ユーロドルはまだまだ油断はできない

ユーロドルが大きく反騰したとはいえ、
よくよく、冷静にチャートを俯瞰すると

ユーロドルは、1.141あたりと1.125あたりのレンジのなかにいまだ収まっており
現在は、レンジの上限付近にシフトした、というのみである。

ドル円もまたしかり。

これまでのバカみたいな上昇圧力こそ消えたものの、
114円アッパーのレジスタンスが今日は守られたのみで
下には、112.80あたりのレジスタンスが控えている。

一気のドル売りに一瞬浮かれてしまったが、
結局、どちらもレンジのなかにいまだとどまっている状況で

今後は上、下、どちらにいってもおかしくない。

そこで、注目したいのが、気狂い通貨ポンドで

ポンドドルだけは、下落トレンドを否定する上昇のシグナルを出し始めている。

まあ、これとてポンドがポンドだけに
なにかの報道一つで、またテクニカルフォームを全否定するような動きを見せそうではあるが、

今後のユーロドルの動きを占う意味では、
この狂った通貨の動きは、やはり重要である。