ユーロドルロングがまた切られて、買い下がりの買い直し

本日のユーロドル相場は、

1.1105の週足ネックラインをレジスタンスとして

1.1070アッパーまで下落してきた。

 

非常にわかりやすく、かつ教科書のようなチャートパターンである。

 

しかし、ことユーロドルについては

ゾンビのような通貨ペアで

これまで何度もこうした長期目線の転換を裏切り続けてきた。

 

ユーロドルは、もはや長期レベルでのレンジ、のような状況となっており、

 

現在のドル安地合いにおいて、継続的にユーロドルの底値を追わせるには限界がある。

 

ユーロはあくまでもドルの受け皿であり

ユーロドルが下落するためには、強烈なドル買い材料が必要となる。

 

ここ数日は、ユーロが追加緩和期待で売りが囃し立てられているような状況である。

 

ユーロはあらゆる通貨に対して売られており

ユーロポンドも下落するという流れの中で

なんと、あのポンドドルが前日比で上昇を続けている。

 

冷静に現在の地合いを考えると

米中貿易問題に進展が見られないドル売り地合いに加え

ブレグジッド問題で揺れる、ポンド売り

というのが現在の大枠での為替ストーリーである。

 

ここに割って入ってユーロ売りという相場を囃し立てる結果

ポンドが買われ、ドルが買われる、

という上記、大前提からは明らかに矛盾する相場状況が生まれている。

 

結局、この状況は、為替相場におけるあだ花のようなひととTきの不均衡であり、

ドルやポンドの戻り売りのまたとない好機であるとみている。

 

自分はポンドはやりたくないので、ドル売りとなる。

 

ちなみにドル売り相場が示現したとき

リスクオフムードがドルカナダにおいては買いを誘発しやすくはなるのだが…

 

ということで、当初、ドル円ロング、ユーロドルロング、

ドルカナダショートを積み増しでいたら

 

ユーロドルの売りがきつく、ドルカナダ以外をすべて損切り

 

ユーロドル、いったいどこまで落ちるんだ…

と思っていたら

ドイツが景気後退なら赤字財政拡大とのヘッドラインで

ユーロドルは突如上昇。

 

あらためてユーロドルを買い、ドル円を売るも、

ユーロ買いの流れは円売りも誘発していたようで

ドル円は微損で損切りし、ロングにドテン。

 

結局、ドル円上昇の方が、ドルカナダは落ちやすくなるわけで

で、結局、ドルカナダは安値を更新。

 

ショートポジションを半分利食い

 

しかし、本日もドルカナダだけを売っておけば普通に勝てていた。

 

ユーロ円、ユーロドル、ドル円

多方面に手を出してしまったために、現状、まだマイナス収支である…。

 

ポジション

USD/JPY  L 106.326

EUR/USD  L 1.10854  1.10972

USD/CAD  S  1.33345  1.33081  1.33058  1.32978  1.32942