速攻負け

売りのスピードの速さは
昨日の速攻の勝利で終われた結果を生んだが


本日は速攻で負けた。


基本的にはずっと下目線ではあるが
今日はロングをしてしまった。


別にドル円の継続的な上昇など信じてはいない。

少しの戻りを取ろうとした綾取りのロングである。

自分はドルの基調ををみるときはユーロドルを見るが
ユーロが下落気味なことから
ドルの戻りが調整で入ると思ってしまった。

欧州時間はくせもので
ユーロドルの下落時にもドル円が下落することがある
ユーロ売り相場が強くなり
ユーロ円が下落で、円買いからドル円が売られるパターンである。

これは株安の時に顕著で
俗に言う、ドル買い円買いのリスクオフ相場
といわれる奴である。

こうなってしまったときは、ドル相場を
ユーロドルでみて
ドル円相場を占うことは無意味となり
ユーロ相場となれば、
みるのはむしろ、ユーロ円となり、
ユーロドルが下落するからと言って
ドル円も下落するという事態

ドル円の相場判断をまったく逆に見続けることとなる。

その調整を狙った綾取りのスケベロングのつもりが
大きく負け…。

だいたい、こういうスケベトレードを気軽にやったときは
えらい負けてしまう。

こちらは確実に方向は下とみていたので
戻りは113.40アッパーあたりだと思っていた

たしかにそのあたりまではレートは戻っていたが

間が悪かったのは、16時過ぎにロンドンアニマルがそれを試し
すでに失敗し、下落して初めていたこと。

みるとレートはすでに113.30を割れていた。

ここより下は、買い豚たちの損切りラインとして
自身が考えていたのが三段階あり、

第一段目が113.25あたり
次が、113.05あたり
最後の防衛戦が112.90アンダー

と見ていた。

素直にショートで売りまくり、
これらをすべえ指値としていれば、
すべてドンズバで取れていた位置ばかりである。

ここはショートでの指値をすればもろ取れていた

すでにレートが113.25あたり、となってくると

スケベロングよもう一度、と113.50アンダーを狙う方が
113.25を狙うよりも利が狙える
と思い、

113.25アンダーを損切りにして、ロング。

ただ、すでにここでは戻り売りのショートが優勢となっており
113.25があっさり決壊、ロスカット

次に113.05に迫り、
またも底打ちを狙ってロングし、そこも割れてロスカット

さすがに最後の防衛戦だと思っていた、112.90を背にロングしてロスカット

普段ショートするときは
危なげとなる小さな戻り(こういう戻り売りでいつも失敗する)が、
今日に限っては、すべてきっちりと戻り売りとしてワークし

小さな戻りに見えるところはおおむね失敗、
という経験則からその小さな戻りでまたもロングしてしまい、
ロングしてもロングしても
これが下落のためのステップとして効きまくり安値を更新しまくる始末で

大敗時の自身の鉄板、戻り買い状態で
負けを重ねまくった。

結局、ドル円は112.70アンダーまで下落で、異端は底打ち。

個人的には
ここから下、実際には112.60アンダーが現状、相当に重要なラインであると思っている。

このあたりは、
今週、ドル円を115円近くまで跳ね上げたレジスタンスとなるような位置である。

先週末、このあたりをドル円が守ったことが
今週初めからのドル買い豚どもに
より確かな自信を与えた、とも言える。

112.60…。

ここすら破れば、
もはや、111.60アッパーからの買い仕掛けは完全に失敗したことがほぼ確定する。

それほどまでに112.60より下は、
ようやく、111円割れ、という
トランプユーフォリア終了を覆してきたラインとなる
と個人的には思ってるのである。

そんなレートまでロンドンアニマルは
ほとんど戻りらしい戻りもつけずに
一気につけてしまった…。

ここを取るためには、戻り売りのチャンスなど待つ暇はなく
どこからでもショートを打ち込むしかない。

この連続下落にこちらは買い向かったのだから最悪である。

いつかは戻りに転向しようしようと思いながら
連敗に次ぐ連敗から
少しでも戻りの綾をロングで取って、そこからショート…

という欲豚プランが、
まともな戻りを作らぬことで、すべて損切りとなった。

結局、戻りを待つなら
いつものトンチキ東京勢で、
NYからの戻りにニワトリロングしてきたとんまさんたちの
戻りからの売り、が、
彼らの損切りも併せて、欧州時間はもっとも値幅が稼げた。

実際、ロンドンアニマルどものオペレーションももろこれである。

本日は、ロンドン時間からチャートを見て
そこから気軽にロング、などと入ったのが大失敗だった。

結局、ドル円は、自身が見立てていた
すべてのサポートを粉砕しながら安値を更新し続け、
今日こそがショートの契機であったが
それをまるっここぼしてしまった。

ロンドンアニマルどもは、方向性が決まってくれば
あうんの呼吸のように同様の動きを繰り出してくる

これが東京勢どの最大の違いで
結果として一方方向の動きとなり
トレンドが増幅されていく。

そしてサポートが割れるたびに
そこからにわかショートも現れ
よりトレンドが加速していく。

このにわかショートが担がれたあたりが
ロンドンアニマルの仕掛けショートのだいたいの終局点である。

さいの3段階のサポート

112.30アンダーからのにわかは
主力のショートに貢献し、加速に成功。

次意112.05から下のにわかショートも成功。

そして、111.90アンダーのにわかショート。

これが一端、担ぎ上げられたが
現状は、ここも成功気味。

やはり、このあたりから下はもう買い豚どもが攻撃に入り始めるあたりであるようだ。

こちらはすべての下落ラインをすべて買い向かってしまったが、

いまさらながらショート。

ロンドンアニマルの開始ラインからは
結構下のところからとなってしまったが、

ドル円は、もはや上昇の目はほとんどない。

今週の上層における、あらゆるサポートはすでに切り崩され
サポートライン、アップトレンドライン他、
すべての上昇を守るラインは現状なくなっている。

さらにやや歪な形ながらトリプルトップも完成させている。

ということで、ショート。

もはや今日は手遅れかも知れないが、
NY勢の強引さに期待したい

しかし、ロングなんてやってしまい
なんでもっと早くショートしなかったのだ…
という後悔はすごく大きい。


□ポジション
USD/JPY S 112.977