ドルカナダロング、ドル円ショート利食いでドテン。さらにユーロ豪ドル売り

ポジション

USD/CAD  L 1.29625 → 1.2978 利食い

USD/JPY  S 108.473 108.441 → 108.40 利食い

 

ドルカナダとドル円については、値動きの膠着感を感じるため、NY前にすべて利食い

 

ドルカナダは1.2975まで押した後、

そのまま日通し高値あたりまでまた買われたため

上昇過程の押し目位置で利食いでポジションを捨ててしまったことになる。

 

もういい…

 

かわってユーロ豪ドルを売ることにした。

 

イラン問題の有事は確かにリスクオフのムードだが、

 

この流れでリスクオフで進んでいるのは

実は豪ドルの売りのみである。

 

カナダドルは買われるどころか、むしろ、ロンアニのヘッドフェイクによってむしろ売られている始末である。

 

豪ドルの下落については、昼頃にニュースを見ると、現在、豪州で大規模な山火事その被害から来月利下げされるとかなんとかというニュース。

 

真偽はよくわからないが、豪州はいま災害に見舞われているようである。

 

…って、ちょっと待て。

 

もはや、豪ドルはイランがどうとか、リスクオフ地合いは全く無視となってきている。

 

山火事は甚大な被害かもしれないが

まさかオーストラリア全土を焼き尽くすようなものではあるまい。

 

被害が大きければ、他国からの救援もあろうはずで

 

そもそも自然災害の勃発から即座に中央銀行が利下げする、という話は聞いたことがない。

 

こうした怪しげな豪ドルを下げるがための見立て(来月利下げ)のような流布され始めるときは、たいてい、裏で豪ドル買いが準備され始めていることが多い。

 

本日は、

もはや本来のドル買いの材料は無視され始めており

 

各アナライザーもドル買いや豪ドル売りなどの口実を無理やり現象説明し始めているような状況である。

 

下がるから売る、という手段が目的と化すようなおかしな流れとなってしまう。

 

そんななかで、一時1.600を割り込んでいたユーロ豪ドルが、またも1.63をうかがうのではないかというほどの極端な上昇を見せている。

 

ドルカナダは戻り相場を継続しそうにみえるが、昨夜NYの戻り高値1.2990アンダーに届く前から早くも上値が重くなり始めている。

ということで、小口でドルカナダを売りにかえつつ。

 

主軸を豪ドルに切り替えることにした。

 

ということで、ユーロ豪ドル売り。

 

ユーロ豪ドル売りということは、豪ドル買いのリスクオン相場が想定され

そうなれば、ドル円の継続的な下落も怪しく感じられることから、ドル円は買いに切り替えた。

 

ドル円は戻り売り形状に見えなくはないが

昨夜108.30を抜けている段階で

直近高値を上回っている。

 

さらに本日の最安値圏は108.30アンダーで、ここが守られていることから、ロールリバーサルも完成させているということになるため、本来、ドル円売りには躊躇があったが、ドルカナダの上値の重さから、やはりドル円を売り続けられないように思えてきた。

 

ということで、ドル円買い、ドルカナダ売りからのユーロ豪ドル売り。

 

むりやりドル円の上昇をテクニカルから見立てると

現状、ドル円エリオット波動(この理論を自分はあまり信じてないが)でみたとき、もろ持ち合い状況の第4波であるようにみえる。

 

エリオット波動を相場参加者が信じているとすれば、ドル円にはまだ第5波は現れてはおらず

それが示現した場合は、上値メドとして108.80あたりまでは上昇波が伸びる形になる。

 

ここで短期上昇傾向にあるドルカナダをあえて売り持ちにするのだけは、ちょっと躊躇があるが

 

リスクオフ相場を煽り続けるのにもはや限界がでてきたとするなら

市場に強まっていくのはドル売りで(ただし対円においては円売り)

ドルカナダの戻りはこのあたりが限界になるようにも思う。

 

というこで、現状はドル円買い、ドルカナダ売り、ユーロ豪ドル売り

 

ポジション

USD/JPY  L 108.398 108.399

USD/CAD  S  1.29801

EUR/AUD  S  1.62622 1.62618