午前0時寸前、NY勢の買い仕掛けでロンアニどもが大量に焼かれたところでドル円ロングの利食いを繰り返し大部分を決済。ユーロドルも利食いでスクエア。最終的にはドル円ロングもすべて利食いして、すべてスクエアに

午前0時になる寸前、ドル円は107円をいきなり突破。

 

多くのポジションが含み損にさらされ真っ赤ぎみになっていた、自分のドル円のロングポジションが、一気にすべて含み益にかわった。

 

初速の上昇は107.15あたりまで

今回のドル円のロングの最初のターゲットを自分は107.20あたりにおいていたが、

そこに届くこともなく一気に切り返してきたため

手動でドル円のロングを大半を利食いした。

 

ロンアニの売り仕掛けのポジションが大量に損切されての値段の跳ねだと思うが、

損切りをともなった急騰では値が乱高下するため

手動でひとつひとつ利食いしていくと

各ポジションは107.05~10あたりのゾーンでの利食いとなった。

 

USD/JPY  L 107.064 107.059 107.054 107.041 107.030 107.029 107.021 107.020 106.980 106.978 106.977 106.949 → 107.05~107.10 利食い

 

とりあえず、めちゃくちゃに積んでいたロングのうち大半を利食いし、ここからのポジションはかなり楽になった。

 

ロンドンのゾーンが上に抜かれるということは、

結局、ロンドン時間のドル円の下げは

東京勢のロングをすべて刈るための

ロンアニの仕掛けだったにすぎない可能性が高くなってきた。

 

腰の座っていない短期ポジションがゆえに

107を抜けただけで、15pips以上も値が跳ねているのだから、

ロンアニの本日の投機ショートは、損失覚悟の無理目の売り玉が多かったのだろう。

 

ロンドン時間は 

米株先物の低下や、米債利回りの低下、米中問題に類する投資規制がどうの、貿易交渉の合意がどうの、ブレグジット問題がどうのこうのなどなど、

 

まあ、ドル売りが進むにつれて、各アナライザーがもっともらしい御託を並べていたが、すべてノイズである。

 

あたかもファンダメンタルズ的な要因でドル円が売られている、というようなヘッドラインがロンドン時間に数々流れたのは、すべて後付けで、本日については、要するにロンアニが東京勢を喰らいに来た、というだけである。

 

ドル円の本当に重要な大きな相場変動要因が

東京時間にいっさいの兆しもなく

ロンドン時間になって突然発生すること自体がやはり不自然すぎた。

 

0時あたりには、ユーロドルも1.0950を割れたが下値が硬そうに小反発。

 

1.0950割れのあたり、1.0945あたりまでは、

ユーロドルが現在の戻り試しの過程で破ってきた

中期下方チャネルラインの上辺部分に戻ってきてぶつかるところになる。

ここを一気に下に突っ切ればホールドも考えたが、やはりここでは買い需要もあるようだったので、

 

これ以上の下押しはもう狙うことはやめ。ここでユーロドルはすべて利食いし、スクエアにした。

 

EUR/USD  S 1.09885 → 1.0948 利食い

 

50 pipsほど取れたので、もう本日はこれで十分である。

 

その後、ユーロドルは、上方チャネルを突き刺し1.0945あたりまで下押ししているが、

ここからどうなるかは、NY相場を終えてのまた明日考えたいと思う。

 

このままユーロドルが下に突っ切るようなら、利益取り逃しとはなるが、

今日はもう十分で、利食い千人力と考えておきたい。

 

0時を過ぎて、しばらく底堅そうに動くドル円なれど、ドル円が初動の107.16あたりの戻り高値を超えられないそうもない。

ということで、107.16にできるだけ近づいたところで、ドル円をさらに利食い

 

USD/JPY  L 106.948 106.925 106.908 106.903 106.853 106.848 106.839 → 107.13 利食い

 

 

まあ、107.20を割れている段階で

東京勢のロングは十分に損切され、下げの燃料は尽きていたはずで

 

そこからの売りはにわかショートの強引な売り重ねで、ショートがかなり溜まっていたのだろうと思う。

 

その売り豚どもも、今度はNYで上に刈られて東京時間0時の日をまたぐ。

 

ここで本日の動きを振り返ると

 

107.40~20あたりは、東京勢の買いのゾーンで、これはロンアニに下に刈られた。

106.80~107.00あたりは、ロンアニどもの売りのゾーンで、それはNY勢に上に刈られた。

 

で、いまのレートは107.10前後だが

 

このレートは、東京勢の買いゾーンでも、ロンアニどもの売りゾーンでもない真空のようなゾーンである、この107.00~20あたりのゾーンは

今後、上にも下にもいきそうな状況である。

 

ということで、最後に残したポジションもやはりここで利食いすることにした。

 

USD/JPY  L 106.838 → 107.08

 

これにてスクエア。

 

本日もなんだか右往左往して危ない局面もあったが

 

展開をざっくり振り返ると

 

東京のゾーンで売り、ロンドンのゾーンで買いと

各市場の超過価格域でうまく逆張りがワークできたかと思う。

 

ドル円が本日、107.30越えまで再度突き進み、ロングをそこまで握り、そのあたりで全決裁できていれば、自分もかなりの凄腕と自画自賛できたところだが、やはりそこまでの技量も握力も自分にはない。

 

いまの107.00~107.20の真空ゾーンは、上にも下にも進む可能性があるゾーンなので

ここからは上がっても下がっても、運みたいなものではないか、と思っている。

 

ということで、このゾーンでもうドル円をノーポジションとできたことは、われながよくできたかな、と思う。

 

結局、ロンドン時間からのドル円ロングの利幅は結局、平均すれば10~20pipsほどで、最大取れた利幅も30pips弱とはなるが

 

ポジション量は自分的にはかなりの量で張っていたので、本日は久しぶりにけっこうしっかり利益が取れた。

 

8月1日のたった1日でドル円が2円一方的に落ちたような相場が本日起こり、ユーロドルが1.1100越え、ドル円が107.80を割れるよう事態となっていたら、全損になり大敗していたところだが、そこまではドル売りが突っ込まなかったことに救われた。

 

本日は、これでもレバレッジを抑え気味に買い下がり売り上がりをしていたので、ドル売りの押しに耐えられたところがある。大量のロットを張っていれば、強制ロスカットすらありえたかもしれない。

 

やはり為替取引は、手法以前に資金管理である。

 

無理なロットさえ張らなければ、下手くそなエントリーでもリカバーのチャンスはある。

 

今日もそういうことをあらためて思い知った取引となった。

 

現在は、もうノーポジションにつき、ここから相場がどう動いても関係ない。

 

明日また、あらためてがんばろうと思う。