本日のロンドンは通常運転…がドル円は、結果的に上昇トレンド完成…まずいか。ドル円またも売り上がり

ここのところ、毎回毎回同じパターンである。

 

昨日はドル円買い下がり続けて

本日はドル円を売り上がり続けている。

 

毎度毎度、ロンアニどもが狙う方向と逆にばかりいっているということで、

まあ、野獣どもとシンクロする感性でないということをよしとする、というぐらいしか、本日については、いいところがない。

 

本日こそどこかで上げ止まると思っていたドル円が、昨日の東京勢がよだれを垂らして買い持ちしていた107.40あたりにまでほぼ全戻しのような形で戻ってくるとは思ってもみなかった。

 

これは、米株先物が、昨日の下げをほぼすべて打ち消す上げを見せていることから、それに呼応した形だと思うが、

 

米株の現在も、ほんとたいがい投機的なバブルである。

 

米株もいつか暴落の日が来るとは思うが

下がる下がるといいながら、10年以上持ちこたえている。

 

この異常な株高でも買いまくっている豚どもがいるということで、

いつくるかもわからない暴落だが

この高値圏でも買い続ける欲にまみれた豚たちが、いつか起こる暴落における戦犯たちとなるのであろう。

 

こうした強欲のために、

いつか実体経済が多きく痛み

こんな強欲どもを救済するためにまた公的資金が注入されるのかと思うと、暗澹たる気持ちになるが

いま嬉々として株を買う連中は、

そんな未来など予想すらしていないように思える。

 

利益はさんざん貪りながら、大きな損失を食らった場合は救済というは、

大口機関投資家にとっては、無敵なゲームようなものである。

 

これら大豚どもをもし将来救済せねばならないようなことがあれば、

役員、各トレーダー含め、それまでに蓄財した給与報酬他の私財をすべて没収、もしくは労務刑などを課して監獄にぶち込む、などをしたうえで、その手当をしてほしい、とは思うが

 

それもおそらくほぼ確実にないだろう。

 

だからこそ、グリードどもは大きなリスクを取ってのマネーゲームを繰り返すのであろうと思う。

 

もしそうした多大なペナルティーが各機関投資家投資銀行に課されていたとすれば、おそらく米株が史上最高値を更新し続けるような、狂気的なバブルはなかったとは思う。

 

それはともかく、本日の相場であるが、

本日のロンドン序盤は、ユーロドル、ポンドドルの上昇と相関してドル円が上昇する、という、いわば、通常運行であった。

 

これが本来の欧州時間の形で

ロンドン時間でありながら、ドル主体のドル売り相場になっていた昨日は、完全にロンアニが東京刈りをするための仕掛けドル売りであったことが、現レートをみるかぎり確定した。

 

ほんと…ロンアニという生き物は、獣である。

 

昨日のドル円の下落に対しては、ユーロ円、ポンド円の下落の円高にひきずられたドル円下落、だとの分析もあるが、昨日のチャートフォーメーションを見る限り、ドル円は独自的な下落を見せており、その結果、テクニカル的なサポートが割れて下落が加速した面がある。

 

その意味で、むしろ、昨日のロンドンは、ドル円の下落の方が主であったように見ている。

 

つまり、ロンアニはドル円ロングを刈るために、ドル円を主体的に売ったのであろうと、個人的には思っている。

 

そんなこんなで本日のドル円であるが

昨日、自分が考えていたターゲット107.20には結局到達し、むしろ、現状ではそれをさらに上回っている。

 

昨日の東京時間にエントリーした107.40あたりからのドル円ショートは、107.20アンダーで利食いした後、106.80まで下落が進み

NY時間に106.90~107でエントリーしたロングは、107.10あたりで利食いしたところで、本日は、結局、107.40アンダーまで。

 

自分がもうないと思ったところから、30~40pips先まで伸びているのだから、とにかく利食いが早すぎる。

 

そして本日はドル円売りで、これがドル買いの続伸から、踏まれまくっているという状況である。

 

ロンドン序盤で107.20アンダーから打診でショートでエントリーしたドル円は、結局、107.40アンダーまで売り上がる結果となってしまい、現在にでは、またもショートポジションでぱんぱんnなって、現在に至る。

