来週の方針

ドル売りである。

ユーロドルは1.1460アンダーという自身が見ていた安値目処を大きく割り込み1.1430アッパーまで、ただし、この辺りが先週の安値にあたり、ちょうどあたりで切り返し、
一気に1.1530あたりまで100pipsも戻してきた。

週足レベルでの、大きな流れとしては
やはりこのあたりが押しの極みだったようで、
やはり流れはユーロドルの上昇。

つまりはドル売り。

ドル円を見ても、今週はかなり無理な上げを狙ってきたが、
やはり112円ミドルから上までの戻しは強引で、
現状は、NYの戻しに付き合い、112.70アッパーまでも戻り高値を更新した東京の愚かな鳥たちが、火の鳥のように上昇する、のではなく
焼き鳥として焼かれる準備が整いつつある感じである。

FOMCからの無理な上昇で、さすがに週足は陽線に終わりそうとはいえ、
先週安値111.80アッパーを更新した111.60アッパーまで下押しした痕跡は、チャートにしっかりと刻まれている。

やはり、自身がかなり無理筋と思っていた113.30アッパーをキープできなかったことは大きく、反転準備が整ってきているとしか見えない。

しかし、先々週は、113.30アッパーはおろか、一時114円ミドルアッパーまで戻してきてるのだから、
欲にまみれた買い豚たちのオーバーシュートは恐ろしいものである…。

114円ミドルを抜くまでの戻しは、10月3から4にかけてNY勢が無理やり作ったものだが、
そこからの一気の114円割れまでの売りは、
その翌日の日本時間20時以降、ロンドン、NY勢の売りまで待たねばならなかった。

その日の東京は前日からのさらなる上値こそ追わないまでも、
欧米勢が参入するまでは、
114.20アッパーの位置で滞空していたということ事態が異常で
NY様の作った値段がどれだけ異常であっても、レンジを切り下げる勇気のない奴隷トレードが、結局下落を加速させる串刺しの売り損切りを作ったロングキープになったことは、
もう哀れ以外のなにものでもない。

自分はこのレートあたりでは参入さえしなかったが、114円から上で買いを持ったトレーダーたちは勇敢なる奴隷たちである、と賞賛を…送るはずはない。あほか。

114円より上でロングを持ったとしても、そこが割れた時に損切りしてたならまだしも、ホールドし現下、含み損を抱えたりしていたりするならば、

そういう人たちに言いたいことはただひとつ。

東京時間になどトレードするな、のみである。

来週、東京勢がドル円を買うのか売るのかはわからないが、ドル円がどれだけ上がろうとも、戻り売りを狙うつもりだし、
そのまま下落するようなら、ロンドン以降が、
その東京のビビリ投げ、もしくはショートを上に刈った後、売りに入りたいと思う。

ユーロドルは少し押しを待って、買いで入りたい。