今週、ずっとユーロドルを下げと見込んでいたのに、本日売ると上がるという最悪さ…

今週はユーロポンドとばかり戦っていたので

まったくトレードができなかったものの

 

週の初めからユーロドルはずっと下げ目線でみていた。

 

たしかに、1.12を割れるほどの下落は予想以上の下落ではあったが

 

1.14アッパーからのトリプルトップが失敗して以降は、

完全に戻りターンの終了を示唆しており、

下落トレンドの再開だとは踏んでいた。

 

週の間中、ユーロポンドと戦っているsなかも、よく目でユーロドルの状況は見ていたが、

ユーロドルは予想通り(予想以上?)の下落で、

 

いつかショートで入ろうとは思っていた。

 

昨夜のECB金融政策発表のタイミングが

その最大のショートのチャンスだったのかもしれない。

 

とにかく、ここぞとばかりに値幅を取られ、

昨日のうちに下げ切られたという感じではあった。

 

テクニカル的に見て

ユーロドルは下げのチャネルラインのド底まで進み

 

本日はそこからの反転はうかがえる流れではあっても

 

それはあくまでもチャーチストのテクニカル分析のみの見方であって

 

1.12ミドル、さらには

鉄壁と思われていた1.1230すら割れたとあっては

テクニカル的な意味以外で、その戻りを信じるにたる状況にはない。

 

そして迎えた雇用統計

 

昨夜でユーロポンドのリベンジは畑里

ユーロ豪ドルでも利益は取って肩慣らしは万全という状況で、時を待った。

 

結果は、数字的にはかなりわけのわからない状況。

 

雇用者数、予想18万に人増に対して

結果は、2万増。

 

一瞬、数字の打ち間違い(後ろのゼロを忘れて、20万?)とも思ったが

 

どうやら結果は間違いないようで

当然、初動はドル売りに相場が走った。

 

ユーロドルは、1.12を割れた後、

延々とじり高を進めていおり、

その不気味なじり高の高値が更新され

1.1240アンダーあたりまでレートが伸びた。

 

ドル円は、111円を割り込み、110.80割れまで。

 

ドル円は、110.80以下(110.77あたり)に強烈なサポートがあり

その手前で跳ね返された。

 

雇用統計の結果は、あきらかにドル売りの流れとは見えても

 

ユーロドルは下値が硬そうに見えたので

あえて、1.1220アッパーから買いを入れた。

 

ドル円は、111円アンダーからの売り。

 

最初こそ、ドル円は110.90アンダーで戻してはいたものの

結局、111円をふたたび超えて、

111.10あたりのレジスタンスも突っ切ると

111.30あたりまで突っ走った。

 

その過程でいったんは、ドル円買いをしたものの、

やはり居心地が悪く、ドル円のショートポジションは捨てた。

 

ユーロドルは、上下に売り買いの攻防が繰り返されており

1.1230と1.1220の間を動き続けていた。

 

ユーロドルはどうみても下げトレンドの状況にあり

さすがに買いをホールドし続けることが怖くて、1.1230アンダーの微益ですべてのポジションを投げてしまった。

 

買いを投げるということは、やはり売り、ということで

 

ユーロドルを、1.1230アッパーから売り。

リスクオフ相場を考え

ドル円が低調と考え

とはいえ、111円を超えているドル円の地合いにつきあいたくもなく

ユーロ円を、124.70あたりでuremia↓。

 

本日の自分のイメージは、ドル相場になるか、円買い相場になるか、しかなかった。

 

つまり、ドル相場でも

ドル買い相場なら

ドル円が戻し、ユーロドルが押す。

ドル売り相場なら、

ドル円が下落し、ユーロドルが戻す。

 

円買い相場なら

ドル円もユーロドルも下落。

 

この時点では、ドル円が下がる、というドル売り相場なら、ユーロドルが戻すことも覚悟していた。

 

だから、初動は買いを入れたわけである。

 

しかし、ここで自分の戦略に完全に抜け落ちている方向があった。

 

円安相場である。

 

円安相場なら、ドル円も上がり、ユーロドルも上がる。合成のユーロ円などもっと上がる。

 

この見立てが自分のなかで抜け落ちていたので

 

ドル円が111円を超えた時

ドル買い相場と考え

ユーロドルを売った。

 

そしてドル買い相場もやがてはリスクオフ相場になると思い、ユーロ円も売った。

 

この時点で、米株は前営業比200ドル超下落していた。

 

この米株の下落はグローベックス段階ですでに顕著になっていて

 

これを嫌気した東京勢や欧州勢などは、ドル円を111円割れまで売っているのである。

 

