クロス円売り相場は終わったか?

本日はことごとく裏目
今週はずっと連敗である…。

負けの要因ははっきりしている。
ユーロドルである。

ユーロドルのロングホールドポジションは、
欧州時間にあっさり損切りにかかってしまった。

ここで売りに追随すればいいものを
欧州時間は買い向かってしまい、やはり下に追いやられた。

ここでユーロドルのショートに頭を切り換え
戻りを待っていると、

米国時間に入るあたりからの戻りは、
全戻しの勢いとなってしまった。

米国時間あたりから
戻り売りのつもりで、売り向かえば、今度は、踏みあげられ続けた。

強固と思っていた1.0986という
欧州時間に割られたサポートもあっさりと上に抜き去り

欧州時間はとにかく上がらなかったユーロドルが
米国時間になると、今度は逆に、とにかく下がらなくなってきた。

本日述べたピストン運動の逆流が起きてしまった。

クロス円である。

欧州時間は、

ユーロドルが大きく下がって、ドル円小上げ
ドル円大きく下がって下げ、ユーロドル小上げ

といった流れが

米国時間になったとたん、

ユーロドルが大きく上がって、ドル円小さく下げ
ドル円上がって、ユーロドル小上げ

という状況となり、そうなると自ずとユーロ円は伸びていくこととなる。

ユーロドルが大きく上げる割に、ドルが大きく上げないのは、

米時間は、まずは強烈なドル売りが入り

そこで一端、クロス円は埒外に置かれたからである。

ユーロドルはドル売りの相対で強烈に伸びたが

ドル円は売られて下になった。

完全にドル主体の相場になったが

影響力を持つのはユーロドルである。

ドル売りでのエネルギーは、ユーロドルの上昇を生み
結果、ユーロ買いがメインの動きとなっている。

ドル円が111.05から112まで戻すような動きが見られるが
これは幻通貨、ドル円であるから実は主体的な意味はない。

ユーロドルのドル売りユーロ買いから

ユーロ円では、ドル売りではなくユーロ買い円売り
という流れがワークしており

ユーロドルが上値を伸ばしているところに便乗しているのが
ドル円に過ぎない。

ドル円の上昇に対して、ユーロドルの下落は値幅が足りず
ユーロドルの上昇に対しては、ドル円の下落は値幅が足りない。

つまりユーロ円は戻すという道理である。

欧州通貨のクロス円を売り続けるというチキンレース

よりによって本日、小休止のような形となった。

なんだか、今週は全然ダメだ…。