東京市場が下手でアホばかりな理由

本日は仕事がありトレードできなかった。
今夜もチャンスがなければ行うつもりはない。

昨日は大きく調子が崩された。
やはり週初めと週末は、あまりトレードをやるべきではないとあらためて実感した。

結局、東京時間のユーロドルの買い上げは何ら意味はなく、本当にド天井を作っただけ…。
東京がそこまでアホではないと思っていたが、やはりアホだった。

いや、厳密にいえば、今回もまたアホにされた、ということだったようだ。

過去に何度も思い知らされてきたのに、また期待してしまった自分が愚かすぎた。

東京は骨の髄まで養分である、というのは
ここでもこれまで何度も述べてきたことなのに
少し気軽に考えてしまったのかもしれない。

絶望的な養分を気軽に取り扱うと大やけどする、というのを改めて、実感できた。

これまで東京勢が下手くそだあほだバカだと散々述べてきたが
あらためて述べておくと
これは、東京勢がトレード技術がない、とかいう意味ではない。

逆張りが大好きとか、NYの追従トレードが大好きとか
トレンドが作れないとか、ドル円はとにかく買いたがるとか、円をとにかく売りたがるとか、
そういういろいろなイタい特徴がありはするが

簡単に言ってしまえば、どういう技術や頭脳があろうとも
東京勢は、とにかく欧米の養分である、ということである。

奴らが、東京勢を餌としてターゲットにしているのだから、仕方ない。

為替相場ゼロサムゲームで
トレンドは誰かの損切り、損失によって発生すると言われるが
欧米系が、その敗者の筆頭としていつも目をつけているのが
東京勢、ということである。

とにかく東京の逆をついておけばよい
というような動きが多すぎで(ロンドンが特に)

東京がどのようなトレードをしようとも、その前提で
仕掛けられるがゆえに、東京は養分となる。

東京の逆を行く、というのはいろいろなやり方があろうが
逆張りとか、NY追従とか…
上記述べた、東京勢のあらゆる特徴が
逆手に取られている、ということである。

要は、欧米系はときに東京を嵌めるためにしかトレードしてこないので
東京が何をやってもそれをつかれるので
東京の技術のありなし、ということは問題ではない。

トレードが上手かろうが下手かろうが
手の内を読まれてしまっていれば、どれだけ技術があろうが嵌められる。

自分が言う東京勢の下手くそさアホさかげんというのは

技術的に頭脳的にどうこう、というわけではなく

どれだけ技術があろうが、結局、嵌められしまい負ければ、下手だということで、毎度毎度同じことでやられても同じことを繰り返すからアホである、ということである。

要するに学習能力がなさすぎるのである。

NYが高値をつくれば、それに飛びついて、ど高めをつかむ。その押し目のラインには東京勢の大量の逆指値がある。そこをつかれる。

東京勢が天井や底を作ったところで、後のロンアニがついてこない、ということは
これまで何百回何千回とやられているのに、毎回やる。
ドル円だと、特に嬉々としてそれをやる。

トレンド相場であるのに、レンジの小動きをして、
結局、トレンドが走られてそのレンジ内によりによってその先にばかな逆指値を置き、そこがロスカットでやられる。

ともかく同じようなことばかりを繰り返し
毎回、養分として金を欧米方面に捨てていく。

東京勢がもっともアホだ、という最大のポイントは、東京勢が自分たちの範囲に逆指値を置く、ということである。

これはもう殺してください、と言ってるのと等しい。

損切り必須、というのは相場の教科書の初歩中の初歩として語られることであるが、
こと東京市場においては、損切はいらない。いらない、というと語弊があるが、究極、東京勢は損切しないでほしいくらいである。

