の高値も更新したことで

テクニカル的な損切も次々に誘発し、買いが買いを呼び

レートは、1.3180アッパーまで。

 

あらだけふざけた売りを繰り返し、相場を膠着させてきたわけなので、戻って当然、ともいえる。

 

…と、他人事のように言っているが、そのふざけた売りについに心折れ、そのふざけた売り豚のいちいちんとなり、その罰を受けている自分がいる、というのがなんともやるせない…。

 

ドルカナダの上昇幅はすでに100pipsを超えており

これはドルカナダの平均的な変動幅を考えると、それをしのぐものとなってしまっている。

 

日足ダブルトップを決定ずけていた、ネックライン、1.3130すらも上回ったことで、

中期目線の売り豚たちのショートカバーも誘発した。

 

1.3130、1.3070、1.3057

 

自分が先週、次ぐ次に絶望を覚えたこれらサポートの下抜けが

 

本日はすべてにおいて上抜き、

 

現在のレートは、自分の想定していた戻り高値をはるかに超えたのとなっている。

 

本日のドルカナダは、高値追いも先細ってはきたものの

さしたる売りが入らない。

 

断続的に入り続けるのは買い、

それはおそらく売り豚たちのショートカバーであろう。

 

1.32より上から売っている豚からすれば、どんな日通し高値であっても、ショートカバーすれば利益を確保されることから

高値を更新するたびに、そんな売り豚のショートカバーが入る。

 

これ以上の高値を抜けたら売り持ちを捨てる、という考えでいたとして

次々高値を更新されれば、彼らもショートカバーを余儀なくされる。

 

通常、新規買いで最高値からさらに買っていくということをするものはいない。

高値掴みとなってしまうからだ。

 

しかし、損切りやショートカバーの場合は違う。

最高値での買い戻しを余儀なくされる。

 

こうした最高値からさらに買ってくる(損切やショートカバー)豚がいるわけなので、

高値はさらに追われる。

 

こ緩く押せば、そこにはにわかの買い豚が新規の買いを入れる。

 

それによってまたするすると相場が上に戻れば、売り豚のショートカバーや損切りでさらに高値が更新される。

 

現在の相場に新規売り豚の姿はなく

ここからの反落を望むなら

こういう戻り相場で下値を守る、新規の買い豚の損切りを誘発する他ない。

 

それによってまたレートが上に更新され

次なる売り豚もショートカバー

 

売り豚どもが、今月、いかに無理に無理を重ねた売りをしていたのかを相場が実証しているような状況である。

 

この転換が、昨日から始まり

自分がドルカナダの買いをあきらめたのがその1日前の一昨日だった、ということが

 

先週半ばから、自分は相場の神に見捨てられていた、ということを思い知らされる夜となった。

 

現在の上昇は自分が好きではないが、

エリオット波動理論からみても

明らかな第3波となり

その信者たちは買いに群がるであろうし

売り豚の信者もその波動を恐れて損切を強いられていることだろう。

 

おそらく、インサイダーどもはドルカナダの売りを見立てていたのだろうが、

ただただモメンタムでショートカバーが続く相場に、そんな売り豚どもも値を上げて損切を余儀なくされたのだと思う。

 

ということで、先週からのドルカナダ売り仕掛け相場は、すべて否定され

現状、年初来安値を大底にした、

巨大なレンジがあらためて規定されるような状況になってしまったのがいまであう。

 

先週、自分があれだけドルカナダを買い続けても、売りばかりを繰り返していた豚どもも

損切りを余儀なくされ

先週の売り豚たちもすべて焼き尽くされる上昇である。

 

こんなに戻ってしまうなら

年初来安値を更新するまで買いをあきらめなければよかった…と思っても後の祭りである。

 

年初来安値を破った場合、その下にはさしたるサポートはなくなり、底なしの恐怖があった。

 

テクニカル的な買いの根拠はいくつかあったが、

やはりあれだけの売り攻勢を見せつけられると

値幅の問題ではなく、買い向かう勇気がわかなかった。

 

日々の値幅は小さいながら

10営業日以上も陰線を作り続ける相場に抗い続けるのも、かなりの胆力がいるのである。

 

本日は、日足ダブルトップを決定づけたネックライン、1.3130も大幅に上回り、さすがに自分も損切を余儀なくされた。

 

ただし、全ポジションは損切りしていない。

 

とはいえ、確定損失額は、昨日の負けをはるかに上回る額である。

 

先週からおとといまで、あれだけドルカナダの買いで失敗したのに

昨日から売りに転じたとたん、それまでのドルカナダ買いの負けがかわいくなるレベルで、滅茶苦茶に負けてしまった。

 

現在の含み損を合わせると、今月の収益をこの2日でほぼすべて飛ばしてしまっている状況で

 

今月これまでがんばってきて積み上げた収益はなんだったんだ…という虚しさがわいてくる。

 

