ドル円売り、ユーロドル買い
パウエルが何を話し、市場がそれをどう解釈しているかはよくわかないが、
チャートを見るとドル売り気味に推移している。
まず、23時に発表された住宅関連の指標が悪かったのもあるが
短期足レベルとはなるが、ユーロドルが、
下ヒゲをともなった長大陽線を一気に形成しており
1.1070より下あたりから、強烈にまとまったドル売り(ユーロの買い戻し?)が入っていることがわかる。
ということで、ドル売りとユーロドル買い。
ユーロドルは今週ずっと売られ気味に推移していたが
売り過熱感はそうとう高いレベルに達しており
やはり現在の材料だけではこれ以上の下を追うことは難しいように思える。
それに対して、ドル円は、パウエルの何かを期待していたのだろう
ずっと底堅くは推移していたとはいえ
下値余地はユーロドルに比べて、ずっと大きい。
その意味で、現在のドル売りムードは
自分が考えていた、自然な相場圧力からの反発としては、格好の状況である。
本日、ドル買いに相場が振れた場合
ユーロドルにこれ以上の下値余地が困難なため
ユーロドルについては見送るつもりでいたが
ドル売り相場となれば話しは別で
ユーロドルをがんがん買っていけると思う。
ポジション
USD/JPY S 106.468 106.375
EUR/USD L 1.10727 1.10755 1.10763