ドル円の上値が重たくなってきたが、仕込みはほぼ完了であろう
ドル円は、108.70アッパーのあたりに
岩盤のような売りゾーンがあるが
NY勢もそろそろそのあたりを意識し始めてきているようである。
ではここから逆張りか、となれば、
状況はむしろ逆で、
まだまだ買いであろうと思う。
いまレートが頭売っているのは
NY勢の買いボリュームがこのあたりでいったんピークを迎えてきているにすぎず
とはいえ、そこに反落の兆しはない。
ここからのNYは無理して買わなくてもよくて
108.40~50のレンジをキープしておけばよいと思う。
そうすれば、いまよりもさらに高値を追ってくれるバカが来週待っている。
東京勢である。
今の水準はしっかり保っておけば
狂信的なドルラブ集団である東京勢が
来週はじめ、バカみたいに買っていってくれることだろう。
その買いバカパワーによって
岩盤である、108.70も容易く突破してしまう可能性は高い。
で、十分な高値圏を確保したのち、
火曜以降も、さらに東京勢が高値をバカみたいに追ってくれそうなら
NYはさらに高値を追っていくだろうし
そこを東京勢に掴ませる天井、と考えたとしたら
そこから売り叩いていくかもしれない。
いずれにしても、108.50アッパーという最近の高値圏でも平気で水準をキープしているということは、
NYどもには、まだまだ先高観を持っていて
いまの108円ミドルすら、後で振り返れば、安い、となる自信があるのではないかと思う。
ドル円がいまの高値がピークであり、この先の先高観を感じていないとすれば
速攻で大きな売りも入るであろうし
108円ミドルという水準が、こんな長くキープされるわけはない。
いまのNY勢は、ドル円は109円を超えると考えているように思う。
まずは109.10アッパー、ついで109.60アッパー、このあたりまでは射程に入れているはずで
ことによると、110円越えも狙っているかもしれない。
ただ、この110円をつかまされるのが東京勢であるならば、さすがにそのあたりが上昇のピークとなる可能性も高まるようにも思う