まさかクロス相場の燃料にされるとは…。

NYは欧州の戻りを全否定し、ユーロドルは日通し安値更新。

 

なんで握った時には進まないのだろうか。

 

まあトレンドの見立てが下手くそなのだろう。

 

トレンドに乗るときは、たいてい、こんなところは無理

というところから伸びる。

 

要は安心して入れるところは、たいてい失敗しやすい。

 

昨夜の戻り陽線もすべて飲み込むほどの下落である。

 

今回はNY初動に現れた

1.1345あたりと1.1340あたりの2発の大玉の売りが

下げの加速を誘発してしまった。

 

この下落が

短期レベルでの戻り高値、1.1343越えしたことすらダマシとし

NYからは下落加速している。

 

やはり、1.13ミドルを明確に上抜けなかったことが

新規売り豚のかっこうの戻り売りの起点にされてしまった。

 

既存の売り豚のショートカバーも、

1.13ミドルを抜ければさらに増えたと思うが、

抜けられなかったことで、既存の売り豚たちも

まだポジションを投げない結果となってしまった。

 

1.13ミドルあたりの時、利益は乗っていて利食いのチャンスはあったが

今回はターゲットを、最低でも1.1380アッパーまで目指しているため

そのままホールドしていたら

またほぼすべてのポジションが含み損で、また振出しである…。

 

しかし、1.1320より下はやはり硬い。

 

ただし、昨夜ユーロドルが1.13ミドル越えを失敗して以来

 

1.1320と1.13ミドルの間でのレンジを作ったまま今に至る。

 

下げトレンドでのレンジはトレンド方向へ伸びる

というのが相場のセオリーだが

 

そのセオリーに従うかのように

 

本日のレンジの下抜きへのアタックは

欧州でもNYでも行われ、都合2回のアタックが

現時点では2回とも失敗してはいる。

 

もういいかげん、売り豚たちもあきらめてほしいところだが

現状の上値の重さから

 

売り豚どもは、まだ完全にあきらめている感じがしない。

 

結局、欧州市場の戻り過程で

にわかの買い豚がわいてきて

 

こいつらが、NY勢の大玉の売りで、損切りされてのだと思う。

 

こういう奴らがいればいるほど

 

ショートカバーでいくら上げようとも

そこに追随するにわかの買い豚の損切り

上昇の上値を抑えてしまう。

 

結局、トレンド発生時には

トレンドフォローの売り豚がうじゃうじゃいるはずで

順張りの新規売り豚の数は

数の上では、逆張りの買いよりも多い。

 

ここにもしも新規の買い豚などいなければ

新規の売り豚がいくらいようともレートは下がらないだろうが

 

ここに新規の買い豚が混じってしまうと

レートが落ちてしまうのだ。

 

このユーロドルの下げは、株安の円高に端を発しており

ユーロ円下落のために、

ドル円が売られ、ユーロドルも売られている。

 

しかし、ドル円は109円ミドルが硬く

 

この円買いドル買いの流れが

ドル買いオンリーに派生してしまうと

 

いよいよユーロドルもやばくなる。

 

このまま未明まで進んでしまうと

また値動きがない状況になってしまう。

 

1日保有して結局、結局トレンドには逆らえないのか…。

 

結局、ドル円の売りは下落を進めているが

このポジションは投げざるを得ず、ユーロドルは下落…。

 

思えば先々週大負けしたユーロショートのときもドル円のショートを途中で投げざるをえなかった。

 

そのときは、ドル円の下落が伸びたのに対して

ユーロ円は上昇し続け、

 

資産の30%近くを失う大損害を追ってしまった。

 

今回はドル円が下落しても

ユーロ円下げで、ユーロドルも下落なのか…。

 

ドルストレート通貨は、株高で上がり株安で下がるというほど

ドル円のような単純さはなく、

 

クロス円相場になってしまえば、株高で上げるし

ドル相場となれば、株高でも下がる。

 

今夜中にユーロドルがふたたび上を目指すためには

 

株高でクロス相場となるか、ドル円とともにユーロドルが上昇するか

株高でも株安でもいいので、ドル相場に変わり

ドル円が売られ、ユーロドルが買われることである。

NY序盤の下落過程で、ユーロドルをさらに買い増し。

 

ポジション

EUR/USD  L 1.1345 1.1338 1.1333 1.1325