くそ、株価に翻弄された
昨夜の株価の続落と
ネックを破られた買い豚たちの手負いの虎状態からによって
捨ててしまった、109.20アンダーからのドル円ロングと1.6140あたりからのユーロ豪ドルショートは
本日東京時間
自分の見立てていた109.70、1.6060あたりのターゲットに共に到達することとなった。
握り続けていれば取れていたものの
今月は握ればマイ転、という惨敗が多かったので、20pipsほどの利益しか取ることができなかった。
昨夜も引き続きの米株安と、これまでの負の体験が、ホールドという選択を選べなかった。
負けてる時はしっかりホールドしてるのに、勝てる時はホールドできない。
このメンタル構造を逆に転換せねばならないが、これこそが相場において最も困難な行為である。
この明確な解決策はどんな書籍やネットでも示されていない。
もちろん損小利大は、投資のいろはの、い、くらいに語られることであるが、
言うは易く行うは難し、である。
通常、ポジションをホールドできる精神状態というのは、意地であったり怒りであったり嘆きであったり、
攻撃的もしくは負の感情が充満しているときである。
これは含み損のある時の感情で、通常、含み益のあるときはこの手の感情がわきにくい。
もちろんリベンジトレードのようなときは、含み益があってもこれら感情を維持できている時もあるが、やはり含み益が増せば増すほど、この手の負の感情は、どんどん沈静化されてしまう。
含み損が膨らむほどポジションは投げるべきで、含み益が膨らむほどポジションはホールドしておくべきだが、
チャートを見ていると、人は全く逆の行動に出てしまう。
ではチャートを見なければよい、ということになるが、
ターゲットと損切りだけを置き、あとはチャートを見ないということをすると
ふいの動きを見逃すかもしれない、思いが出てくる。
ただ、このふいの動きを逃したくない、というのも、無意味な損をしたくないという、欲豚の発想で、
チャートを見てしまい、ふいの動きに翻弄されることで、結局、チキン利食いをしてしまうのである。
含み益での利食いを耐えることと、チャートを見ないことを耐えること
どちらの忍耐が奏功しやすいか、というと、やはりチャートを見ないことかもしれない。
TP SLをしっかり定め、エントリー後はチャートを見ない。
やはり…これか。
ただし、自分の中では、別の仮説があり、それをもう少し試したいとは思っている。