半分以上を利食い
本日は105円がもはや割れないような雰囲気で、
結局、105.30アッパーからの売りは、105.10あたりまでで断念して利食い。
現在の逆張りショートシナリオは、105円を切らないことには継続できない。
現在のドル円は、テクニカル的にはあらゆる面から買いが示されているのに対して
こちらのショートの根拠となる要素は
短期的にはヴォルフ波動がワークするという主観的な根拠以外はほぼない。
どうも、今週のドル円は買いでばかりうまくいくと思ったら、
今週はすべての日足が陽線で、4日連続である。
週足レベルでみると、
先週こそ小幅陰線ながら、その前週までは3週連続陽線で、今週は先週の週足高値を抜いて以降、また上昇を開始している。
今日になって冷静にみれば、この先週の週足高値高値を104.30を超えたあたりからは、長期足レベルでは強気継続で、昨日の5分足レベルのダブルトップ疑惑など、さざ波程度にもならなかったということだった。
いまわずかに残ったドル円ショートは逆指値を105.27あたりに引き下げている。
ここは本日の東京勢の戻り高値位置であり、ここをロンドンアニマルに食われればまたも、本日と東京はいい押し目だったということで、こちらはいったんスクエアである。
ドル円のショートをとりあえず、まだ小口で保有はしているが、この保有はドル円の買いをしたくない、という意地の裏返しの保有に過ぎず、自信はほぼない。
個人的なアナロジーがあり、これは以前にも買いたが、ドル円は奇数桁でグズグズ止まることは少なく、早々にパスする、というのがある。
101 103 105 などが奇数桁
100 102 104 などな偶数桁
ということになるが、現在は105円で、奇数桁。
となれば、このレートが104に入らなければ、逆に早々に106へ向けてパスするという可能性が高まる。
現在のドル円の強気地合いから、日々日々ドル円の下落を語るアナライザーは少なくなり、
人によっては105円すらまだまだ初動の通過点であり、107円、109円、110円と、ターゲットの欲豚皮算用をドヤ顔で示す人もいる状況である。
現状、彼らが正しいかどうかはともかく、下落トレンドに転換した明確なシグナルがない現状、
少なくとも、ドル円は下落以外の見立て、つまりはレンジ、もしくはアップトレンドのどちらかである、と判断するのがセオリーとはなろう。
ドル円がどこで頭打ちとなるのか、現時点ではもはや判断できる状況にないが、
こちらとしては、少なくとも続伸のシグナルに買いで入るよりも、下落のシグナルで売りで入りたいという思いで、
現時点の相場を眺めている。