円とドルが連動してドルストとドル円、ともに下落…しかし、ここでこの異常なユニゾンが終われば、ドル売りになるはず

昨日は、ユーロドルでえらいやられた…。
もうことし一番の負けである…。

レバレッジをかけすぎていたので、30%くらい証拠金を削られてしまった。

今週はドル売りの見立てにつき、
昨夜はドル円を売り、ユーロドルを買った。

しかし、昨日は先週のユーロの戻しはなんだったんだ、というくらいに
反転下落をしてしまった。

その押しはほとんど戻しらしい戻しもないままのきつい下落だった。

自分が相場に入ったのは16:30ごろ。

15時過ぎにいきなり高値を更新し、1.15ミドルに迫っていたユーロドルが
16時からいきなり押してきた。

こちらドル売りの見立てにつき、1.1530アンダーからロング。

そこからさらに1.15まで押したので、めずらしく損切りせずナンピンをした。

自分の場合、ナンピンしたときは、微益でも一旦は逃げることにしているので
いったん相場から離れようとしたとき、1.153を一瞬なぜてきたので
そのときに利が乗ったので、スクエアにしようか瞬間悩んだが
そこから一気に反転。

これが昨日、唯一の逃げ場だった。

そこからは、1.15を割れて損切り

そこでやめていれば昨夜の傷口も浅くすんだ。

しかし、欲に駆られた買い豚は

さらに1.1490あたりからさらに買い直し。
それも損切。

1.1480アンダーからも買いも、結局、損切り

16時から狂ったように描かれた陰線は、
5分足レベルですらほとんど陽線を作ることなく、1.1480アンダーまで下落してしまった。

そこでいったんは持ち合うものの、NY時間から欧州の売りをあおりにきたのか
売りでも売りが継続。
結果、1.1460アンダーまで下落し、そこで持ったロングがようやくホールドできた。

しかし、そこからのユーロドルはとにかく頭が重く
1.148すら届かずに、NY時間クローズ。

こうなると、もう一段下に切り刻む前では売り相場も終わりそうもないので、
それを1.147あたりで小さく利食いして、スクエアにした。

1.153からおよそ80pipsあたりもの下落に対し、すべて買い向かった結果のぼろ負けである。

そして昨日は同時にドル円を112.85あたりからショートしていた。

こちらは112.90アッパーという自分の損切ラインには届かないまでも
ユーロドルの売りでのドル買いに押されてか、とにかく下がらない。

米株は下がり気味で、翌日の東京時間を利食い場にできる可能性が低くなったドル円ロングか
NY勢の買いもいまいち高値追いとまではならないものの
やはりユーロドルやポンドドルで繰り返されるドル買いによって
下値を守られる状況となってしまって、NYクローズ。

