ユーロドルはいったん利食いしスクエアに(EUR/USD S 1.14626 → 1.1426)ドル円は半分利食いし、残りはホールド(USD/JPY L 108.544 → 108.61)

EUR/USD S 1.14626 → 1.1426 利食いスクエア
USD/JPY L 108.544 → 108.61 半分利食い

ユーロドルはいったん利食いしてスクエアにして、
ドル円のロングは半分利食いでまだ残りは保有している。

先週末から、ユーロドルはその他通貨全般から売られ
地合いの悪さを今週もやはり引き継いでいる。

ただ、ユーロドルも1.1420から下には強めのサポートがあり
これ以上、ポジションを引っ張るよりもいったん、エスケープすることにした。


ユーロドルは、1.15を超えて以降は、ドル売り地合いに助けられた強さを持っていた。

その意味で、
現在の下落が上昇過程の調整か
もしくは、下落トレンドの再開かはまだ判断がつきかねるが

そもそも論として、ここ最近の地合いはすべて少なくとも、
ユーロを主体とした相場ではなく
すべてドルベースの相場であると思っている。

米国の問題と英国の問題に挟まれたユーロは

もとより現在は自律的に動く力はもっていない自分は考えている。

ドル買いやドル売り、ポンド買いやポンド売り
こうした動きに翻弄されたわき役に過ぎない。

現在の米株の買われ感もドル買いを助長している面があり、

ドル円にしても、ユーロ円にしても

円相場で見立てた時はむしろ円は売られる側であり

円がドルに勝って買われる必然性に欠ける。

もちろん、現在の欧州時間においては

ユーロやポンドを対円円ベースでも押し下げるために

ユーロドルを売りながらドル円を売る、というようなオペレーションによって

ドル円を下げていく、というような仕掛けを講じることも考えられるが

その流れは、ロンアニどもが、はしゃいでドル円を買っていった
東京養分を刈るための後付けのシナリオであって

相当に無理があるとしか思えない。

欧州通貨を売りドルが買われるならば

円ベースでもそれらを安くしたくとも

やはりドル買いの勢いが勝り、ドル円は結局上げていく、
というシナリオを個人的には描かざるをえない。

ドル円は短期ベースでの108円〜108.60あたりのレンジを上抜いており

ターゲットとしては109.20あたりまでがイメージされる。

ここは、もろ、ドル円の戻り高値の位置にあり

ドル円噴射の準備は整っているとしか見えず

ロンアニは、ただ投機の無理筋として
それを下に押し下げようとしているとしか、見えない。

俯瞰した流れから見れば、
ロンアニどもの東京刈りは、歪んだ執念であるにすぎず
こいつらがいま試みているドル円の売りは、
これは完全に逆張りであり、稚拙な子供だましであるとしか思わない。

自分もドル買いなどしたくないが

いまの濁流がドル買いに傾いているのならば
ドル買いでついていくしかない。

これが相場についていく、ということだと思う。

いまドル円を売ろうとする行為は、値ごろ感の逆張りにしか見えず
そんなフィーリングショートは、手痛いしっぺ返しをくらうように思えてならない。

ドル円の買いなど、自分はまったくしたくない。

しかし、いまドル円をショートする理由が、
自分のなかではまったく浮かばない。

ドル円が売られていくのは、自身のなかでは望ましい流れながら

現在のドル円のショートは、腐れロンアニどもの、
東京刈りにしかみえない。

ロンアニは、なるほど、ほんとに骨の髄までクズである。

しかし、NY勢は、東京勢を刈る、というだけでドル円を売ってくるような
近視眼の連中ではない。

NY勢のやり口は、ドル円をもっとももっと買い上げて、

東京勢を図に乗らせ、さらなるど高め
もう間抜けであるとしか思えないレートまで東京に買わせることで

それを利食い場とするとともに、
そこからロンアニ以上に絶望的な売り叩きを行っていくだろう。

その点では
ある意味で、NY勢の方がある意味ではロンアニよりはるかに鬼畜で残酷である。

本日東京は、またも高めの108.80アンダーを作ったが
こんなもの、NY勢の求める高値などではない。

NY勢が先週買い上げたドル円のレートは、108.60あたりであり

東京勢はそこから20pipsも伸ばせていない。

もっと高みへ、もっと高みへと

真の鬼畜であるNYは東京を誘う。

東京勢の主力養分のみならず、我が国の個人投資家含め
総ロング状態になり、ドル円ロング1択であるかのように
瞳孔が開きっぱなしになったときがこそが、

ドル円の真の下落のシグナルであろうと思う。