指値を置くから養分にされ、短期的なトレンド相場がロンドン市場で毎回生ませていることに、いつまでたっても気づかないから、東京勢をアホと呼ぶ。

トレンドは、大量の玉が撃ち込まれ続けて発生しているわけではない。

例えば上昇トレンドで言えば
グリードどもがどこまでも高値を追い続けていることが原因ではない。
売り玉の損切りが繰り返されることで上昇トレンドは発生している。

つまりトレンドは、大量の人間がその方向にしかけ相場を動かしているわけではなく
一部の人間が、大量の人間を犠牲にすることで生まれている。

つまり、東京勢は為替相場におけるトレンド発生の大きな立役者である。もちろん、自分たちはその犠牲になっている。

東京・レンジ→ロンドン・トレンド

という場合は、東京の損切りがロンドンのトレンドを生んでいる

ロンドン・トレンド→NY・トレンド

という場合は、ロンドンの損切りがNYのトレンドを生んでいる。

まあ前の時間軸の損切りだけで次のトレンドが発生している、というほど単純な話ではないが、

要するに損切りがトレンドの端緒となるのだから
東京勢の損切りは、その後のトレンドに大きく貢献している、ということである。

為替相場は9割が負け組と言われる。

為替相場はトレンドが発生しやすく、一見すればそれに乗っていれば誰でも勝てるように見えるのに、
なぜ誰もが負けるのか。

それはトレンド自体が大多数の人間の損切りによって発生しており、
大衆の多くが間違っているからトレンドが出ている。

厳密には間違ってはいないのだが、大量に同じ方向を向いているところへ損切りをかけられるので、結果、間違っている、ということとされる。

だから多くの人間が負ける、のだと思う。

その多くの人間、
の代表的な存在が東京勢である。

そんな東京勢が欧米勢に対抗するには
奴らの裏をかき、手の内を読まれないようにすればいいか、
というような問題ではない。

この東京勢という大衆の多くの逆を狙ってトレンド生みだすのが奴らなのである。

だから、最初はうまく出し抜けるかもしれないが、そうすればトレンドは出ないということになり、トレンドを作るために、いずれその手は、大衆の誤りにされ、結果、トレンド作るために、いつか必ず読まれることになる。
それが誤っていなくとも、トレンドを作るために、強引に、誤りへ追い込む、ということも多々ある。

とにかく、どんな手を使おうが、奴らは食らいついてきて、無理やりにでも、東京勢を「誤り」、という結論へ導こうとするので(たとえ、それが誤っていなかったとしても)、
どんな手もいつかは刈るために、新たなパターンとして学習され、奴らに対策されてしまう。

結局、もともこもない言い方とはなるが
そんなカモとみなされ必死に収穫(殺し)にこられる農場のような場所(東京市場)で、
わざわざポジションを積むこと自体、そもそも間違っている、ということである。

だから、自分は東京市場ではすべてのトレーダーを取引禁止にしろ、という暴論を述べているのである。

結局、どうやってもやられる相場で負けないためには
いっさいトレードをせず
やつらの餌となるようなポジションをいっさい積まない
というのがベストである。

それをしてない段階で、東京勢は何をやったとしてもやられるわけで、それでもやるから
東京勢は下手くそでアホ、ということである。

外務省に渡航禁止と言われている国や地域に
観光でのこのこと渡り、当然、殺される。

そんなようなことをしているのが東京勢である。

それでも東京でトレードしたい、というならば
その他の対策は、2つくらいしか浮かばない。

ひとつは、東京のレンジ範囲のなかでは絶対逆指値を置かない、置くとすればNY勢が作った範囲の先に逆指値を置く。

東京市場でまかり間違ってNYの逆指値をついたとしても、自分たちのレンジ範囲には絶対逆指値は置かず、あくまでもその先のNY勢の作っているであろう逆指値位置に逆指値を置く。

とにかく東京時間の値動きは一切無視し、
ロンドンNYが作ったトレンドを起点としたレジスタンスやサポートのみをたよりにポジションを取る。

やがて明確なトレンド転換が起こればそれは損切りとはなろうが、少なくとも数時間レベルで毎度毎度どっと損切を刈られるということはないし、さらにその損切が、
イコール東京勢、だから養分、という単純な構図ともならない。

そもそも明確なトレンド転換など、東京時間にはほぼ起こらない。
だから、少なくとも、東京時間のレンジ範囲に損切りを置く意味など、はなからないのである。

根本的に東京勢の東京市場でのみ存在しているサポートレジスタンスの位置は、東京でしか通用しないガラス板のような弱さで、その上下に損切りを置くこと自体、全く根拠のないオリジン逆指値である。だからそこをつかれる。

ガラスを割るのは簡単である。
それなのに、そのガラスの下に大量の損切りがある。
東京勢は、下手でアホだが世界でも名うての金持ちではある。そんなアホたちが、取ってくださいとばかりにガラスの下に大金を置いている。
それを割らない奴なんていない。

相場は波を作るものだ。
しかし、東京がつくる波の高安は、それがどの位置であってもいっさい信用しない、ということが大事である。

それなのに東京勢の多くはそういうところにオリジン逆指値を置く。だから、そこを割られるて相場が走る。

ロンアニが高値追い安値追いをし続けるわけではない。
ロンドン市場でレートが大きく動き出すときは、
ほぼ、すべて東京勢の損切りによって値が進んでいる、ということに、いい加減、気づくべきである。

とにかく東京時間の節目など節目でもなんでもない空気とみなし、そのあたりに一切の逆指値を置かなければ
ロンアニがいくらそこをブレイクしたところで、相場は伸びない。

しかし毎回伸びる。

それはなぜかといえば、東京勢が毎度毎度、そういうところにオリジン逆指値を置いているからだ。

もうひとつの対策は、東京時間のみでトレードをすべて完結させ
ロンアニあたりが出てくるまでにすべて撤収する。
ただ、この場合は大きな値段の伸びは期待できない。
ロンアニの団結力と違って、東京勢は団結力皆無である。相場がいくら伸びても、すぐに裏切りの逆張り勢が現れる。
東京時間は、何かといえば逆張りが起こりやすく、そうなると、ちまちました勝負しかできない、ということは理解せなばならない。

指値東京市場の範囲では置かない。
東京市場ですべてのトレードを完結させる。

この2つのどちらかを徹底させるなら、東京市場でトレードしてもまだましな気がするが、
多くの東京勢は必ずもそうではない。

それが東京勢が毎回欧米の養分となる最大の原因であろうと思う。