 

東京勢が滞留を望んでいた107.40ゾーンにほぼつら合わせするところまで上昇しており

107.30を超えて完成した短期アップトレンドは強し、という感じである。

 

ロンドン市場のドル円は、ポンドの動きに振り回されることころがあるが、

本日のポンドは最初は堅調で

17時過ぎ現在、売りの損切りを巻き込みながらか、上値を伸ばしていった。

 

そこからはまたずぶずぶと下押ししていったのだが、このポンド高の連れ高に引きずられた(ポンド買い円売り、の円売りでのドル円上昇)ドル円は、前夜のNY戻り高値107.30を瓢箪から駒で超える結果となり、これがにわかの買い豚を吸引する引力となってしまったようだ。

 

結果として、107.25あたりを足場として、にわかの買いがさらに群がり、レートは107.40に迫るまでの上昇である。

 

昨日の東京勢で、106.80までの押しにも耐えてロングを握り続けていたら、もとまで戻ってきてくれた、という感じである。

 

となれば、昨日からのロングを握って耐えていた東京勢からはやれやれの売りがでてもおかしくはないが、この売りをにわかの買い豚が喜んで吸収することで、値が下がらない、という状況で、ドル円は107.40アラウンドの高値圏にとどまったままでいる。

 

昨日の東京時間を再現するような状況にあるのが、ロンドン中盤である。

 

ただ、107.40タッチすると、売りも出てくるようで、あるていどは下には押される。

 

ドル円の戻りを欧州時間ならではの圧力で援護するように上昇してたポンドドルは、1.23に届くことができず、そこから一気に下押しし、一気に90pipsあまり下押ししたが

ポンドドル上昇にはついていっていたドル円ながら、このポンドドルの下落にはついていかない。

 

ドル円が最初上昇のエネルギーとしたポンド高でというハシゴは外された状況ではあるものの

 

ポンド高という補助輪によって、テクニカルな節目を抜けたドル円は、補助輪を失ったあとでも、ドル円独自として下値を守っている。

 

幼児が補助輪でしか自転車が運転できなかったのに、いまでは補助輪がなくても運転できて、勝手にサイクリングをはじめた、

というような感じで現状も底堅く粘るドル円である。

 

 

欧州通貨とのからみでドル円を見ると、欧州塚が上げようが下げようが上げてくる本日のドル円に、売りで入る自分のポジションはなんとも分が悪いが、

ドル円のみでみたときには、やはりいまは戻り売りの売り場にみているのが現状である。

 

一時、107.40に迫るまで上昇したときは、さすがに焦ったが、

30分足ではいったん上ヒゲを完成し

107.40からは売り圧力がまだ健在であることがわかる。

 

ただ、その後、1時間足の形成では、そのまま下押さず、1時間足では下ヒゲ完成とはならなかった。

 

そこからは、30分足の上ヒゲをすべて回収し、さらに日通し高値更新。

 

ドル円の買い圧力がとにかく異常である。

 

現在は、107.40から待ち構えている中期の売り豚に、ロンドン参入のにわかの買い豚が挑んでいる最中で、なかなか予断を許さない状況ではあるが、

 

中期の売り豚の供給と短期の買い豚の需要では、中期の売り豚の方が分があるように思っているため、ドル円は引き続きショートは保持してはいるが、ここまでドル円底堅いとなると、本日については不安しか覚えない。

 

昨日は106.80割れまで執拗に狙われ続けてドル円売りだが、本日は執拗なまでに107.40越えが狙われ続けている。

 

欧州通貨高の連れ高で漁夫の利を得たドル円の上昇を、ロンドン時間でいかに耐えきるか、というのが、本日のロンドン時間であり、本日もしんどい踏み上げを耐える状況が続く。

 

米債利回りは、すでに昨日の高値を超えている状況で、これもまたドル円売りをかなり不安にさせる状況である。

 

ただ、繰り返しとなるが、ドル円の上昇をけん引してきたポンドドル、ユーロドルの上昇はすでに崩れはじめており、欧州通貨高を手掛かりとしたドル円は上値を追うことは難しいように思えるが、NY時間に入ってくると、欧州通貨相場がドル相場に移ることになり、このままのドルストレートが下落した場合、これがドル買いに派生するというリスクはかなり警戒している。

