激闘の末、とんとんでなんとか逃げる。ドル円買い、ユーロドル売り決済。そして、ドルカナダはやはり反発…

ロンドン時間に取った、1.1040アンダーのショートは、

ロンアニの踏み上げによって、まずは損切された。

 

EUR/USD  S  1.10363 → 1.1045

 

自分のシグナルでは、通常割り込むべきサポートであっさりサポートされての高値更新…。

 

15時の安値更新は、しっかりダマシとされて、本来の戻り相場へ見事に回帰である。

 

1.1045が高値どころではなく

結局、NY市場では、ユーロドルは1.1084まで伸びてしまった。

 

15時の1.1020割れ…ここがやはり売りのピークだった。

 

打診で取っていた106.45あたりのドル円のロングは利が伸びているのに

結構強めに売ったユーロドルは、あっさり損切されてしまった。

 

さすがに、ドル円とユーロドルの相関上昇は無理がありすぎると思い、日通し高値を損切りに売りあがり続けるも

ことごとく損切り

 

1.1050を超えてから、高値を更新するたびに、そのレートでショートを打ち、数PIPS上に損切りを置く、という売りあがりを続けたら

都合、10回くらい損切されてしまった。

 

さすがにその時点で今日の利益はすべて吹き飛び、

今月の利益すらすべて吹き飛ぶような惨状であった。

 

やはりユーロドルが1時間200MAを突破されてしまったことが

売り豚たちの買い戻しを誘発し

また、新規の買い豚も勢いづく状態となっている。

 

ポンドドルが高値を更新しながら10PIPSレベルの押しを作っているのに対して

結局戻ると楽観しているからか

ユーロドルについては、さしたる押し目が発生せず、NY市場まで

 

ユーロドルの場合は、ポンドドルと違い、比較的レートがしっかり動いているために

少しの押し目がトレンド転換のシグナルとなりかねず

その意味で、10PIPSの押し目すら

買い豚たちはなんとか回避しようとしている感じがした。

 

これは既存の売り豚においても同様で

ユーロドルにまともな押し目がこないと悟る売り豚は

少しでも押しが入れば、そこを逃げ場としてショートカバーをする。

 

この既存の売り豚の警戒感満載の損切りもあいまって

ユーロドルは、さしたる押し目をまったく作れない状況となってしまっていた。

 

欧州時間のドル円の戻りは

欧州通貨における円売りの側面が大きいようには思えるが

ただ円売りだからドル円が上昇しているはずもなく

その裏にはドル買いの圧力も内在しているはずである。

 

ユーロドルは、東京のアホらが戻り売りばかり繰り返してくれたおかげで

ショートの損切りがたまってしまい

上げの燃料になってしまったものの

 

根源的に相場がドル買いに傾きつつあるとすれば

 

ドル買いの受け皿であるユーロドルが延々上値を追うことには無理があると思うのだが

 

そんな思いに反して、ユーロドルは延々と上値を追っていった。

 

結局、17時より23時まで、都合6時間以上にわたって延々ユーロドルの買いが続いた。

 

こんな一方的な買いが起こるならば

ユーロドルのロングを1.1030などで利食いするべきではなかった、と思う。

 

最初のユーロドル1.1040アンダーからのショートは

短期足レベルでは、自分のなかで鉄板に近いシグナルであったが、

ただ、普段は弱いサポートになりがちな、30分足レベルのミドルバンドで反発されたことで、勝負はあった、

そのまま高値更新…。

 

 

たしかに、自分が下げシグナルとみていた足は15分足で

シグナルとしては弱めだったかもしれない。

 

この段階では、1時間足ベース以上では、ユーロドルはまだまだ買い期待が残り、下げの予兆はまだ出ておらず、

むしろ、1時間足におけける200MAを突破したことで、俄然ショートカバーに勢いがつく。

 

