やっと報われた

今夜はトランプ記者会見。

トランプ劇場第二幕を期待したグリードどもが、
期待先行でドルを買っていく。

ドル円はまずロンドン時間に116.45の高値を作り、
一旦の押しを経由し、NY時間には116.8アッパーで上進した。

こちらはロンドン時間にドル売りでまず参戦し、最初こそいったんの押しで116.20あたりから、115.80あたりの下落を取り利食いするも、
その後の戻り売りは失敗し、高値更新で損切りされた。

その後は、またもNYが上げてくるのだろうと、
ロンドン時間からの押し目を買って、
116.20あたりから116.45あたりまでを利食いした。

本日はそんなちまちましたトレードではなく、
その後のトランプ記者会見から、大きく取ることができた。

もちろんドルショートである。

会見がはじまってから、ドル円がジリジリと下落をはじめた。

そこであえてドルショート。
116.50アッパーでショートした。

それが115.70あたりに落ちたところで少し利食いしたら、
その後116円越えまで反騰。
微益となってしまい、利食いしスクエアに。

結局またドル高かよ…
と116.30あたりからドル買いに転向すると、
116.50あたりから上が重くずるずるとまた値を戻してきた。

そこで再びショートにドテン。

こちらがふたたび115.70あたりに落ちてから、
また116.30アッパーあたりまで戻る。

そこでふたたび微損で損切り

とにかくボラティリティが高くなってきて、いちいち値幅が50pips以上あるなか、再度下落。

今度は115.80アッパーというところからのショートとなってしまったが、

これが大きく伸びた。

ずっと強固な守りを作っていた115円も決壊させ、一気に114.30アンダーまで。

追撃の売りをいくつかかけながら、
このあたりであらかた決済した。

今回はすべてのポジションを決済せず、要所要所のポジションをホールドしながら、ショート、利食いを繰り返した。

本日はドル売りトレードがようやく報われた。

ここ何ヶ月もの間、雇用統計をFOMCほか、あらゆる局面で負け続けてきたが、
それは結局のところはドル高ばかりが続いていたから、というのもある。

もちろんこれから円高相場がいよいよはじまる、とはまだ思ってもいないが、

当面はもとのドル高相場に戻ることは遠のいたように思う。

まず、118.6をトップとしたダブルトップがこれにてようやく完成で、
ターゲットは113あたりにあり
とりあえずは、ここしばらくは、120円に向かうよりも、113円に向かう可能性の方が高いように思う。

いまだドル高を信仰する者のなかには、
この113あたりが調整のメドで、
ここからふたたび120円越えをめざす、
といった意見もあるが、

まずは今夜はドルベア勢の一勝である。

この比較的大きな値動きに、ドルショートでついていけたことは、単純に嬉しい。

こういうベア筋には、今後も喜んでついていきたいものである。

◽︎ポジション
USD/JPY S115.898 S115.428 S115.008