いつぞやと同じ風景…ショートでも負けて、ロングでも負ける…しかし、ここは買うしかない…

今日はNY時間までトレードしなかった。

昨日のNY時間は案の定、しょっぱいものだったようだが
113円を守ったことで、東京勢にとっては鼻の穴が膨らむ展開。

早朝に113.20を上に越えてしまい、
先に見立てていたラインは上方向にいってしまったが、
こうなると、東京勢は強い。
コケーッ、コケーッ、とニワトリトレードで上を追いかけ、

バカみたいに連続陽線を作り続ける。

さすがドル円の上昇相場において、東京勢は強い。

結果として、113円ミドルも抜き去り、上昇はより確定的に…

その後、ロンドンアニマルが、東京を刈りに走ったところで
113.50すらもう明確に割り込めず

諦めたアニマルの買いで、さらに上値を伸ばし、113.70越えまで

しかし、NY時間、マークイットPMIとかいう指標が予想を下振れしたことで、
113.75アッパーを高値に見ていたドル円は、113円ミドル割れまで。

そういう経済指標があろうとも、
個人的には、ドル円の続伸するように思えていたため、

ここでちょっと綾戻しの下落を狙うという、
スケベ心丸出しで、ショートした。

と、これがちょっと所要をこなしている間に
いきなり、10pips以上も含み損に…

損切りを置かないでいたことが裏目に出た。

もはや損切り…という気持ちにはなっていたが、

と…ドル円は初動の下落から戻りが一方的にすぎて
全戻しするんじゃないか、というくらいの、
113.67あたりまではちょっとやりすぎに思った。

ここで、日通し高値まで更新されれば、もう損切り…とは思ったが
さすがに全戻しするまでにはいくらかの押し目があるだろう
そこで損切りをしようと考えたら、そこから下落。

113ミドルアッパーで押したので、微損で損切り

そこから、1ロングに切り替えると、

さらに安値を追って、
指標発表時の押し安値113.45あたりも割って、安値を更新する始末。
もちろん、損切り…。

売りでも買いでも損切りの、往復ビンタ、損切り貧乏である。

これってまったくいつぞやと同じ風景である。

2月16日頃だったか

114円ミドルアンダーからのショートが捕まり
114.70アンダーまで担がれ
押しで損切りで逃げようと、

落ちたところで微損で損切り
ドテンでロングに切り替えたら
安値をぐんぐん更新し、ロングの方が大きく負けたという…

今夜もそんな感じか!?

とも思ったが、

前回と今回では相場の地合いが決定的に異なる。

NY勢が113円を守り、
東京がやったにせよ113円ミドルを上抜いたことで
短期的に明確に下げトレンドを否定され、ロンドン勢もそれに追随、
そこで、NYまで戻ってきたのだから

これをNYがいきなり引っ繰り返すというのは、早すぎると思う。

そもそも113円を割れない、という
東京が泣いて喜びそうなレートで東京に返したのは
NY勢なのだ。

たしかに、主力メンバーはいない、休場の米国ではあったが
NYはNYである。

一端動き出したトレンドはそんなに早く止まらない。


もうちょっと時間幅を上げれば、まだ戻り売りが狙える状況でもなくもないが、

短期的には、少なくとも、
現状のターゲットは114円40あたりは見込めそうな足形をすでに形成してしまっている。

相当に安く見積もっても、113.80アッパー
となると、本日日通し高値113.77あたりを上回ることとなり
相場が走る可能性が高まる。

このあたりは現状、
個人的なレジスタンスラインを引いているのがこのあたりなので

越えないでほしいとは思うが、
まず、113.78で何度もで頭打ちしたことで
113.80あたりのレジスタンスは守られたような形とも見て取れなくはないが

それがそもそも怪しい。

いまの短期アップトレンドが潰えるなら、
もっと113.80越えくらいは打診し、
そこにショート勢が叩き、
そこから上値の重さに嫌気をさした買い豚が一気にポジションを投げる、

といった形でもよさそうなものである。

それが、だらだらだらだら、113.75あたりを粘った後
指標発表で、すこっと落ちただけ、
となっては、買い豚どものいい押し目の買い場を作ったようなものである。

ということで、あらためてロング。

ショート、損切り、ロング、損切り…なので

これも切られれば、トリプルビンタである。

しかし、本日は、やはり買いのように思えてならない。

もともとドル円など買いたくもないのに加えて

これで負けたら、もう、本当に為替をやめたくなる。


□ポジション
USD/JPY L 113.420