やはり108.60越で定着気味か…
NY市場が開いて、ドル円は再び上値を追って、また108.60を超えた。
しかも、NY参入してすぐ、ドル円など日通し高値更新である。
とはいえ、
ユーロドルも1.1220を再び割ったとはいえ、安値更新はまだ。ユーロ豪ドルについても、まずはマークされていないようで、売り崩しの安値更新も見られない。
ドル円だけが堅調気味である。
本日の全決裁は、NY参入での調整局面の一番、ドル円とユーロドルについては、ロンドン以降、最も調整したところで決済してしまった。
なんかもったいない…。
まあ仕方ない…。
ホールドしていたら大幅にやられたかもしれないし…。
しかし、ドル円、ユーロドルともに10pipsは利益を削って決済したのは、やはりまだまだ修行が足りない。
ホールドするつもりだったのに、108.50アッパーで決済してしまうならば、ロンドン高値108.60アッパーで利食いしても同じことだった。
スイングポジションまでポジションサイズを減らしていたのだから、手動で全決裁はせず、やはり放置しておけばよかったか…。
伸ばすといっていて、伸ばせず。
短期テクニカル的に逃げ場だったので仕方なかったとはいえ、ホールドし切れなかったのがやはりまだまだ甘い。
ユーロドル、ユーロ豪ドルが下値を追わないのに、ドル円が上値を追っているのはある意味当然で
ユーロドル、ユーロ豪ドルは、いったんの抵抗帯に到達しているのに対して、ドル円は、まだ抵抗帯に達しておらず、上値余地はあったのである。
ロンドン市場でドル円が上値を追えないのは、しばしばあることで、
ロンドンはドル主体というより、ユーロやポンド主体で動くため
ユーロ売りが起これば、ユーロドルのみならず、ユーロ円でもユーロ売りが起こりやすく、大きくはなくとも円高圧力がかかり、それによってドル円の頭が抑えられやすいのである。
ドル円がユーロドルの売りで頭が抑えらえるのは、欧州市場ではよくあることで
欧州時間はユーロドルやポンドドルなどとドル円が相関を組んだ動きを作りやすく(ユーロドル下落のとき、ユーロ円下落で、円買いから、ドル円の頭も抑えられる、といった上記の例)、それがNYに移行するにつれ、ドル相場に変動していき、ストレートなドル売り相場として逆相関へと乖離していく点…
このパターンに今回も当てはまったということだ。
その意味で、NY参入までは、もう少しホールドでもよかった、ということろだった。
利食いはやはり難しい…。