 

それよりもやはりもっともうっとうしいのが米債利回りの上昇で

ドル円は、米債利回り円、と同等のようなところもあるので、米債利回りさえ上昇をやめなければ、その他あらゆる市場がドル売りの圧力をかけようとも、ドル円の上昇は収まらないところがある。

 

その意味で、ドル円の反落を願うよりは、まずは上昇を止めない米債利回りの反落を願わないことには、ドル円の下落は望めないのがいまである。

 

ロンドン序盤、ドル円が上昇したときは、

米債利回り米株先物の上昇のみならず、

ユーロドル、ポンドドルなどの欧州通貨高の上昇にともなう、ポンド円、ユーロ円などの円売りの結果であると思うが(まあ、これらの上昇こそ、米株先物の上昇がもたらすリスクオン状況であるが…)

 

テクニカル的にドル円だけを見ると、ドル円がクリティカルゾーンを抜けたあとは

今後はポンドドル、ユーロドルの下落において、

クロス円がらみの流れを無視しして、これらドルストレート通貨におけるドル買いを採用して、ドル円の上昇継続、というのも、いかにもご都合主義なドル円だけが利する動きをしているのが現状である。

 

まあ、そういういいところどりばかりしたり(逆に悪いところ取りする場合もある)して、その他通貨ペアとは全く異なる独自の動きを見せるから、自分はドル円を幻通貨を名付けているわけだが、そんなドル円の奇跡?を本日も起こすようなら、自分のドル円ショートも、さすがに本日はジ・エンドにはなる。

 

本日の東京勢は、昨日に懲りずドル円買いをしてきたが、本日のロンアニは東京を刈ることをせず、むしろ、東京勢の買いに利益をもたらす高値追いをしてくれた。

 

本日の東京勢の買いは、またも昨日のNY勢のドル買いの追随にはすぎないが、

クローズ間際の深めの押しのところからの買いに入ったことで、昨夜のNYの反発がアップトレンドはじまりとみれば、絶好の押し目買いとなり、の昨日の深押し106.80はそのトレンドの起点ともなるわけで、昨日ほど無理目なロングとはいえない。

 

むしろ、ロンアニが刈るには、ロンアニ自体が焼かれかねないリスキーなセーフィティゾーンで東京勢は買って行ったように見える。

 

その意味で、昨日の東京勢のドル円買いは、スケベロングの間抜けなトレーディングであったと思うが、本日の東京勢のドル円買いは、トレンドフォロー的なそんなよこしまなトレーディングではなく、むしろセオリーに近い教科書的なきれいなロングであったと思う。

 

自分は東京勢をいつもけちょんけちょんにけなすことが多いが、相場が上がるか下がるかの2択のゲームであるとするなら、東京勢も当たることはある。

 

さすがにパーフェクトに外すようなら、むしろ、東京勢は逆に天才であり、その逆をすべていけばあっというまに億万長者ということになるのだ。

 

もちろん、東京勢はそんなパーフェクトな曲がり屋ではない。時々は当たる。

 

8割がたはバカ丸出しのトレードだが、残りの2割はまともなトレードをするのである。

 

そんな2割にはいるようなトレーディングが、本日の東京勢の買いであったと思う。

 

だから、本日の東京時間は参入を見送ったわけだが、まさかロンドン市場に入ってすら、ロンアニが東京勢に利益をもたらすドル円買いを続けるとは思わなかった。

 

ロンアニが本日の東京勢を売りで刈るには、昨夜のNY勢の買い領域にも突っ込んでいかねばならず

東京を刈りたいという本能だけではさすがにロンアニも動かなかった。

さすがに、ロンアニも完全な動物ではなく、ちゃんと考える知性はあるのである。

 

もしロンアニが現状の短期アップトレンドの状況下にあって、東京勢を刈るには

よほどのリスクオフ材料が必要となる。

 

しかし、本日のロンドン序盤は、米株先物、米債利回りともに堅調に推移しており

これではロンアニもドル円の売り仕掛けはできず、結果、ロンアニはドル円売りで東京勢を刈ることは選ばなかった。

 