それが米株オープンから

上げに転じた。

というか、上げには転じてはいないが

下げ幅を縮小してきた。

 

前日比プラス圏でない段階で

上げ幅を縮小しようとも

リスクオン相場など想像もしていなかった。

 

しかし、為替はリスクオン気味に振れてきた。

 

リスクオンになっているわけなので

ドル円が上がっているとはいえ、ユーロドルは下がらない。

ユーロ円などむしろ上がる。

 

ドル円のショートはすでに投げていたが

ドル円の戻りを横目に見ながら

ユーロドルを売ってみても

とにかくユーロドルが下がらない。

 

状況はレンジ気味のじり上げで

 

ここにぐいぐい上がるドル円の上昇が掛け合わされると

ドル、円、ユーロの組み合わせのうち

ユーロドルの上昇が最も顕著になる。

 

今夜はリスクオン相場などまったく考えてもいなかったので、

 

ドル円を買うことやユーロドルを売ることは選択肢としてありえても

 

ユーロ円を買う、という選択肢だけはさすがにまったく浮かばなかった。

 

そうした流れのまま

結局、ユーロドルは高値をじりじりと更新していき

 

20~0時の4時間足が完成。

本日朝からはじまって3連続の陽線である。

 

陽線引けで0時を迎えると

NY勢は前足の高値を更新させることが多い。

 

そこにかなりの不安は覚えたが

その予感は的中。

 

じりじりと上げ続けるユーロドル、ユーロ円は、

雇用統計の高値も更新し

日通し高値も0時以降に更新してくれた。

 

その過程で自分の

ユーロドル売り、ユーロ円売りのポジションは何度も損切された。

 

一度のみならず、売りあがりで何度もショートを取り直したので、

そのたびごとに損切りされた。

 

ユーロドルは、つい先日までの買い戻しの重要な起点となっていた、1.1230を再び抜け、

 

次なるサポート、1.12ミドルさえもうかがうほどの上昇で

1.1245までも上昇。

 

1.12ミドルを抜けてしまうと

売り豚たちのまとまった損切が発動されると思われ、非常に危うい状況である。

 

現在、ユーロの最後の売りポジションを持っている。

 

1.12ミドルを背にユーロドルを売っているわけだが

ここを突破されると

さすがに、当面ショートはあきらめざるを得ない。

 

1.12ミドルはかなり強めのサポートだったところで

そこを割り込んだものが

1日も待たずにふたたび上抜くようだと

 

ユーロドルの下落チャネルラインは守られる可能性が一気に高まり

 

来週以降もしばらく戻りの調整を進める可能性が高まる。

 

しかし…こんな1日で、そこまでの短期アップトレンド転換するものなのか、と思う。

 

本日延々と続いているユーロドルの戻しは

そのじり上げ基調から

完全にショートの利食いである。

 

新規の買いが踏みあげている感じはせず

しかも本日は週末がゆえに、ポジション調整のショートカバーの可能性はより高い。

 

本日はユーロにとってリスキーな材料はもたらされていないし

 

雇用統計もドル売り方向になりうる結果だったがゆえに、

 

ショートカバーが継続していくのもわからなくはない。

 

しかし、週末のたった1日で

あらゆるサポートを割り込んだユーロドルのトレンドを転換させるまでとは思わない。

 

現在の雇用統計は、

相場の大きな流れを転換させるほどの影響力はすでに持っていない、と思っている。

 

無論、このショートカバーのじり上げに乗じての

にわかの投機の買い豚たちが新規のロングを積んでいっているだろうが、

 

昨日以前のロングは

昨日の一気の下げによってほぼすべての値幅で殲滅されている。

 

つまり、現在、ユーロドルに残るのは

ショートカバーで減少した昨日の売り豚と、じり上げで湧いて出てきたにわかロングのみで

 

つまりは、買いにかなり傾いている状況である。

 

週末のどさくさにあらわれた乞食のような新規の買い豚は、にわかもにわかで

1.122~40あたりのたかだ20pipsていどの値幅を取りに来ているクズどもである。

 

こうした連中が

金利差からスワップ支払いも必要で

かつ、週末すらまたいで

ロングポジションを保持し続けていくとは到底思えない。

 

こいつらは、ユーロドルの頭が重いことを確信すると、NYクローズに向けてしわしわとロングを投げていくはずだ。

 

週末も深夜にもなってきたが

こちらは、このクズどもの生ごみ臭い生き血を吸っていくつもりだ。

 

勝負はまだ終わっちゃいねえ。

 

ポジション

EUR/USD  S 1.12443

EUR/JPY  S 124.944