変則的な手法で果たして生が拾えたか
現状のポジション構成はそれほど変わらないが
現状、利益を上乗せできている。
その理由は両建てである。
文章にするとややこしくなるが
以下の工程を経た。
今夜の指標PPIはそれほど重要な指標ではないにせよ
ドル円が106.90アンダーで張り付いている段階で
まず、どこぞのクズどもが指標結果をまた事前に得ているのではないかと思った。
つまり、指標の結果が予想より悪いということである。
その後の動きはともかく、
指標結果が予想を下振れる、
まずドル売りが進む。
とはいえ、自分は、ドル円がこのまま続落するとは思えず、ユーロドルもまた、上値を追うとは思えなかった。
しかし、指標発表をそのまま現在のポジションでまつのもリスキーなため
まずユーロドルのショートを指標発表前に利食いし、スクエアにした。
EUR/USD S 1.09943 1.09904 1.09903 → 1.0985 利食い
本当はユーロドルも両建てを考えたが
ユーロドルに上値余地はあまりなく、
いったんはポジションを解消することに。
次いで、ドル円は売りの両建てを入れた
USD/JPY S 106.90 エントリー
現在のロングポジションの半分ほどのポジションを両建てショートでエントリー。
指標結果から思わぬドル売りが走り下値割れした場合、少なくともこのショートポジションは利益が伸ばせる。
ただし、106.95をふたたび抜くようだと、ショート持ちは不利になるため
このショートは、損切りを106.97あたりに置いておいた。
で、指標発表の結果は
予想通り?予想を下振れ。
瞬間、ドル売りで相場が走り
ユーロドルは、1.0990を再び超え
ドル円は106.85割れまで売られた。
しかし、そこから先のドル売りがないことから、
ドル売りのポジションを利食い
USD/JPY S 106.90 → 106.85 利食い。
さらに、ロングポジションを積み増しし
ユーロドルをあらためてショートエントリー。
結果的には、経済指標発表前と同じようなポジション構成になったが、
ユーロドルをいったん利食いし、再度売り直したことと
ドル円の両建てショートで利益を取れたため
利益は上乗せできている。
現在は、変わらずドル円ロングで、ユーロドルショート。
ドル円は経済指標前に少し、ポジションを微益決済で減らしたため、レート構成が少し変わっている。
ポジション
USD/JPY L 107.064 107.059 107.054 107.041 107.030 107.029 107.021 107.020 106.980 106.978 106.977 106.949 106.948 106.925 106.908 106.903 106.853 106.848 106.839 106.838
EUR/USD S 1.09906 1.9885