ユーロドル売り(1.14378)

欧州時間に崩れたユーロドルが、1.14ミドルまで戻してきた。

しかし、一度崩れた相場はたった1日では戻ることは少ない。

欧州ロンドンの歪んだ動き(ユーロドル売り、ドル円も売り)に
翻弄されたが、
今夜の本来の方向はユーロドルの売りであり、つまりはドル買いである。

ユーロドルとともにドル円も下げるという迷彩のなかから

ユーロドルを戻していけば、

あたかもドル円は今後続落、
そしてユーロドルは戻りを試す、のように見える感じにも見えるが

実際は真逆であるとみている。

つまり、ドル円は高値を試し
ユーロドルはさらに下値を試していく。


そのためには燃料が必要で、
現在のダマシ(…と自分は思っている)のユーロドルの上げに
ついていく、にわかロング。

そして、ドル円のさらなる下落を期待するドル円のにわかショート。

つまり、大多数にドル売りのバイアスをかけ
ドル売りのポジションをどんどん増やす。

そうすれば、これらが損切になったとき
まとめてドル買いのポジションが増えていく。


相場はダマシ合いで殺し合い。

圧倒的多数を一部のものが食い物にするために

相場全体に強烈なバイアスをかける。

現在のバイアスは、ドル売りである。

まずはじり安気味にドル円を下落で追い込む。

この流れは先に述べたユーロドルを売る際に
ユーロ円も下げるためのドル円売りも仕込んでおけば
演出できる。

ここで多くのものはドル円下落、すなわちドル売りというイメージを刻む。

そのあと、無理めでもとにかく売り地合いのなか
強引にユーロドルを買っていく。

わかりいいのが、超短期足レベルでのレジサポ転換をさせることである。

そうすれば、ユーロドルは戻り基調に見えてくる。

ドル円が下落なのだから、ドル売りで、
ますます、ドル売りユーロ買い、の戻り調子に見えてくる。

しかし、実際は逆である。

ユーロドルをさらに下に追い込むために
にわかロングの力が必要なのでる。

にわかロングが損切りすれば、これら買い豚のポジションが減り
売り圧力となる。

それにより、欧州時間に破れなかった1.14をさらに下にこじ開けることができる。

これを画策しているのはロンアニか。

いや、ロンアニどもは、すでに1.1410アッパーのアタックまでで利を食らっているはずである。

いまそれを狙っているのは、出遅れとなったNYであろうと思う。

ここまでロンアニどもが作った、ドル円売り仕掛けの迷彩を利用して

ロンアニどもが無理やりドル円を売ってきたのとは逆で

ユーロドルを無理やり買い

さらには下値にとどまるドル円のイメージを使うことで

ユーロドルの戻りを演出する。

そうすれば、ドル売りのポジションは嫌でもたまっていく。

あとはユーロドルに対するにわかの買い豚が
どこまで買いに便乗してくるかを見定め
頭打ちとなったところで、売り再開である。


いまユーロドルを買っている者たちは
罠にはまった大衆であろうと思う。

仕掛けをまつNYのグリードは、ただ売り再開のチャンスを虎視眈々と狙っているように思う。


ポジション
USD/JPY L 108.544 108.491 108.38
EUR/USD S 1.14402