トレンドに準じるほかなし…完敗です。ユーロドル全損からの、ドル円売り、カナダドル円売り、豪ドル円売り、そしてユーロドル買い(くくく…)

ユーロドルは何度も損切と売り増しを繰り返しながら耐え続けたが、

1.1310を抜けられ、ついに全損となった。

 

それでも1.1350あたりまで売り上がり、途中下げたところを利益としていった、そんな利益微々たるものである。

 

結局、どれだけ中長期的にユーロ上訴湯の理不尽さを語っても

これだけ上昇が続けられれば説得力はない。

 

ここからさらに数百pipsの損失に耐られるほどのロットで

長期目線で見るならともかく

 

こちらは、50pipsもアゲインストを取られると、資産の多くが吹き飛ぶようなレバレッジである。

 

1.1300を上回るに至り、

自分はユーロドルの売りをあきらめることにした。

 

現状、東京もロンドンもNYも買いに回っており

ユーロドルはオールロング状態である。

 

もはやここに売り手はいるのか、という話だが、

 

それでも逆張りする新規の売り豚(自分のような)はいるはずで、

さらに強力なのは、長期足ベースで売り持ちしている豚たちのショートカバーもある。

 

ドル円は1日1円ペース、ユーロドルは1日100pipsペースでドル売りが続いており

ユーロドルはともかく、ドル円については

これまでの平均値幅の倍のレベルである。

 

値ごろ感で見るなら、だからこそドル円はそろそろ底打ちするしユーロドルはそろそろ上げ止まる、と考えたくはなるし、実際自分もそのような考えでユーロドルを売り続けていたが、

 

それだけ急激な変動を見せるということは

とにかく一刻も早くドル円のロングを捨てたい

ユーロドルのショートを捨てたい、という投げ売りが起こっているということである。

 

これだけ急角度なドル売りがなおも続くのか…というのは直感的に思うことではあるが

 

なおも続くからこそ、これだけ急角度なドル売りが続いているともいえる。

 

現在のドル売りが極端なものであるとするなら

現在の安値圏でドル円を買いで拾ってくる豚もいるはずで

高値圏でユーロドルの売りをぶつける豚もいるはずである。

 

となると、こんなど安めのドル安水準であったとしても

 

トレードするならそのトレンドについていくことにした。

 

ということで、

ユーロドルの売りという方向はいったんあきらめ、

 

ドル円を売り

クロス円としては、カナダ円と豪ドル円を売り

これが最も悔しい転換だが…

 

ユーロドルを買うことにした。

 

上記の中で、もっとも自分のなかでしっくりくるのは

カナダドル円の売りである。

 

カナダドルは、カナダ中銀が利下げして以降、売りが継続しおり、

 

このドル安相場においてすら、底堅く推移している。

 

ただ、ドル売りの圧力に屈して、ドルカナダは戻りが鈍く

変わって、ユーロカナダが高値を追い続けている。

 

カナダドル安が、ドルカナダの大幅上昇を生まず

ユーロカナダに上昇が集中するのは

ドル売りの漁夫の利を受けててふざけた(?)買いを続ける湯ユーロの上昇によるものだが、

 

いずれにしても、現下、カナダドルが最も最弱であることにかわりはない。

 

ただ、ドルカナダのロングでは、ドル売り圧力から上値が伸ばせそうもないなかで、カナダドルを売りたいとなると

 

目下、世界最強通貨となっている対円でのカナダドルの組み合わせで、カナダドルを売ることが現状はベストな選択に思えた。

 

さらに豪ドルについても、相変わらず弱く、

ただ、ドル売り地合いから底抜けを回避していることから

豪ドルにおいても対ドルとの組み合わせはマイナス同士がぶつかり合うこととなり、値動きが膠着する。

 

よって、対円で豪ドルも売ることにした。

 

来週の相場がどうなるかはわからないが

 

少なくとも、本日まで作られてきた週足のドル売りの痕跡は

ユーロドルには大陽線を

ドル円には大緯線を形成するに至っている。

 

週末のNY市場のみで、この大陰線大陽線が挽回するとは思えず、

むしろ、週足完成の限界一杯まで

市場の豚どもは週末の本日すらも、いまいちどドルを売ってくるのではないかという結論に至った。

 

ユーロドルの売りを少なくとも今週はもうあきらめたのは

本日がすでに週末で、でありながら、なおもドル売りが続くことからである。

 

ドル円は本日105円でいったんの底割れを回避したが

 

これは、テクニカル的に見た下値めどが105円界隈にあり、

ここらで上から売っていた売り豚の利食いが入ってきたからだろうと思う。

 

いまの地合いで新規の買いが入るとは思えず

このショートカバーが一巡すれば、

ふたたび戻り売りの牙が襲ってくるのではないか、と思う。

 

実際、今週のドル円はそんな流ればかりで推移してきた。

 

戻り売りがは粉砕されることも多いが

ここまで綺麗に戻り売りが決まりまくる相場もそうそうないとは思う。

 

しかし、そんな異例な相場が通用し続けているのが、現在の相場である。

 

コロナウイルス問題に警戒しまくる今週の市場は

結局、ドル売りからドル買いに転じることはできなかった。

 

完敗である…

 

ポジション

USD/JPY  S 106.571  105.559 

CAD/JPY  S  78.581  78.574

AUD/JPY  S  69.982

EUR/USD  L  1.13023