結局、本日のロンアニは、ドル円をほぼ無視して、その他通貨での投機に勤しんでいたのだろう。

ただ、結果として、各通貨ペアとの相関のからみでドル円は上値追いをしてしまい

結果的に、ロンアニがドル円を無視したがゆえに、ドル円は底堅く、東京勢のロングは大いに助けられる、という結果になったのであろうと思っている。

 

ただ、欧州通貨高の連れ高、米株先物の堅調さ、とった要因からドル円が買われているとはいえ

ドル円そのものの現在のレートは、戻り高値としてかなりの限界域にあり

これを突破するためには、ドルそのものの好材料が必要となる。

 

いまドル高を牽引する最も大きな材料は、米中貿易問題やFOMCの金融政策がらみの材料であるが

 

それらがロンドン時間に出てくる可能性が低いことを考えると

欧州通貨高や米株先物高のみで

現在の高値圏を高値圏としないブレイクアウトをするにはやはり力不足の感は否めない。

 

ブレイクアウトが起これば、これまでの高値圏はもはや高値圏ではなくなる。

 

ドル円が上値を伸ばすブレイクアウトの起点と自分が見ているのは、107.45オーバー。

この水準を明確に上抜けるようなら、レジスタンスがサポートに入れ替わる、いわゆる、ロールリバーサルが完成し、

ドル円は上値をさらに追う形となり、自分もドル円についてはさすがに上目線で考えざるをえなくなる。

 

ブレイクアウトはレンジを上に拡張するということで、

これまでのレンジの高値は、サポートとなり、

トレンド相場においては、押し安値、むしろ安値圏となってしまうのがゆえ、そこまで上値を伸ばしてしまうと、もう売りからは当分入れない。

 

そんなデリケートな局面にあるのがいまだと思っているが、しばらくドル円を無視していたロンアニながら、そうしたデリケートゾーンに突入し↓となっては、ロンアニもロンドン時間の間に単独で、その転換を狙おうと本腰を入れ始めたように見える。

 

ドル円は売りが秩序だったレートから行われているのに対して、買いはどこからでも入っている段階で、現在、勢いがあるのは明らかに買い豚である。

 

それもそのはずで、現在、ドル円はかなりの高値圏のピーク状況にあり、ここを一気に上抜けさせないことには、いまの買い豚どもは、最悪の高値掴みをすることになるため、それを間抜けな高値掴みとしないためには、とめどない買いを続け、なんとかこの領域から上にブレイクアウトさせたいのである。

 

ロンドン序盤の為替相場は、ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなど、ドルストレート通貨がことごとく上昇気味で、これらドルストレート高の相対として、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円などから円が売られる円売り、という

いわゆるドル売り円売りのリスクオン相場の様相を呈していたが

 

それは米株先物が一方的なまでの上昇を続けているからである。この買い圧力は日本株先物にも派生しており、本日の日本株先物の上昇は、米株先物の上昇にけん引され、現状、本日の下げ幅をすべて打ち消すほどの上昇を見せている。

 

ロンドン序盤は、欧州通貨がメインで見られていたため

ドル円は、全体からみればサブに置かれた状況であったが、その流れからドル円がテクニカルポイントを抜けてしまったことから、

ドル円が徐々にマークされはじめてはいる。

 

ただ、ドル円がここからぐいぐい高値を追っていくイメージは個人的にはまだない。

 

それはやはり、107.40から上が強烈なレジスタンスとして意識されているように見えるからである。

 

米株先物が一方的な上昇を見せ、日本株先物も堅調な流れのなか、それでもドル円が107.40を超えられないということは、この株高の買い圧力にあってすら、やはり107.40は強い、ということである。

 

現状の米債利回り高と株高のコンボは、さすがにドル売りというのは相関から外れるため、市場もドル円を買わざるを得ない流れとはなっているが、

米株の戻りが頭打ちとなったとき、このドル円の上昇圧力は消える、とは考えている。

 

現状のリスクオン相場でドル円が下値を追うということは、さすがに無理があるが、少なくともこれ以上の上昇が考えにくい現状では、ドル円は戻り高値圏でのレンジ状況がロンドン市場の動きではないかと思う。

 

