今夜、ユーロドルの重要なラインは1.1260アンダー

負ける日はとにかく連投となってしまう。

 

同じ相場は二度とない、とはいうが、

今夜のNYは安値も高値も超えない、持ち合いで推移している。

 

現在のポジションはなんとか含み益にあるが、

とにかく、持ち合いが続く…。

 

含み損があるときは、どんどん含み損が増大し

日通し最安値付近でNYクローズとなって

最悪の気分で損切をかけるのに、皮肉なものである。

 

もう本日何回目の書き込みになるかわからないが

 

1.1230から1.1280まで反騰したあとのポジションをイメージしてみたい。

 

1.1270あたりから、ロンアニどもに執拗に売りたたかれたユーロドルは

1.12ミドルを割れて、1.1230アッパーまで下落した。

 

ここでグリードどもの多くは利食いをしたはずで

さらにここからの反騰に至っては

売り浴びせたていたグリードの多くが損切にあったはずである。

 

ここには、1.1230のゾーンから買ってきた新規の買いもいたわけで

 

投機的な新規の売り豚たちが損切され消えていくのに合わせて

この1.1230からの新規の買い豚が増えたはずだ。

 

つまり、現在のゾーンには、買いがたまっているということになる。

 

ただ、売り仕掛けをかまし続けた、ロンアニどもは消されている。

 

通常、この買いが東京勢とかなら

これがロンアニに切り崩されて、ロングも減少していくだろうが

 

今回の買い持ちは、NY勢で

ここを切り崩すとすれば、同じNY勢しかいない。

 

同じNY勢が、身内の買いをさらに切り崩すのか…

という嫌な予感は置いておいて、

 

溜まったロングが解消されるには2つのパターンがあり

1.1230から買っているロングがポジションをほどくタイミングは

利食いもしくは損切である。

 

現在のダウントレンドで利食いをしていくとするなら

直近高値あたりが保守的なところで

それは米指標の発表時に到達した。

 

1.1280あたりからの陰線はこの利食いの跡だと思う。

 

となれば、残るは、利食いをまだしていない買い豚。

 

さらに、1.1260に落ちた後、さらに買いが入ったことから

このあたりからの押し目買いの新規の売り豚。

 

このあたりがいま残存しているNYの買い豚たちである。

 

まず、1.1260あたりからの買い豚は

短期の利益狙いのため、1.1260が再び割れれば投げてくるだろう。

 

問題は、1.1280を超えても利食いを行わなかった

1.1230あたりの買い豚で、

 

この連中にポジションを投げさせるには、ふたたび1.1230のゾーンをのぞき

かつ、本日の日通し安値を更新する他ない。

 

本日、1.1230を再び割れてくれば

 

さすがに、こいつらがロングをホールドしておく意味はない。

 

現在、ドルの方が金利も高く

営業日をまたいだ段階でマイナススワップが確定する。

かつ下落トレンドが鮮明なユーロドルに対して

マタギでこのロングポジションを持つことはリスク以外のなにものでもないからだ。

 

それでもユーロドルを持つというなら

ユーロの買い材料となる、なにかインサイダーな情報を握っているということだが、

 

それであるなら、ロンアニどもがそれを見逃すはずもなく

欧州時間にここまでユーロドルが売られていたはずがない。

 

やはり、現在のユーロドルの戻りは

フィボナッチのゾーンや各種ラインが重なりまくる、1.1230アッパーのテクニカルな意味から

買いが入った公算が高く、

 

テクニカル要因からの買いならば

そのテクニカル的根拠が失われたならば、ふたたび下げに転じる公算が高い。

 

そのためにまず重要となってくるのは、1.1260割れのラインである。

 

ここまず、明確なサポートラインであるということもあるが、

 

ここは、1.1280を抜けるまで戻ったユーロドルが押したとき

ふたたび押し目買いが入ってきたラインである。

 

ここでユーロドルを買ってきた買い豚たちは

このラインを背にして買ってきているのが確実で

ここを割れば、まずこいつらがポジションを投げる。

 

いま、レートは、1.1270を割れないところでとどまってしまったが

ここから、1.1260割れに向かうためには

売りが必要である。

 

そのためにはドル買いの力が必要なのだが

 

ユーロドルをのぞいた他のドルストレートペアは

ことごとく、前日比プラスで推移しており、

ドル円も上値が重い状況にある。

 

つまり、現在はドル買いの圧力がそもそも不足しており

 

どれが消極的な意味で、ユーロドルの下値を支えている。

 

米株が300ドルも前日比プラスなのに

ドル円の上値がやたら重いこともやっかいである。

 

相場はだいたい午前3時から走り出すが

 

3時を過ぎてもこんな状況が続くようなら

今夜も絶望的である。

 

現状、自分の見立てを総合すると

ここからドル買いする奴なんているのか、

という不安感しかわかない…。