やはり先週から、今週初めまでの

需給の健全性を明らかに無視した、継続的な売りは、ドルカナダの相場において、

相当に偏った売りポジションを固めていたということで

それが、昨日今日で、今度こそ焼き尽くされたといえるだろう。

 

いま負けておいていうのもなんだが、

こういう戻りがあることが、本来の健全な相場である。

 

やがてこうなると思っていたので、今週初めまでドルカナダを必死に買っていたわけで、

結局、心折れて売りに転じた昨日が、この常軌を逸した売りポジションの積み上げの極の極だった、

ということである。

 

しかし、相場は常に過剰なまでに動きすぎるところがある。

 

たしかに先週までの相場は異常な売りであった。

ビッドベースで見た時に10営業日連続で陰線を作って下げてきたドルカナダは明らかにまともではなかった。

 

ではほとんどの売り豚が一掃されたドルカナダは、今後、戻りを継続させるのか、というと、

 

今度は、昨日今日のドルカナダの買いも一方的過ぎる、と思える。

 

昨日今日の戻りで、

ドルカナダは下落の天井から昨日の大底までをフィボナッチで結んだ時、

すでに38.2%戻しを超えている。

 

まだ38.2%戻りなので、

戻りとしては、異常すぎる戻りではない。

 

しかし、その速度が異常すぎる。

 

ドルカナダの下落トレンドは、

およそ15営業日にわたって続いていた。

 

それが昨日今日という2日間だけで

その下落幅の38.2%戻しまで戻っているのである。

 

その速度はあまりにも急すぎていて

今度は、買いの過熱感がかなりのものとなっていしまっている。

 

ドルカナダは今月、1.3340から上をトップとした日足のダブルトップのネックライン、1.33130アッパーを割りこみ、下に下落してきた。

 

中期目線では、戻りからレンジに移行した相場から下げに転じたわけである。

 

もちろん、以前にも述べたが、日足ダブルトップか完成から下値ターゲットを見た時、

低い高値、1.3340から計っても、

ほぼ1.300を割りこむことになり、年初来安値すら更新する。

 

ドルカナダの下落はポンドの暴騰に引きずられて生じたもので、ドルカナダの要因からではない。

 

それでありながら、ドルカナダがテクニカル的に年初来安値を更新するほどの下落をする、

ということに違和感はあった。

 

だからこそ、自分はドルカナダを買い続けていたわけだが、

 

だからといって、昨日今日とたった2日で

15日にもわたった下げ幅の38.2%戻しを超え、

さらには、

その中期ネックラインを下から上に貫く戻りを見せるなど

 

売り豚どもも反省がすぎるのではないか。

 

たしかに、2週間もかけて

延々下を追い続け、それにあらがう買い豚が一切現れない、というのも異常な状況ではあった。

 

いや、現れはしたが、それらもことごとくモメンタムの売り豚たちに殺され続けてきた。

 

その継続的な売りについても、異常このうえないものではあったが、

 

本日の戻りはあまりにも過剰すぎる。

 

現在、自分のポジションは、昨日のポジションをほぼ半分損切りしたのち、1.3150から上で売り上がっている。

 

本日の新規売り持ちと

昨日からの残存する売り持ちの値幅は60pips以上あるという状況である。

 

いまだ捨てていない、1.3050あたりのショートなど、本日、すでに100pips以上踏みあげられている。

 

負けるときは握力があるため、100pips以上の含み損を簡単に持っているが

 

100pipsの利益を取ることが、どれほど大変か…。

 

誰に文句を言える話ではなく

すべては自分の決定によってもたらされた状況であるが

 

右往左往する大衆の濁流に飲み込まれてしまった、と自分に言い聞かせるほかない。

 

現在の売りポジションも、どこかのタイミングで手放したほうが賢明であるようにも思えるが

 

2つの理由で、これらショートはまだ保有している。

 

まずはテクニカル的な理由から、買いの過熱感があり、どこかで失速するとまだ考えていること。

 

もう1つが、その失速の最大の契機となりうつFOMCを直近に控えていること。

 

昨日今日はドルカナダにつかまり

ドル円はなにもできない状況であるが

ドル円は下落準備を整えているように思え

FOMCの結果を受けて、大きく下落するのではないか思っている。

 

ここでドルの下落がリスクオフの円買いからもたらされるとすれば、ドルカナダについてはいよいよ詰みである。

 

リスクオフ相場において、ドルカナダは上昇しやすいからだ。

 

しかし、これがドル売りによる下落である場合は状況が異なる。

 

純然たるドル売り相場である場合、

 

ドルカナダもドル売りから下落する。

 

 

これが自分のドルカナダショートを持つ、ほぼ最後のチャンスで、

ここでしくじった場合は、

もう自分のドルカナダショートも、いよいよ完全にあきらめる準備にはいらないとだめかもしれない。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.31836 1.31820 1.31734 1.31713 1.31709 1.31525 1.30959  1.30657 1.30655 1.30655 1.30651   1.30570 1.30560  1.30554 1.30552 1.30531 1.30518 1.30510 1.30509 1.30508 1.30501 1.30500