ドル円買い増し、ユーロドル売り増ししたのち、二度ほどにわけて全利食い スクエア(USD/JPY L 113.477 L 113.512  → 113.598 113.587 利食い  EUR/USD S 1.1367 S 1.1345  → 1.1333 1.1338 利食い

ドル円を113.51で買い増し。
ユーロドルを、1.1345で売り増し、

その後、午前0時に向けて、二度ほどにわけて、各通貨ペアを利食いし、
現在スクエア。

USD/JPY L 113.477 L 113.512  → 113.598 113.587 利食い
EUR/USD S 1.1367 S 1.1345  → 1.1333 1.1338 利食い

ようやく値段が一方向に伸びてくれ、なんとか利益とできた。

ドル買いの意欲は相変わらず旺盛だが

やはり、ユーロドルは、
自身でターゲットに見立てていた1.1330より上あたりでいったん下げ止まり、
その動きを見て、ポジションをホールドすることをやめた。

ドル円も、自身が描いているレジスタンス113.60を明確に超えられないでいる。

ライントレードならここから逆張りドル円ショートにユーロドルロング、なのだが

すでにドルの買いトレンド(つまりドル円がアップトレンド、ユーロドルがダウントレンド)
となってしまったいま、セオリーとして狙うべきは
レジサポがどこであろうと、まずはドルの押し目買いである。

ただ、現状としては、さらなる先のターゲットが描きにくく
どうもリスクリワードがよくない。

個人的な見立てとはなるが、
ここからあらためて、
ドルが短期レベルでもダウントレンドに戻ってもらうためには

少なくとも、ドル円が113.45あたりをクリアに割り込まねばならず
ユーロドルに至っては、1.1370あたりを超えなければならない。

ドル円はともかく、
下落トレンドにあるユーロドルがNY時間の午後以降で上に30pips戻すためには
株価や債券利回りの急落とか、過激な要人発言とか事件事故など、
突発的ななにかがおこならないと困難である。

さらに、ユーロドルは繰り返しとなるが
自身の見立てていた短期足レベルのターゲット、1.1330アッパーにすでに到達し、

ここからは1.1350〜1.1330あたりでの、
持ち合いになったとしても、全然不思議ではない。

とりあえず、個人的な収支としては、今日もまたNY市場で盛り返した感がある。

欧州市場が最近は、どうもうまくやれない。

ポジションを持てば、いちいち踏まれるし、押し上げられるし
損切りにかかりまくる。

ロンドン相場は欲にまみれた一方的なグリードパーティー
あとからチャートを見直せば、NYよりはるかに一方方向で、
かなりわかりやすい動きが多いと思うが、

リアルタイムでみていると、なぜか、その方向を逆に見てしまう。

このあたりの改善が今後の課題である。

ユーロドルも三角持ち合いのなか

よくよくチャートを見直してみると

以前、ポンドドルで述べたのと同じように
ユーロドルも三角持ち合いを形成しているようにみえる。

まあ、トレンドラインというものは、描き手の主観にかなり依存するし
どうとでも引くことができるため、
そこに客観性があるかどうかはともかくだが、

実際、上下に描いてみたトレンドラインは、
上下各方向にがちがちに取り囲まれ
実際、ユーロドルもそのなかを超えられず、そのなかでの動きに終始している。

あれからユーロドルは、安値をさらに更新し、
1.1330も割れて、下落を継続しているが、
ドル円が113.60から頭打ちの状態で動きが鈍い。

これが何を意味するかといえば、

ユーロドルの下落と、ドル円持ち合いに掛け合わされた
ユーロ円が引きずられて、悲惨なことになっている。

で、ポンドはどうかというと、下落はそれほど激しくない。

その原因はユーロポンドで、ユーロポンドもえらい下落を進めている。

ユーロは現在、主要通貨すべてに対して弱く、
ユーロの独歩安状態である。

テクニカル的に見れば、前日安値も割り込み
下げ加速の形状となっているため
下落はわからなくはないが、ユーロのみがこんなに弱い、
という意味が、現時点のニュースなどからはよくわからず、
とにかく現時点では、テクニカルムーブのみで下落が進んでいる、としか言えない。

