ドル円買いが、いきなり串刺し
今月のドル円相場は戻りと考えているため
ずっと買い目線で見ているのだが
先週から、106.40が大きな壁となり、レジスタンスとして機能している。
しかしながら、破れない壁はない、と考え
そろそろ突き破れるのではないかと思っている。
106.40は、昨日休場だったNY勢が
あたかも為替予約のように、自分が戻ってくるまで超えさせてないように重石のようにおいておいた売りであると考えており
その後の東京、ロンドンは、そのビットに恐れをなして
106.40に近づくたびに売りを入れているという感じである。
本日の東京時間も、106.40アンダーから綺麗に売りが入り
下落してきたわけだが
15時あたりから、106.10をサポートに見立てた買いが入ってきた。
ということで、106.20あたりからドル円を買ったわけだが
これが戻りのど高めとなり
16時のロンドンからいきなり断続的な売りにさらされ
106割れまで
106円割れに損切りを置いていたので
30分くらいで、一気にいきなりマイナスとなってしまった。
しかもこのロングポジションはけっこう強めに入っていたので、
一気に証拠金の10%以上を失うほどの大惨事となった。
しかし、個人的にはドル円がこのまま続落するとは思えないため、
損切りされたにもかかわらず
あらためて106円割れから買い下がり。
105.90あっぱーでなんとか反発し、
持ち直したロングポジションは現状、含み益となっている。
さらに本日またあらためてドルカナダ売り。
昨日、1.3360アッパーまで跳ねて、1.3320割れまで急落したドルカナダだが、
ふたたび1.3360に近づいてきたため
とりあえず、昨日の高値を戻り目と見ての打診売りである。
さらにユーロドルの売りを追加。
ユーロドルについては、現状の損切位置は、1.0980アンダーをイメージしており、売り増しをしたレート(1.0940~50)からすれば、けっこう遠い位置とはなるが
ユーロドルについては、現在、鮮明な下落トレンドであると考えており、少しでも戻ってきた場合は、それらはすべて売り場であるととらえている。
本日はエントリー早々ドル円でえらい負けてしまっているが
ロンドンで売られたドル円は、ドルの弱さではなく
ポンドの弱さからくる円買いの影響を受けての下落で
ポンド円を下落させるために過剰な円買いが起こり
その結果としてドル円がオーバーシュート気味に下落してしまったのではないかと思っている。
その意味で、このロンドン序盤でのドル円の下押しは格好のドル円の買い場で、
とはいえ、一方的に落ちていくドル円に買い向かい続けるのは、かなり勇気がいった…。
ただ、ロンドン市場における本日のドル円は
欧州通貨を動かすための燃料にされているにすぎないと考えているのが現状なので、やはりドル円売りという選択は、自分には取りにくい。
現在の市場は、消去法的な円買いのリスクをのぞけば
明らかにドル買いであると考えている。
本当は短期足レベルでドル円の下落圧力を感じていたため
ドル円の売りも一瞬考えたが
消極的な円買いによるドル円の下落としか見えなかったため
ドル円の売りはいつまくり上げられるかわからず、売りに入ることはできなかった。
その意味でドルカナダのショートは、ドル主体相場であった場合、売りは裏目となる形でだが、
本日はNYも戻ってくることから
ドル買い相場=ドルカナダ上昇
とはなりにくように思っている。
NYに至ってすら、ドルカナダが1.3360を超えて上昇していくとすれば、
もうドルカナダ売りの目はなく、
ドルカナダについては、今度こそ、トレードはもう当分やらない。
ポジション
EUR/USD S 1.09938 1.09497 1.09474 1.09441 1.09400
USD/JPY L 105.934 105.936 106.007 106.016 106.028 106.092
USD/CAD S 1.33529 1.33510 1.33508