もういや…

昨日、今日とぼろ負けしてしまった。

まず、昨日、ドル円が117円を割り込んだ後、下落が継続。

117.20を割ればドル円は下に走る、と思っていたが
こちらが相場を見たときは、すでに115円代に突入していた。

為替は常に観察していないと、あっという間にレートが移動してしまう。

こちらの相場観はドルショートであるが、
さすがに、想定ライン(117円アンダー)から1.5円も下落しているところから
ショートでついて行くことができなかった。

そこで、なんと逆張りドル円ロング。

これが、ほとんど反発することなく
結局、ドル円は2円あまりも下落してしまい、
ロングに執着してしまったがゆえに損切りされまくった。

そして本日。

雇用統計を控え、ドル円の下落継続を思ったが
本日は、逆にドル円が上昇ぎみ。

雇用統計は良結果だったようで、ドル円は上昇。

最初こそドル買いでついてはいったが、
やはりこのままドル買いでついていくのに抵抗があり
途中から、ドルショートに切り替えた。


ここでは戻り売りを狙い、ことごとくやられた。

結局、昨日2円落ちていたものが、本日は2円近く戻している。

ほぼ、昨日と今日でいってこいで
昨日今日となにもやらなければよかった、というほどの話である。

もちろん、下げも上げもどちらも取れない
ド下手くそな自分の責任ではあるが、

まったく、ふざけんな…という思いである。

こちらは、昨日はドル円を買い向かい
本日は売り向かって、全滅である。


本日、雇用統計もあろうが
昨日、損切りの嵐を食らったドル円ロングは
結局、切らずにいれば、すべて大幅な利益となっていた始末。

こんなものを食らうから、いつしか人は損切りすることを無意味に思えてくるのだろう。

ドル円は昨日の下落で、118.60アッパーを頂点とする
ダブルトップが完成していたが

それをダマシとするかのような上昇が本日である。

昨日は下げトレンドに逆らい、本日は上げトレンドに逆らった。

現在も逆らい中で、ドル円のショートをホールドしている。

何度も踏みあげられ損切りされ続けたが、
117.20円を超えない限りは、ドル円の下目線を変えるつもりはない。

昨日の2円下落からの1.5円も上昇し
半値戻しも越えて、61.8%戻しにまで届きそうな勢いであるが、
戻りとしてはたいがいラインである。

ただ、直近高値116.79を越えてしまったことは
短期ダウントレンドのいったんの否定でかなりネガティブではある。

基本、ポジションを越週することはないのだが
今回はショートポジションをホールドすることにした。

週末リスクなどもあろうが、
もう昨日今日とさんざん負けたので
もはや、週初に値が飛んで損切りされたところで、損切り上等である。

ただ、週末持ち越しがやけくそではないという理由もなくはない。

まず来週の月曜が祝日である、という点である。

本日は米株は上昇しているが
平常の月曜日なら、これは非常にやばい。

なぜなら日本の現物株が動いてしまうからである。

米株が堅調ななか、日本株が動いてしまうと
またバカみたいに株が上がり、実需も投機も
狂ったようにドルを買い、円を売ってくる。

祝日はその圧力がまだ弱いため、
あまりドル円も上に吹き飛ばされるリスクも少ないように思う。

もちろん、日本が祝日であっても、日本株先物は動くし、
上海、香港などアジア株は動いているが

まず日本株先物は、現物株ほど、米株追随のバカみたいな動きはしないし
上海、香港他、アジア株式についても
まあ多少は影響は受けるとしても
米株が上がればバカみたいに上げたり
下げれば、ヒステリックなまでに下げる、のような
日本株特有の米株クローンのような動きはせず
まだ独自性はある。

とにかく、
本日は大きく戻してはいるドル円だが
先にも述べたように、117.20を明確に越えない限り
個人的には、まだドル円は下目線であるが、
本日のドル買い地合いは本日はもはや収まりそうもないため

いまからドル円のショートをホールドしておく。

雇用統計の結果ひとつで
いったん反転の兆候を示したトランプ相場が
たったの1日でもとに戻る、ということはまだ想定していない。

いずれにしても、現在のポジションはドル円のショートである。

□ポジション
USD.JPY S 117.038 S 116.956 S 116.899