やはりドル買いが強いか…

ドル円ショートの転向は、やはり遅すぎたのかもしれない。

短期足レベルの下への乖離がどうも伸びすぎてしまっているようで
下落の勢いはあっても、次第次第に
伸びきったゴムのようになってきている。

112.60割れが勝負所だ、というのは既述したが

112.70あたりからの反発以降

112.60どころか、112.80すら割りにくくなってきている。

次第次第に戻り売りをする売り豚の勢いも弱まりつつある。

いま112.85あたりは、テクニカル的には
戻り売りの好機、のように見える。

113円アッパーを背にして売れば、
大きなバジェットが稼げそうなチャートは波形である。

ただ…であるからこそ、不気味にしか見えない。
その滞空時間があまりにも長すぎる。

本当に戻り売りの契機ならば
たいていこんなショート筋がじっくり考えショートする
といったような時間など用意してくれず
もっと一気に相場は下に動いてしまうものだ。

順張りするときは、基本的に考えている暇などない。

でかい陽線がでて、追随買いだ!
とか思える瞬間が、たいてい戻り売りの絶好のポイントとなることが多い。

やばいのか…。

短期相場においては、
ドル円が上に行こうが下に行こうが、勢い次第である。

リーマンショックのすさまじい円高局面の時であってさえ
短期的には数円レベルの円安はいくらでもあったのだ。

今日のNYはロンドンアニマルを刈りにいくかもしれない…。

米ドル圏でないにもかかわらず
ドル円を113.50から112.70アンダーまでも売ってくるという
ロンドン投機の野獣どもは、さすがにやりすぎだったか…。

112.97あたりからショートに切り替えていたが
112.80アッパーあたりですべて利食いし、
ドル円はロングに。

112.70あたりから113円までの戻りと
ひところのレンジを作ってしまい

さらに112.80アンダーが守られたあたりで

超短期レベルで個人的なルールでの
戻りのシグナルも発生してきた。

ロンドンの腐れショーターどもは
この後のNY勢に刈られていくのではないだろうか。

トレンド転換を促すような
腰の座った(?)ベア筋ではない。

そういう連中であれば、自分も喜んでついていくだろう。

本日のドル円の売り豚どもは

昨夜のNYからの戻りに、
ニワトリロングしてきた養分東京の損切りを狙うだけの
クズショートである。

こいつらのミッションは東京を刈りたいだけで
そこから下、NY勢に戦いを挑むつもりはない。

結果として、昨日の安値をロンドン勢は割ってきたが
これは、仕掛けで売りまくるロンドンアニマルに加え、

損切りされまくる東京勢の
望まない売り加勢と

111円あたりからのロング勢で
下落を進めるドル円から利食いも含めて狼狽売りする
これも加勢したショート。

これらの三重奏によってもたらされたものであると思う。

つまり、ロンドンアニマルのショートを除けば
他はほぼすべてが利食い損切りの決済の売りであり、

下落のたびに市場に残るポジションが減少しているだけである。

そしてすかすかとなったポジションの群れの中で
残ったポジションは、ロンドンアニマルの投機ショートの玉ばかり、となる。


こいつらは利が乗れば、とっとと逃げていく。

となれば、その後に起こるのは、
ショートの利食い、つまりはショートカバーであり

すかすかのなかで決済の利食いの買い決済が入ってくれば

必然、レートはまた上がっていく。


ここに売りを契機とみた戻り売りも入るだろうが、

これまた最初に戻る、ではないが

もはやここに買い向かってくるのは
ロンドンアニマルのショートカバーのみで

新規で売れば売るほどに
ロングポジションはまったく増えることはなく、
むしろ、市場のショートポジションは減っていき
戻り売りをしたショートの玉だけがどんどん溜まっていく。


ここに新規の買いが大きく入ってくれば終わりである。

ちょっとうまく説明できないが
これがいわゆる、ショートの傾きというやつだと思っている。

□ポジション
USD/JPY L 112.783