とはいえ、ロンドンの買い上げによって

短期的には、昨夜深夜の戻り高値を更新したことで

106.80、107.30、106.90、107.39、107.35、107.43と…

短期アップトレンドを完成させてしまった。

 

最初はNYの直近高値をわずか1pipsほどの更新ではあったが

そこでダウ理論的には確かに完成はした短期アップトレンドのトレンドの完成を目ざとくみつけたにわかの買い豚が買いに群がり、ドル円は異様な底堅さを止めない。

 

現在の短期アップトレンドの状況下では、ダウ理論を信仰するチャーチストからすれば、買い場を探すような状況で

下げてきても旺盛な押し目買いが入ってくるのである。

 

テクニカル分析を正しくやれるとすれば、いま短期的には決して売り場ではない。

ここでドル円を売るとすれば、上昇圧力や含み損を引き受けたうえで、切られること覚悟で確信犯で売るというのみである。

 

ぱっとみの値ごろ感で売っているとすれば、今回、勝てたとしても、次には大敗することになるだろう。

 

以上を総合すると、現状のドル円売りはちょっとやばい、ということになるがゆえ

ここからは人の気質にたよるしかない。

 

ここでいう人の気質、とはロンアニどもの気質である。

 

ロンアニは言わずと知れた、クズどもである。

 

こいつらが、自ら完成させたアップトレンドに準じた買い上がりを見せるかというと、はなはだ信用できない。

 

アップトレンドの完成は直近高値からわずか1pipsていどの更新から、明確な更新107.43まで上昇したが

この再度の上昇ははたしてロンアニどもの仕業なのか疑問が残る。

これは、チャーチストたるにわかの買い豚による買いのみだけなのではないか…。

となると、ロンアニは、むしろ、ここで買ってはおらず、高値ブレイクを利食い場とするなり、売りを入れている可能性すらあるように思っている。

 

ロンアニが買い圧力のなかに参加していないとなると、

現在のドル円の上昇はダマシとなるのではないかとすら思っている。

 

現状のドル円の上昇がダマシであるとかどうかの分水嶺は、107.10を切るかどうかで

ここが割れれば、現状のドル円の上昇はダマシであった可能性が高くなり、ロンアニは、107.30越え以降、買いではいっさい参加しておらず、むしろ利食いや新規の売りで参入している可能性が高まる。

 

現在は、短期的にアップトレンドを完成させたのみならず、短期的な三角持ち合いも上抜けている状況で、にわかの買い豚がかなり集まってきている状況であろう。

 

テクニカルが読めるまっとうな感覚なら、ここは買いがセオリーである。

もちろん、上位足の状況は無視した場合、という注釈が入る。

 

現在のドル円は、1時間足までを見れば、明確なアップトレンド

4時間足を見た場合は下落トレンドからの転換を示唆している。

 

ただし、日足以上で見た時は、いまだダウントレンドとなり、戻り高値まではまだ距離がある。

 

が、この戻り高値までの距離があるということは、日足レベルで逆張りであっても

その戻り高値の位置までは、まだまだ上値余地があるということである。

 

日足レベルで見た戻り高値は、108.50あたりまであり、日足レベルで逆張りの買いとはなっても

綾狙いで、そこまでは狙えてしまうということである。

 

総合すると、現在のドル円売りはかなり危うく

107.40アッパーからの売り圧力1点のみに期待せざるをえない状況ではあるが、

そこまではショートは続けるつもりである。

 

東京時間から延々とドル円が買われているという状況はかなり買い持ちに傾きつつある状況で、これがいったん下押しすれば、にわかの買い豚は脱兎ごとく逃げていくだろう。逃げるというか、損切りがかなり誘発される可能性が高まるが、現在のドル円は107.35すら割れない。

 

毎日毎日、こんな調子でNY時間を迎えざるを得ないことにはもう危うさしか感じないが、

そんな相場が現在の、いや普遍的な為替相場の現実だと思い、本日はドル円のショートを耐えていこうとは思っている。

 

 

しかし、ロンドン序盤、107.10アッパーまで押したまではよかったが、そこからの急ターンには参った…。

 

売り豚どもは、107.20をよもや超えるとは思っていなかったのだろう。自分もそうだった。

 

そこを一部の目ざといグリードが大量買いを打ち込んできた。

 