結果、112.70あたりで利食いし、こちらもスクエアとした。

ドル円は本日の株安が予想されることからそのままホールドした意欲にもかられたが
いかんせん、ユーロドルの金曜からの反転下落がわけわからず、

本日、ユーロドルが下落を進めるなら、ドル買が生じるわけで
となれば、ドル円の下落を期待できなかったのもある。

で、本日、起こったことは株安にありがちなドル買い円買い、である。

結局、ドル円は112.20割れまで…。

そのままホールドしていれば、60pipsは取れていた。

本日の東京は、ユーロドルはそのまま下落するながれのなか、円も買われドル円も下落。

俗にいうリスクオフ相場である。

ユーロドルが下落基調にかかわらず、ドル円は下落。
別の言い方をすれば、ドル円が下落するのに、ユーロドルが上がらない。

こういう、ドル買い円買い、みたいなときは、ユーロ円などのクロス円が崩れるものだが
自分はこういうクロス円相場は苦手なので、静観。

まずもって思うことは、
クロス通貨が上でも下でもいいのだが、それが起こるときは
本来は、非常にアブノーマルな状況である。

そもそも日米という別々の国がユニゾンで同方向に動くという状況は
金融政策も経済事情も異なる二国であるのなら、異常である。

日本が米国の属国だから成立はしえるとはいうものの
やはり、普通に考えればアブノーマルな状況で

例えば、欧州のみが一方的に悪く
欧州通貨に対して円も川荒れドルも買われる
ということはあり得るにしても

やはりユーロドルが下がっているのに
ドル円も下がる、という状況はどこかでほどかれてしかるべきである。

ドルと円、という通貨ペアである限り
ユーロ売りドル買いなら、ドル買いであってしかるべきで
ユーロ買いドル売りであるなら、ドル売りであってしかるべきである。

結局、そこからドルの買いか売りかでみたとすれば
いずれ、ドルが買われたら、円が売られるか
ドルが売られたら、円が売られる
という流れとなるはずである。

円が買われるなら当然、いつかはドルが売られるわけで
となれば、ドルストレート通貨はふたたび上昇してもおかしくはない。

こうしたある種自分ではまっとうだ、と思う
相場の正常化までには、やはり欧州時間まで待たねばならなかった。

で、本日東京時間15時過ぎ、欧州があらわれたころに
この異常なユニゾンは頂点に達したかのように
ドル円の下落基調の中、
ユーロドルは昨日安値をさらに更新し、1.1440割れまで。
やはり、昨日の安値を割ってくる事態となった。

ただし、本日は昨夜と異なり、
裏切りのロンアニは16時過ぎから、その安値更新をまくり上げる
買い方向で参入してきた。

昨日と真逆の動きである。

昨日は15時の高値更新からのロンアニ一斉売り浴びせ
本日は15時の安値更新からのロンアニまくり上げ

この欧州で起こる裏切りあいの共食い状況が起こったときは
ロンドン時間が相場転換のタイミングとなりやすい

そこからは一気に、1.1480アッパーまで吹き上がったところで
今度は19時から連続陰線の売り浴びせでまたも下押しのタイミングが起こってきた。

まあ、普通に考えたら欧州初動からの安値更新からの戻りをたたくということで
戻り売り、の好機にみえるだろうが。

自分としては、この押しの限界が押し目買いの好機とみていた。

東京時間の19時の売り浴びせは
16時のそれよりも怖くはない。

というのも19時あたりからは欧州もランチタイムで
それほど腰の据わったトレードになりにくいからだ。

とはいえ、ぐりぐり押している限りは買い向かうこともできない。
この時間の売り方は戻り売りとして、
さらなる安値にユーロドルを追いやりたい勢力である。
息切れするまでは売り続ける。

実際、19時からのチャートは、5分足レベルで
20時過ぎまで連続陰線を作り続けていた。

ここでしくじれば売り豚たちは焼き豚となってしまうのだから
休めるはずもない。

しかし、それも1時間が限界で
売り浴びせの豚たちも息切れを起こしてきた。

狂ったような売り浴びせが収まってきたのが、20時半あたり。

このあたりから、こちらはロング
レートは1.1460アンダー。

そこからいったん、売り豚たちをひと焼き、1.1480あたりまで

ただ、1.148というレートが直近高値は
売り豚たちとっては戻り売りを再開する最後の砦に思われ
そこで上を抑えそうなため
1.1470ミドルで少し利食い

1.1480を超えてきたところでやはりもう一度下を試しに来たので
押しをまち、1.1470あたりから買い増しした。

ドル円は、というと、この欧州の攻防戦のとっくの前の東京時間に
すでにびびりの投げが連続していて
本日はすでに50pips以上も下に追いやられていることから
売りたいのだが、さすがに突っ込み売りに見えて
踏み上げを食らったら耐える距離も長くなってしまうもとから、見送り。

今週のドル売り相場の見立てながら今週もまだはじまったばかり
昨日は大いにやられてしまったが、本日はレバレッジをそれほど上げてはいない。

ユーロドルの反撃をじっくりと待ちたい。

ポジション
EUR/USD L 1.14590 L 1.1471