月末というのもあり、もう今夜は、なんともいえない動きであるが
月足で言えば、陰線で終わるか陽線で終わるか、微妙な状況にある。

しかしながら、ユーロドルの今月の月足は、現時点では十字線に等しい。
それだけまともな値動きがなかった、ということである。

その意味ではポンドドルも同様で、

それに対して豪ドルのみがくっきりとした月足陽線で終わろうとしている。

勝っているときに祈り、負けているときに恐怖せよ

なにかの本で読んだ言葉であるが、名言である。

ジェシー・バリモアの言葉のようだが、

正確には

人は願わなければならない時に恐れ、恐れなければならない時に願う。

である。

これは相場における心の在り方を示したものである。

相場においての恐怖と願い、というのは、含み損、含み益、というのに置き換えられる。

普通の人は自分のポジションと逆行し含み損をかかえたとき
相場が戻ることを祈り、ポジションを握り続ける。

俗にいうお祈りトレードである。

逆にポジション思惑通りとなり、
利益が伸びているときほど
その利益を失うことを恐れ、利食いが早くなる。

掲題の言葉は、その感情の動きを逆にせよ、という話である。

含み益があるときに、それが失われることを恐れるのではなく
むしろ、それが伸びることを願い、
含み損があるときには、それが戻ると願うのではなく
さらに含み損が膨らむことを恐れ、早々と逃げよ、ということである。

人の感情は、勝っているときには守りに入り
負けているときは、攻めになる。

ギャンブルなど特にそうで
勝っているときは、勝ち額を守るために、
賭け金も保守的になるが、
負けているときは、一発逆転を狙い、大きな賭けにでがちとなる。

行動経済学などのプロスペクト理論などでよく説明されるが

相場に当てはめると、人は感情のままにトレードすると
利食いを早め、損切を遅らせてしまう。

相場の初歩でよく語られるのが、損小利大であるが、
人間の感情に照らすと、これが最も難しい。

基本、人は利食いは早く、損切は遅れてしまうので、
なんの感情的な制御も意識していないと
自動的に損大利小となってしまうのである。

利食いを伸ばそうとホールドしてしまったおかげで
その利益が失われるどころか、結果、損切になる
といったような、経験をしてしまうと
なおさら利食いは早くなり、

損切りしなかったことで、相場が戻り、利益とできたり
損切りしたあと、相場が戻り、損失を確定させて後悔する。
といったような経験をしてしまうと、
なおさら損切は遅くなる。

しかも、為替相場というものは、特に、
相手の損切りを狙いあって、金を奪い合うゲームであるがゆえに

しっかりと考えた損切ほど、しっかりと狙われて
その後相場が戻ったりするものだから、なおさらたちが悪い。

ただ、その鬼畜同様の損切りであっても、
当初、そこを損切りと見立てていたならば、それを受け入れるしかなく、

また利益目標についても、
そこに届かず利益を損なったり、場合によっては失ったとしても
そこまではホールドする。

こういう規律を繰り返すことが、
常に確率で勝負か決まる相場の世界では重要なことのように思う。

とはいえ、自分もまだまだ利食いが早すぎる面があるので
そこは対策せねばならない。

適切な方法としては、損切は短い足で見て、利食いは長い足で見る
ということが語られたりするが、それもベターな方法だと思う。

もしくは、OCO注文を置いて、あとは相場を見ない、というのも悪くないアイデアである。

レートを見ると、ドル円は113.70アンダーまで、ユーロドルは、1.13ラウンドナンバーに迫る。

ドル円は自分が利食いしてから10pips伸びて
ユーロドルは、30pips近くも伸びていた。

ユーロ度で20pips取ったとか、いい気になっていたら
その後はもっと伸びている始末…。

とはいえ、時刻は深夜3時過ぎ。

NYタイムはランチタイムが終わったばかりで
現地のグリードはやる気満々かもしれないが、
日本時間を基準で生きているノーマルな日本人には取れるはずもない…。

毎度毎度、こんな時間にトレンドがはっきりしてくるのをみるにつけ
為替相場は日本人には、本当に不利な相場だ、つくづくと思い知らされる。

こちらは堅気の正業もちで
毎度毎度、午前様になるような、トレードなどつきあいようもない。

こういうので、利益を伸ばしたいなら、
指値を置いて、ポジションを放置でもして置くしかない。

ていうか、今後はそうしようか…と真剣に悩む。