ドルのにわかショート組たちよ、ショートするなら109円ミドルくらいまで損切りしないでくれ
トレンドでもなんでもいいが、
にわか一同が、ドルショートを積むのはいいが、
こんなところから積んでいくというなら、
絶対損切りしないでほしい。
するとすれば109円ミドルを超えてしまったくらいになったら、やってもいいと思う。さすがにそこまで戻る流れでは、完全にドル買い転換してもおかしくない。
しかし、そこに至る前でのレートは、ノイズの値幅の範囲でのどの位置にも上がる可能性はあり、行かなければラッキーというだけの、完全に運に頼ったトレードである。
つまり、109円ミドルまでの間の損切り位置は、どこにおいたとしても、そこに買い玉をぶつけられる可能性の高いレートである。
現状、ドルショートにおいていえば、ドル円、ユーロドルともに損切りすべき位置はそこそこ遠い位置である。
つまりショートはショートだと自分でも思うが、いまショートするなら、相場観の誤りを認める、損切り位置は控えめに見てもドル円なら109円ミドルあたりであり、ユーロドルなら、1.1420あたりまで、そこまでならば、どうとでとドル買いは進みそうな雰囲気である。
まず、それを踏まえた上でドルショートすべきである。
この手のにわかが、いまみたいな中途半端な位置から、ムード感だけで安易にドル円をショートしたり、ユーロドルをロングしたりして、さらにそれを中途半端な位置で損切りしていくから、それがドル買いの加勢となって、ドルのさらなる戻りの燃料となってしまうのである。
ショートするなら、とにかく安易に切らないでほしい。
切らねばならないほどのレバレッジなら、いまの時点でショートになんて入らないでくれ。
大衆たちのこうした安易なトレンドフォローが踏み上げを助長してしまうのである。
ショートしたつもりが、損切りによるロングによって、買い豚どもに貢献して、望まずして自分も買い豚になっている(ただし、この買い豚は焼き豚)、という未来予想図がありえる段階で、
自分としては、現時点でドルショート、という選択肢はない。