東京刈り完了…また買い下がり

108.30アンダーまでは買い下がるつもりでいたので

さらに買い下がり

ドル円は結局、108.33あたりまで下落してきた。

ユーロドルの下げ加速については、当初の見立て通りで
早々に決着がついたが

ドル円の戻り加速は、やはり欧州時間には困難だった。

ドル円の組み合わせ、ドルも円もたしかに欧州の通貨ではない。

ドルはユーロの相対として、ユーロドルとしてワークし

円はユーロの相対として、ユーロ円としてワークする。

そして、現在、ユーロの地合いがかなり厳しいなか

ユーロが売られるならば、円に対してもドルに対しても売られることとなり

ユーロ円はクロス円の合成通貨で、直接取引がないとなれば

ユーロの代替えとしてドルを円に対して売る

つまりドル円を下落させることで

ユーロ円は下げ足の歩調をユーロドルに合わせる。

さらにいえば、このユーロドルの下げトレンドを突き進めながら

ドル円の買いあがりを否定し、東京刈りも果たせるのだから、一石二鳥である。

またも東京の高値更新を間抜けなカモとするかのように

9時台の実需の買い注文以降の買いあがり

10時あたりから買っていた東京勢は全員マイナス、といったような状況である。

ようするに、108.40あたりからの買い上がりは
チームロンアニの執拗な売りによって全否定された、ということである。


本当にロンアニどもは、東京勢をどこまでも殺さないと納得できないようだ。

ユーロドルは見立て通り下げ幅を広げているが、

その相対であるドル買いがワークせず、

ユーロの下落からむしろユーロ円を下げるという端役にドル円を置き、

ドル買い円買いのドル円下落である。

では、NYでも同じことができるか。

ドルが市場のNYで、株価が大幅に下落していない中で

ユーロドルでドル買いをし安値を追いながらも

ユーロ円でユーロを売り、円を買う?

ドル円をまた埒外に置き、
ドル買い地合いにあって、そんなことをして
東京刈りにいそしむロンアニが利するようなことをNYがやるとは思えない。

引き続き、ドル買い。

ポジション
USD/JPY L 108.544 108.491 108.38