ほとんどを利食い

なんだか米製造業のPMIが発表されたことをきっかけに
ドル円が上に跳ねたため、現在ポジションのほとんどを利食いした。

特段強い内容とも思えないが
株も債権利回りもほんのり上昇気味という流れにあって、
すべてはドル買いの口実に使われたのだろう。

ドル円のレートは、予想通り、
週末金曜の104.2を背中にした逆張り
という根拠以外には、トレード意図が見いだせないなか逆張りし、
さらに鳥取地震さえも、自身の逆張り加速の根拠とした
安易な東京逆張りクズショート勢を
米勢がいつものごとく殲滅した。

104.20を抜けば、もっとレートが走るかと思ったが
この値段に至るまでに、すでに次々逆張りドルショート勢が刈られていたのか
104.20を越えた後もいまいち上昇が緩慢なため
103.88〜94あたりで保有していた、ドル円ロングは、
とりあえず、104.25あたりでほとんどを利食い
残り少しだけをホールドしておく。

ドル円の上昇が緩慢となれば、
その他ドルストレートもホールドし続けるのはなんだか嫌なので

1.0893あたりでのショートのユーロドルも、ほとんどを、1.088割れあたりで利食い

豪ドルドルも0.7718で保有のショートのみ一部残し
本日、0.763あたりで作ったショートは、0.761割れあたりで利食いした。

週末と違い、本日は案外早く決着がつき、
さらに値幅もあった。

ドル円についていえば、
それもこれも、週末金曜にドル円ショートを行った東京逆張りネズミ男達の
損切りの力もあってのことだろう。

本日もまた、今度はユーロドルにについてだが、
ここに今度は買いを仕掛けてきた裏切りの東京ネズミ男どもがいたが、

こうした裏切り者にロンドン勢はあえて加勢することで
東京勢のトレンドフォローワーが損切りされるのである。

いわば、裏切り者の逆張り東京勢は悪魔に魂を売った者
ロンドンアニマルは、その魂を買う悪魔そのもの、という感じか。

ユーロドルについても、本日もしくは明日以降に安値を再更新した場合、

これら悪魔に魂を売った、裏切りの逆張りネズミ男どもは、またも焼き尽くされよう。

これが悪魔に魂を売ったクズどもの末路である。
悪魔に魂を売ることで小さな願いは叶うが、その見返りとして、後にもっと大きな災いを食らうのである。

今朝方ユーロドルを売ろうとしていたトレンドフォローワーが
場合によっては本日損切りされてしまっていたとすれば
そのときに、勝利の美酒(要は利食い)を、味わうことはできない。
そう思うと、東京時間にトレンドフォローする人々が本当に不憫でならない。

もし、本日もしくは明日以降、
ユーロドルがさらに安値を更新したとしたら

本日の東京時間にユーロドルをショートしていたすべての人たちに
だから東京のトレンドフォローはダメだといったでしょ!
もう二度と東京ではトレンドフォローなどしてはダメです!
と力を込めて演説をしたいほどである。

そんなことばかりが起こるから東京時間には、
どんどんトレンドフォローワーが消えていくし、最悪の場合、そのトレンドフォローワーもトレンド狙いに恐怖を感じはじめ、
いつしかレンジトレーダーというゾンビに変貌してしまう。
この時間が、ますますトレンドが発生しにくい時間帯となっていくのである。

東京時間で勝つには、
いかに逆張りをうまくやるか、
さらにそれが刈られるまでに、いかにうまく逃げるか。

これが最も重要になると思う。

とにかく大きな値幅を狙わない。
10pipsでも1pipsでも利益を狙いに行く貪欲さが必要となる。

ともかく、ちょこまかと動く、ネズミのような気持ちが大事である。

自分自身、東京市場でトレードするときは、そんな気持ちでしかトレードしない。

そう、ネズミ男のような裏切りと、
フットワークがなければ東京市場でトレードしてはならない。
特に、浅い損切りで戦ったりした場合、
トレンド方向だろうがレンジ方向だろうが
素早さなく東京市場とかかわっていたら、ほぼ必ず負けられる。

