休むも相場

本日はちょっと体調がすぐれないため、
トレードは休もうと思う。

休むも相場というが、やはり頭も回らないと、瞬時の相場判断も遅れるし、
環境認識も間違いやすい。

明日はやれると思うので、いちおう、本日の見立ては立てておこうと思う。

昨夜、期待したドル円の下落再開は、やはり甘かったようで、

本日の東京市場は高値を追っている。

しかし、先週末につけた、109.8アッパーにはまだ届いていないようだ。

本日も東京勢はど高めを作りそうもなく、
世界最大のカモを高値で釣れないとなると、
ここからの欧米勢は、ドル円をさらにもう数段は担ぎ上げてきそうである。

東京勢がNY高値を超えられないということは、
その手前で利食い売りが入ってきてるのもあるだろうが、

止まるポジションとしては、その高値を背に戻り売りも溜まってくることになる。

そうなれば、高値の上には買いの逆指値、つまり損切りが溜まっていくはずで、

そこを突かれることで相場はより伸びていく公算が高い。

ではドル買いならばユーロドルは下落か、
といえば、1.137アッパーで頭を抑えられているため、もちろん下落の可能性はあるが、
昨夜、1.13ミドルアンダーを守っていることから、上がる可能性もある。

いずれにしても、ドル円の上値追いの上では、どちらでもよい。

リスクオン相場で、ドル円とともにユーロ円も上昇というシナリオで、ユーロドルが上がるのはありで、

ドル買い相場は、ということで、ドル円上昇に逆相関でユーロドルが下落してもよい。

どちらに転んでもドル円の上は追えるのである。

ドル円が東京時間に戻りを試しながらも、
先週高値を更新できない段階で、

本日もっとも上昇リスクが高いのはドル円であると思う。

この見立てを打ち消せる要素は、
東京時間のうちにドル円が先週高値を更新することである。

そうなれば、ど高めをつかんでいるのは東京勢のみとなり、
欧米勢のドル売り波状攻撃で、ドル買いポジションの損切りを刈るターンが始まる可能性が高くなる。

いずれにしても、
欧州以降の時間帯、もしくは東京時間のうちにドル円は高値を更新するという流れは共通で、

もし自分が本日トレードするなら、ドル円ロングの一択となるだろう。

ここ見立てがどのくらい重なるか、
明日またあらためて振り返りたい。

本日はもう休養しようと思う。