あらためてのドル売り USD/JPY S 108.263 EUR/USD L 1.1218
昨日のドル売りポジションをホールドしなかったことが悔やまれるが、
昨日のドル買いムードは、本日はもうなりをひそめはじめており、ドル売り方向に傾斜し始めているようにみえる。
ユーロドルは、本日ロンドン参入間際の16時前、またもの売りの1.12をタッチで下値を止めた後、16時になったとたん大き目の買いの切り返しが入ってきた。
本日のロンアニは少なくともユーロドルを売る気はなさそうで、むしろ、昨日の売り豚どもを吸収しようという意欲が感じられる。
ということで、本日あらためてのドル売り。
昨夜の執拗なドル買い、欧州通貨売りは
ロンアニが短期戻り高値を上抜いたことでいったん消失。
短期的にはアップトレンドを形成しつつあり、そこまで断定的なアップトレンドの評価は時期尚早なれど、ダウ理論的には、少なくともまず短期足レベルでは昨日のダウントレンドが完全に消滅したことだけはたしかである。
ただ、1.1225あたりから昨夜のNYがぶつけてきた大玉の戻り売りがあり、ここを抜けられるかどうかが、現在のユーロドルに対する売り豚の息の根を止めるポイントとなる。
昨日は小売売上高の予想比プラスを口実に
短期ダウントレンドラインを突破されたことでドルの上値追いが進んでしまったが
本日、すでにそれは息切れしている。
最近、冴えまくっている東京勢は、本日もNYの作った高値をさらに追うというバカにはならず、むしろ売っている。午後からはやや上を試しつつあるというドルへの愛は健在なのはご愛嬌で、いずれにしても天井掴みは回避している。
ロンアニは初動はドル買いで参入してはいるものの逆指値を突くべきドル売り勢もそれほどおらず、
むしろ、短期的に買いが偏っている段階で
下方リスクの方が高い状況となってきている。
ただ、現在は欧州タイムで、ドル円については、またもユーロ買いからの漁夫の利をえているようで
ユーロドルの、ユーロ買いからに派生する、ユーロ円の連れ高、つまりユーロ買い、円売りを作るために、ドル円がサポートされているような状態で
前日終値比プラスを保っているような状況である。
いまの相場はなにかが買われるというよりも、すべてが売られることで作られている面が大きい。
つまり、現在のドル円の上昇は
ドル売り円売りで、円売りが勝っていることでドル円が上昇している
ユーロドルについてもユーロ売りドル売りで
ここにドル売りが勝ればユーロドルは上昇し、ユーロ売りが勝ればユーロドルは下落する。
ただ、ユーロのみは、ドル主体の受け皿としての動きが主流になるため
ユーロドルが下落するときは
ユーロ売りによって下がることよりも
ドル買いによって下がる場合がほとんどである。
いまドル円は、円売りムードに助けられ
またも戻し基調を作りつつあるが
ここ最近のロンアニが作る相場は
東京、NYをつなぐ流れのノイズになることが多く、先週末からロンドンの流れはNY以降逆をつかれることが多い。
ロンアニは本日も懲りずに東京刈りをたくらみ、東京勢が売ってきたドル円を担ぎ上げようとしている。
ほんと、こいつらはこればかりである…。
ただ、ここのところのロンアニは、東京刈りにことごとく失敗し、絶好な押し目や戻り目を作るような状況で、為替相場の養分と化している。
その無様さはかつての東京勢を彷彿としており、つまり、最近は、ロンアニに逆張りをすれば勝てる、というような状況なのである。
東京勢の場合は、前営業日の金融市場の地合いを考慮しつつ、結果、NYを援護するNYからの順張りディールをことごとく食い物にされきたのに対して
ロンアニの場合は、リアルタイムな相場情勢は一切無視し、ただただ東京勢を刈ろうとだけの理由で東京勢の逆を張り刈られている。
その意味で同じ養分とはいえ、ロンアニは、東京勢のような慈愛的な精神は皆無で、くずそのもののスタンスでの敗北につき、同情の余地がこれっぽちわかず、ロンアニのトレードは軽蔑の念しかわかない、クズトレードである。
こんな連中は相場に存在すべきでないダニ同然で、こんな連中は、いまのダメダメなリズムのまんま、2度と金融市場に戻ってこれないほどに壊滅的な損失を負ってほしいと心から願う。
ポジション
USD/JPY S 108.263
EUR/USD L 1.1218