無論、深い損切りを置くなら、話は別である。
その場合は、東京市場で勝負になる。
というか、深い損切りの数日レベルのスイングであれば、
東京、欧州、米国、どこでポジションをもっても基本、同じようなものなので、
深い損切り東京市場で勝つ秘訣、ということには決してならない。

東京勢は裏切り者のネズミ男でクズの集まりである

しかし、欧米勢はネズミではない、というだけで、
同じ裏切り者であるとともに、より鬼畜なクズ連中である。

為替相場にクズでない人間などひとりもいない。

どれだけ気取った顔をしてても、知的な分析をしてみせても
為替に関わる人間は、専門家、機関投資家、団体、個人かわらず
全員、クズである。

為替相場には投機の意味あっても、投資の意味は一ミリもないと思っている。

通貨間の相対取引で通貨を買ったり売ったりするという行為のどこに
投資的な意味があるというのか。

スワップ狙いの長期保有としても、
金利通貨の価値は、時を経るごとに減価していくものであるから
スワップは日々得られたとしても、それ以上に価格が下落し為替差損が、スワップの収益以上のものとなる。
そんな通貨で長期的に金利により収益を上げようとすれば、

現状、利下げサイクルにあるような状況にあり、
日々安値を更新する壊滅的な通貨を
いちかばちかロングし、それが大底となり
結果として、利上げサイクルの初動を取れれば
金利通貨の保有も意味も出るかもしれないが

そんな初動に飛び乗ること自体が、まさに落下するナイフを握るのと同然で、一か八かのギャンブルのようなものであり
ある程度の見立てが立てられるような通貨であれば
効率的市場仮説ではないが、すでにその通貨は安くも何ともない。

リーマンショックの前ごろまで、
円安かつ高金利通貨が多く、クロス円ロングで為替差益もスワップも得られる、というようなおいしい時期があったが、
これらは、様々なレアケースが重なって実現した、奇跡のような時期であり、
通常の為替理解においては、きわめて異例な、もう二度と起こり得ないような話である。
実際、その当時のうはうはも、最後には大きな損失として、個人投資家に襲いかかったことは、言うまでもない。

要するに個人的には、
スワップ狙いとてなんら堅い勝負であるとは思っていない。

もしスワップ狙いで為替相場で勝っている人がいるとしたら
その方々は運がよいだけである、と思っている。

過去にそれで儲けた人がいたとしたら、それは本当にラッキーなタイミングで勝ち逃げてきただけで、
同様の行動を今も続けていたとしたら、長くても一年とか数年レベルの通貨高に乗り、そこで利食いし逃げるとすれば話は別だが、それ以上の年月で長期保有していたとすれば、理論的に考えても、いつか必ず破綻する。
理論的には、最後には為替差損がスワップ差益を上回るはずだからである。

かつては豪ドル、いまはトルコリラでのスワップ狙いが、各所でチラチラ煽られているようだが、とても危険なギャンブルであると思っている。

スワップ狙いはデイトレどころか、スイングもしくは数年来のポジショニングなため、じっくり稼ぎ、逃げるタイミングもいつでも取れるように様にも思えるが、

緩やかな下落が進みはじめたとき、利益がどんどん減っていくなか、再度の上昇を祈らず、すぱっと勝ち逃げできるか、
となると、これは短期トレードよりもはるかに難しい意志が必要であるように思う。

要するに為替差益狙いの短期トレーダーより、スワップの長期トレーダーの方が
よっぽど稼ぐのが難しいと、個人的には思っている。

その意味で、もしスワップで稼げている人がいるとすれば、
その人は世界最高の敏腕トレーダーであるか、単なる運のよい人、
のどちらかである。

なんだかとりとめのない感じとなってしまったが

本日はなんとか勝てたが、

今後も、クズが蠢く為替相場で騙されたり、はめられたりせぬよう
気をつけていきたい。


□ポジション

AUD/USD S 0.77181
EUR/USD S 1.08933
USD/JPY L 103.885