いきなり強烈なポンド買いが発生し、残ったポジションが損切り、ユーロポンド買い直し
0.8750であらかた利食いしておいてよかった。
ポンド相場はロンアニ登場前に急変した。
15時半から、いきなり大量のポンド買いが持ち込まれ
いきなりユーロポンドが急落した。
残しておいたロングポジションが一気に損切り。
EUR/GBP L 0.87294 0.87348 0.87328 → 0.8712 損切り
高値圏から、一気に50pips以上の下落である。
15時半前にあらかた利食いしておいてよかったあ…。
大玉をあらかた利食いしていたため、損切りを深めに置いていたら、そこを思い切り突き破られた。
いったんユーロポンドロングは損切されたものの
大玉の利食い分があったため、この損切りぶんを入れてもまだ収支はプラス。
報道早取りゲームがまたはじまったようで
今回はEUの首席交渉官なる人物が、今週中の合意は可能だとの発言。
この号砲でポンドが一気に買われ
ポンドドル、ポンド円が急上昇。
ポンド円の上昇に伴う円売りから、ドル円も108.40まで上昇した。
いったん、ユーロポンドはスクエアとなったが、あらためて買い。
というのも、ユーロポンドの0.8690あたりは、いくつかの抵抗帯が重なる、かなり強めのサポート領域になると見ているからだ。
ドル円は売り増し。
ドル円については、106.40から上が売りの厚い抵抗領域になっている。
つまり、ユーロポンドにおいてもドル円においても、強いレジスタンスとサポートに突っ込んいる状況である。
もちろん、報道相場がはじまると、テクニカル的な節目など無視してレートが突き進んでくが、
以下、3点の理由から、この報道内容では、テクニカル的な節目は超えられないと思う。
1つ目が、今回の報道は、首席補佐官の心証を吐露したのみで、合意が期待されるとは言っていても、合意する予定だとは言っていない。
つまり、合意に向けて具体的な現実はまだ進んでいない。
2つ目が、今回の報道ゲームの初速に乗ったのは、ロンアニではなく欧州勢であること。
今回の報道は15時半過ぎに行われた。
つまり、ロンアニが本格参入してくる16時前が、報道早取りゲームのポンド買いのスイッチが押されたということである。
このあとロンアニが参入しても、すでにポンド買いに出遅れた状態で、
とにかく値幅を稼ぎたくて仕方ないロンアニにしてみれば、ここからのポンド買いにはうまみがない。
ということで、本日のロンアニについては、ポンdの買いについてこないように思う。
3つ目が、2つ目の理由に少し関係してくるが
ポンドは投機豚たちのおもちゃである、ということである。
ドルやユーロよりも取引規模が小さいポンドは
一部の投機の思惑で50や100pipsくらいは簡単に動かせる。
ポジティブ報道なのにポンドが売られるという整合性のなさについては、またどこぞのアナライザーどもがもっともらしい理由をつけてくれる。
もし、今回の報道ゲームが16時以降にはじまっていたら、自分もユーロポンドの買い直しはしなかっただろう。
テクニカル的に、08690あたりがいかに強いサポートであったとしても
初動をゲットし値幅を作ることにロンアニが成功していたら、そうしたテクニカルラインもとりあえずは破る勢いで売り浴びせてくるだろうからだ。
しかし、今回は初動を欧州勢に取られた。
15時半ごろという時間ならば、東京勢にすら、機先を制されたような状況だろう。
いまロンアニがポンドを買いに追随することは、かなりの後追い状況である。
ロンアニも実はポンドを買いたいとしても
まずは自分の前にいる邪魔な買い豚どもを振り払ったうえで、買いたいと思うのではないかと考えている。
ポンドはすでに2波分の上昇幅を作っている。
初動に乗り遅れたロンアニどもは、その三波めをいまとしてその追随者になることは選ばず
むしろ、調整の下げを演出する側に回っていくように思える。
ということで、ユーロポンドの買いとドル円の売りについてはもう少し様子を見る。
普段はテクニカルなど一切無視するかのような乱暴なトレードしかしないロンアニだが
本日はテクニカルに従い、ポンド売りを仕掛けてくるのではないか。
負けず嫌いのクズ集団。
そんなロンアニの生態を考えると、
とりあえず、いまはポンドの買い場ではない。
ポジション
USD/JPY S 108.403 108.395 108.384 108.371 108.362 108.354
EUR/GBP L 0.86934 0.87004 0.87012 0.87027 0.87072 0.87106 0.87129 0.87133 0.87155