今日のロンアニが刈ったのは、週末に提灯してきたグリード売り豚

今日のロンアニは、

ユーロドルについて逆張り買いしてきた東京を刈ることなく、
むしろ、それを援護していった。

しかし、トレンドが伸びるときは、誰かが刈られているわけで、

いつもの東京が刈られない…となれば、
誰が刈られたのかといえば、
先週末のNY時間に順張りショートで入っていた売りの欲豚どもである。

この連中は、NY市場が休場のときでもトレードしていた
自分と同じようなアホたちで
ある意味で、東京勢よりも下手くそな連中である。

相場参加者が少なく、ボラティリティもないなかで
トレンド方向だろうが、レンジ方向だろうが
どちらも意味のないモメンタムに対して売ったり買ったりしている段階で
アホである。

そして、このアホどもは、
ただでさえ、1.1320というサポートが近いにもかかわらず

その近距離からロンアニの下げトレンドに便乗する形で
閑散としたNY市場のなかでも順張りのショートをかけ続け、
わずかの利益さえも取ろうとする乞食どもであった。

そして、案の定、その日はNY市場は休場でまともな大口も少なく
それ以上のトレンドは走りようもなかった。

そして本日の戻り過程では
いの一番にショートカバーで、脱兎のごとく逃げる。

この連中が、いったい週末にどれほど稼げたかわからないが、

この一過性の便乗の売り豚のショートカバー、もしくは損切によって、
本日の欧州時間の戻りがしつこいほど、じりじりと上昇したのだと推測する。

バカが訳のわからないポジションが無意味に積まれると
いかに、その後の相場が異例なものとなるか、という典型である。

本日の東京勢すらラッキーの
本日はただただロング持っておけばなんとかなる、
という一方的な相場は
先週末のアホらのショートポジションの投げのおかげである。

普段なら、週末の下落過程においての逆張りのロングが
うまくワークすることのほうが少ないが
その下落過程が、本腰を入れていない
東京勢以上に下手くそな連中が積み上げたショートなものだから

ただ値ごろ感での逆張りロングが功を奏した。

しかしながら、そんな一過性の小銭拾いのクズどもの前には
本腰を入れたクズの売りがあった。

NY市場前のロンアニである。

先週末は、NY市場の前までは平常運航で
ロンドン市場もワークしていた。

そこで、がっつりロンアニが売りをかけてきたのである。

奴らが狙っていたのは、ユーロドルの売り崩しであったはずで
1.132どころか、1.1割れくらいを狙う勢いで売っているはずである。

結果、本日のユーロドルの戻しも
NY時間にいたゴミ拾いに損切の嵐を作らせることはできても
1.1380から上の、本腰を入れた売り豚たちまでは崩せなかった。

で、今のターンはというと

欧州時間に、ゴミ拾いを踏み上げ、レートが上がることに調子に乗った
新規の買い豚が、ポジションを投げる番である。

結果的に、
自分が1.1344から1.136、1.1378と積み続けていたショートは間違っておらず、

また、ドル円も113.20を抜けた段階で、
ターゲット113円ミドルを狙うであろう見立ても間違ってはいなかった。

それが、1.1380アッパーを頭に、1.13ミドルあたりまで垂れてきたところで
全決裁し、

ここからの押しは、押しではなく、下落なので
押し目買いではなく、戻り売りの好機になる、と見立てながら

それまでの相場の動きから買い目線のバイアスがかかり
よりによって買いを入れ
それが損切されたところで、即ドテンで売りを売れ
わずかのもどしで再度損切、

というような、パニック同然の動きをしてしまった。

いまあらためて冷静に相場を見た時

ユーロドルは、自分が当初売りで入った1.1345あたりで停滞している。

ここは欧州時間の上昇の起点となった位置で
ある種の節目として売り買いが拮抗しているのだろう。

しかし、重要なところはここではない。

もっと重要なラインは、先週末、ロンアニが破ってきた、1.1358あたりの安値である。

そこを割ってる段階で、1.1345の攻防など意味はない。まだまだ下落の通過点で、なのに、ここで買うのはさすがに下手くそすぎる。

週末のNYが、便乗の売り豚だったにせよ、作られた下落波動の幅を
本日の戻り高値1.1380アッパーあたりで掛け合わせると

ターゲットとしては、小さく見ても1.1290あたりが見込める。

今日、ユーロドルのショートに始め入った時
こんなに戻されることがなければ、もっとしたんでターゲットが見込めたが
高値が切りあがった分、ターゲットが上にシフトしてしまった。

結局、ドル円は113円ミドルを超えてしまった…。

お花畑相場炸裂である。

ドル円がいの一番にターゲットに到達してしまったが、
次にターゲットを目指していくのはユーロドルである。

ユーロドルの目指すべきは、
まずは1.1320割れ、次いで、1.13割れである。

現在はNY相場。

ドル主体で動く時間である。

ドル円
ドル買いなのに、そこで円売りだから
例えば、ユーロ円が上がって、それでユーロドルも上昇、

のような、ドルも買われ、欧州通貨は買われる
といったような、ドルストレートに好都合な事態なんて、そう簡単には起こらない。

ポジション
EUR/USD S 1.13635 S 1.13567
GBP/USD S 1.28429