さらに日足を見れば、前々日の下ヒゲピンバーからの

昨日の大陽線、その高値が1.1040あたりでそれを抜いて生きている段階で、日足トレーダーとしてはもう一段の戻りを期待させる状況でもああった。

 

しかし、ドル円が利益が乗っている限りユーロドルはいつか反落するだろうと、自分はえんえんユーロドルの売りあがりをし続けた。

 

結果的には、本日のNYの経済指標で、ドル円が107.20まで跳ね、そのドル買いの流れで、ユーロドルはようやく反落。

 

高値更新のたびに売りあがっていたので、

自分としては、1.1080アンダーのショートと、106.45あたりのロングを持っていたことになる。

 

結局、ユーロドルは、1.1030アッパーですべて利食い

ドル円は、107円あたりですべて利食いした。

 

ホールドしたかったのはやまやまだが

それまでの損失が大きすぎて

このドル円の買いと、ユーロドルの売りとの利益を決済しないと、証拠金がどうしようもない状況となってしまっていたのだ。

 

一時、証拠金が20%以上毀損していたので、資金管理としては最悪の取引である。

 

ただ、ユーロドルのショートは、1.1060あたりから細かい損切をやめ、戻り高値の1.1080あたりまでショートを積んだことと

 

ドル円については、途中、106.60あたりからもロングを取っていたので

 

これらをすべて決済することで、その損失はなんとか帳消しにできた。

 

惜しかったのは、107.20にレートが伸びた時、もう一段行くと考え、わずかしかこのあたりで利食いしなかったことと

 

ここから107割れまでの間に買いを積み増したが

これらがNY市場の間中含み益になることはなく、4時になって全決裁した段階で、これらポジションは含み損のままで、利益確定の値幅をそこそこ削ってしまったことである。

 

しかし、本日のドル円が107円代をのぞいたのは、ほんのわずかな時間だった。

 

それだけ107円より上は売りの層が厚く、なかなか突破できないゾーンなのかもしれない。

 

ただ、だからといって、107をバックに売りをすることは、いまの自分はあまり気乗りしない。

 

今月のドル買い相場は、まだはじまったばかりで、

やはりドル円はまだまだ上を追いそうに思えて仕方がないのだ。

 

ユーロドルについては、戻りはいったんピークアウトしたような感じもするが、本日上抜いた中期下方チャネルに戻る力がなんとも弱い。

 

1.1030あたりから下値が硬いのは、ちょうどこのあたりに下方ダウンチャネルのラインがぶつかっているからである。

 

最後に、ドルカナダは、やはりロンアニが売ってきたあとは、NYに担がれる、というオチで、結局、NY時間に日通し高値すら更新し。

 

ドルカナダでロンアニについていくのは死亡フラグ、というのは、今回も当てはまる結果となった。

 

前回の頁でも述べた通り、

これでドルカナダ の戻り売りをかける時間が遠のいてしまった。

 

NYが上げてくれば、明日の東京も上げる。積極的な上げでなとも、少なくとも売ってはこないだろう。

ここでロンアニが追随で上げてくれば、NYタイムに戻り売りのチャンスだが

よもやの売りをかけてきた場合、明日のNYはまたもう一段の高値を追う結果となってしまうかもしれない。

 

今回もせっかく、ユーロドルショートはともかく、106.40アッパーから握っていたドル円を決済せざる得なくなった。

 

勝ち確定させている日なら、そうしたスイングホールドも行いたいところだが

毎度毎度、そのポジションを決済しないと、当日収支がマイナスということばかりで、なかなかポジションのホールドができない。

 

それもこれも、雑なトレードで損失を重ね続けてしまっているからだ。

 

とか言ってる間に、ドル円は結局107円に回帰している。

 

106.45あたりからのロングをホールドできるだけの勝ちを本日重ねていれば…と思うが、それもこれも自分の資金管理の甘さと下手さゆえに仕方ない。

 

明日こそは、もっと丁寧なトレードを心がけようと思う。

 

本日は、さすがにかなり疲れた…。