自分ならずとも、損切りしまくる(されまくる)はずである。

 

この突然の上昇の瞬間、間が悪いことに

自分はチャートから目を離していた。

 

自分が目を離す前のドル円は、107.15を下回っており、すべてのショートポジションが含み益だったのである。

 

16:25以降のものの5分も経たないうちに20pips近くも一気に上昇されたのだから

完全に損切が狙われたのだろう。

 

為替相場は、:20、:50を過ぎたあたりから

いきなり大量の仕掛けが入ってくることが多い。

 

このタイミングは、5分足、15分足、30分足、1時間足といった、ほとんどの短期足の形が決まる間際で、このあたりで大量の売り買いを持ち込むことで、グリードどもは自らの望む迷彩がチャートに作れるからであろうと思う。

 

今回のケースもそうで

16:25から大量の買いを持ち込むことで

ドル円はその直前の小幅レンジの上限をわずかに抜いた、107.20アンダーで16:30を迎えた。

 

そこから、レンジ抜けとみたにわかの買い豚も参加したところで、ロンアニも一気に買いをぶつけ16:30から一気に買い圧力が上昇

さらに10pips上げて、107.30タッチまで相場が上昇し、わずかながらでも高値更新でのアップトレンド完成。

 

わずかでもいいのである、とにかくアップトレンドを完成させさえすれば、にわかの買い豚どもは、自分から寄ってきてくれる。

 

案の定、トレードチャンスに飢えたにわかの豚が注目をはじめ、107.25あたり浅めの押しですらにわかの買い豚の圧力が入り、ドル円はさらに107.40アンダーまでも上昇。

 

そこからは買い豚がとにかく買いの機会をうかがいまくるという強気レンジとなり、ドル円は一時107.40を抜いて、107.43まdせ。

 

で、ここで自分が注目しているのは、この買いで加熱した107.25から107.40アンダーまでの上昇過程において、ロンアニの新規買いがあったか、というところである。

 

自分はなかったと考えている。

 

むしろ、ロンアニは、この上昇を利食い場としたように思っている。

 

しかしながら、めげないロンアニの執着にはいつも感心させられる。

 

昨日、106.80まで売りまくって、それが午前0時に損切りされ売りがすべて吹き飛ばされたとなった本日、今度は、買い方針にいきなり転換し、本日はドル円を買っている。

 

そして、にわかの買い豚を吸引する短期アップトレンドを完成させた。

 

もしこれが失敗に終わっていたら、明日は売りなのだろう。

 

ロンアニはトレンド完成を狙い、何度も方針を転換し、買った翌日でも平気で売り転換し、売った翌日でも買い転換する。

 

この相場においてなんの信念も持たず、ただただ、モメンタム合わせて、その方向をいつでも真逆に向けていく、という心ないさまは、為替トレードにおいて、きわめて参考になる、相場の向き合い方である。

 

為替相場に信念は不要である。

 

いくら上昇を神に願っても、命を懸けていても

相場は下がるときはどこまでも下がるし、

神を冒涜しようが、犯罪者であろうが

相場が上がるときはどこまでも上がる。

 

これを自分はユーロ豪ドルによって思い知らされたが、

 

とはいえ、自分はユーロ豪ドルは、死んでも買いたくないほど憎んでいる。

 

まあ、それほどまでにユーロ豪ドルについては、憎しみが深い、ということであり、ユーロ豪ドルには暴落という信念が根強い。

 

だから、ユーロ豪ドルについては、なかなかエントリーに慎重になっているし、次にエントリーチャンスがあれば、全力のフルレバレッジで売りたいと思っている。

 

ただ、いまはユーロ豪ドルの売り場とは考えていない。

なぜなら、ドル円が下がると思っているからである。

 

ドル円が下がるとき、ユーロ豪ドルは下がらない。

 

だから、ユーロ豪ドルについては本日も見送らざるを得ない。

 

これだけ長々記述して、最後にドル円となんの関係もない、ユーロ豪ドルの話になってしまった。

 

ポジション

USD/JPY  S 107.431 107.415 107.405 107.399 107.398 107.390 107.353 107.345 107.291 107.289 107.281 107.287 107.268 107.168 107.167 107.153