ドル円買いからのいきなりレートが伸びて、8割がた利食いの残りをホールド
ドル円は、結局、株安の売り圧力に耐えられず
本日の東京時間、103.10まで下落していた。
ほぼほぼ、一昨日のNY安値に面合わせした形だが、
NY安値をわずかに更新したものの
そこから下に押しきれず、そこから反発。
ただ、昨夜のレンジを割り込んだ下限、104.30に頭を押さえられてからまた戻り売りを浴びたものの
103.20あたりで二度試した二番底からの上抜けでのネックライン、103.50あたりがロールリバーサルとなったように思え、
下げを引き付けて103.60アッパーから買いに入った。
買いで入ったのは18時半あたりからだが、
そこから時間をあまり置かずして、ドル円がいきなり104円まで上伸。
ロスカットを103.50割れあたりに置いていたため、
106.60アッパーからのエントリーとしては、リスクリワード1:2以上あり、十分になるため
ロングポジションを8割ほど一気に利食いした。
USD/JPY L 103.646 → 103.95 利食い
残りのロットはロスカットを同値水準い引き上げて、もう少しホールドしておく。
ユーロドルは、ようやく狂った上昇トレンドを短期的に否定するシグナルを発してきたため
戻り売りを仕掛けたいところだが、
いまは最安値に張り付き続けており、手を出しにくい状況である。
いまトレンドは一方的なドル売り相場が徐々に収まりつつあり状況で、
利幅のある取引機会を探るなら
ドル売り相場の完全な転換のタイミングの位置を見出すことにあると思う。
ここまでドル売りが進むと、これまで逆張りのドル買いで損失を重ねた大衆は、どんどん恐怖によってドル売り目線に完全に傾いており
ここに欲望が重なると
少なくともここから利益を取りにいくために、
ここからなおもドル売りをして、
暴落局面のおこぼれをわずかでもほしいと考え始める。
ただ、ここまでドル売りが進めば
真のグリード連中が順張りでドル売りを進めるはずもなく、
むしろ、いまの恐怖相場を利食い場としているはずである。
もちろん、反発の兆しがはっきりと表れていない段階で
いまの103円代は新規のドル買いを仕込むようなレートではなかろうが(とはいえ101円代ではすでに買いを仕込み始めているとは思う)、少なくとも、新規の売りをしかけることはないだろうと思う。
本日は、現状、30分もせずに30pipsの利益がドル円で取ることができたが、
自分の本日のメインの狙いはユーロドルである。
ユーロドルは現状、レートを上下に振りながらもボリンジャーバンドが拡大方向を示しつつある。
しかもその拡大方向は下方向で、
継続的な売りを示唆する足型である。
ただ、本日はECBの政策金利決定会合があり、
ここでユーロが激しく上下動することはほぼ確定的で、
そこで生じるであろう戻りを待って、売りを仕掛けたいと思う。
豪中銀の利下げ、FOCMの緊急利下げ、カナダ中銀の利下げ、英中銀の緊急利下げ
この利下げラッシュで、上記該当通貨(豪ドル、米ドル、ポンド)は、すべて利下げ発表以前より以後の方が売られている。
今度はユーロの番である。
あらゆる通貨が、利下げによって通貨価値を引き下げているが、ユーロのみは期待外れとかなんとか、言われ、唯一、買われる、となるなら、もうどうしようもないが、
現在、最も価値がない(と個人的に思っている)ユーロのみが、利下げ後も買われるということにも、どうやっても限界があるように思っている。
このユーロのふざけた買いという意味では、ユーロ豪ドルもどこかで叩き売れるタイミングが来るように思っているが、これはまたもう少し時間が必要かもしれない。
ポジション
USD/JPY L 103.646(LC 103.65)