NYが逆張りなどしないと思いたい

ドル円は114.20アッパーを頭とし下落したのち
113.65アッパーでいったん下げ止まっている。

ここでの下落ストップは押し目買い、ともとれるが
114.20アッパーというさらなる高値を追う勢いもないままの
下げ止まりは、

普通に逆張りの買いである。

こんな手は東京が得意とするしょっぱいやり手で
そんなことをNYがやることとは思いたくない。

NY勢のやり口は、レジサポを強引にぶち破りながら
狂ったような高値を作るか
絶望的な安値を作る、である。

いまNYに求められているのは
狂信的なグリードなバブルの上げか
買い方を絶望させるような一方的な下げか、

となれば、そろそろ後者であるように思う。

もちろん、欧州通貨が売られるという強い流れの中では
相対でドル買いで
そうなると、現在の押しは、ドル円の買い方を勇気づける状況とはなろう。

しかし、こういう流れの時こそ、相場は崩れる。

本日の米株は悪い。

この流れの中で、ドル円が値段を保つということこそ
そもそも無理がある。

明日の日系は下落する公算が高いが、

そんな前夜の今夜にドル円が踏ん張るのは

欧州通貨売りからのドル買いで助けられているに過ぎない、
と見える。

しかし、どこかで、今夜は
欧州通貨売り、で、ドル買いなのに、
なのに、ドル円下落。

となるように思える。

そんなことが起こった場合は、定番の説明がある。

欧州通貨が売られドルが買われました。
でも、クロス通貨が下がりました。
だから、円買いでした、みたいな、後付けの説明が
相場が壊れた後でアナライザーになされることになる。

だから、ゼロサム相場における為替相場
いつも、まっとう?なトレンド判断をするような大衆が

根こそぎ負けていくわけである。

とりあえず、引き続き、ドル円は売り。

ポジション
USD/JPY S 113.785