裏切りのゾンビたちは焼き尽くされるか

本日は、午後6時あたりから、ドル買い方向でポジションを取った。

ドル円ロングと、ユーロドルのショートである。

本日欧州ロンドン勢は、ユーロドルの買い戻し方向で進んできた。

まあ、こいつらの買いは、東京時間の段階で予想はできた。

理由は、東京勢が戻り売りをしてきたからである。

1.0880アッパーを背中にショート。
まあわからなくはない。

現状、ユーロドルは下落トレンドにあるため、
どこかで戻り売りを仕掛けるのは、順張りとしてはセオリーに近いだろう。

しかし、時間が悪すぎた。
言うまでもない…そこは東京時間である。

1.088アッパーからの戻り売り。

その根拠としている戻り高値とやらには、
東京勢以外には、さしたる根拠は見いだせない。

さらに売りをかけておきながら、

これまた東京必殺のレンジディールにより

先週末の米勢の安値1.086アンダーは割らずのショートカバー。

こんなとんちきなことをしていれば

むしろ、ここをバックにロングすれば、我々の損切り切れますよ♪ 状態。

いや、むしろ、切ってくれと言わんばかりのトレーディングである。

東京勢、いつもの裏切りの逆張りロングにより
じりじりと結局反転上昇するユーロドルは

欧州序盤までは東京の戻り高値を尊重するふりをし(これも非常によくあるパターン)
ロンドンアニマルも一旦は売って見せ、
東京午後からの裏切りのユーロドルの買い方を振り落としながら
そこから一気に、再度ロングで

ユーロドルは高値更新、である。

毎度毎度、いつも同じような調子である。

しかし、この上昇から、こちらはユーロドルを売ることにした。

ロンドンアニマルはユーロドルの買いを進める。

ドイツとフランスの製造業PMIとやらが予想上振れの好結果となったようで、
その数値がいついつ以来の高水準とかなんとか

ユーロ買いを助長するような速報を流す。

とはいえ、このまま上昇、となどは個人的には思えなかった。

まず、いまユーロドルが戻りを試している、とはいっても。

本当に重要だと思えるような戻り高値は
先週末の欧州時間につけた、1.0904あたりである。

さらにロンドンアニマルの今夜の買いの仕掛けは

まあ経済指標の上振れ、というのもあろうかもしれないにしても

こいつらは、端からそんなものを前提にトレーディングなどしていない。

こいつらの売り買いの最大の動機は、まずは東京が刈れるかどうか、である。

本日のユーロドルのロング方向に、東京勢のロスカットが大量にあった。

だから買った、というだけであると思う。

もしも売り方向が狙いで、今夜のように経済指標上振れとなった場合は

予想は上ぶれたものの、材料視されなかった…

とかなんとか、
指標通りに動けば指標結果がどうこう
指標通りに動かなければ反応は限定的(便利な言葉だ…「限定的」)
など、どちらにも転べるアナライズを、アナライザーがほざく事態になり
そのままユーロドルは売られていくことになったであろう。

本当に現象説明だけするアナライザーは楽ちんですね…。

それはともかく、こちらが狙っていたのは、
ロンドンアニマルが東京勢のユーロドル売りを刈ったあとである。

その後、どこまで戻すかだったが、
ユーロドルは、1.0904どころか、1.0900すらなかなか越えられなそうな雰囲気、

ということで、1.0892あたりでショートを入れた。

一時、1.09に迫るあたりまで継続的に買い戻され、一時は焦ったが

やはり継続的な買い戻し、という流れこそ
継続的がゆえに、仕掛けのユーロドル買いとしか見えず、そのままホールドとした。

本当にトレンドに沿った動きの場合、

それを信じられないカウンタートレーダーがいたりして逆張りの圧力もかかるため

実はトレンドがあるときほど
断続的には進まず、ある程度の押し戻しを繰り返しながら
そのあるべき方向へと進んでいく。

これは感覚的なものなので、口ではうまく説明できないが

ユーロドルは16時以降はもちろん
19:30以降も
どこまでも“断続的”な、買いが続けられていた。

こういうときの上昇ほどあてにならないものはなく、

ホールドを続けていたら、1.09手前でようやく下落を開始した。

その下落は、さきほどとは逆で一方的な下落ではない。

5分足レベルで見ると、これは説明がしやすいが、
1.09手前からある程度落ちてきたところで、1.089割れのところで
やや大きめの反発
ふたたび直近の1.09のきわくらいまで戻りを試しながら、
結局、直近高値に届かせられず、再度下落で
はじめの安値1.088あたりよりもさらに安値を更新し、下落を継続で
超短期下落トレンドの完成、しかし、また反発、しかしまた下落。

トレンド相場というのは、
いつもこのようにそのトレンドに抗おうとするカウンタートレーダーと
トレンドフォローの戦いがじりじり繰り返され、
カウンタートレーダーが敗れるたびに、
トレンド圧力に彼らの損切り圧力が二重に加わり、
トレンドがどんどん増幅していくのである。

それ対して断続的に一方向でのみ続く相場は、
それがトレンドに逆行していれば、なおさら、その推進力にいかがわしさが漂う。
つまり、その推進力は単独もしくは少数の無理な仕掛け的流れに過ぎず、
だから、なおさらのことそれはダマシとなることが多い。

そこにはトレンドフォローワーやカウンタートレーダーの争いなどなく
そもそも少数が作ったねつ造の痕しかない。

少数、しかしながらこいつらはそこそこ大口のポジションが動かせるクズで
こいつらが意図的にレートを動かすことで。
か弱い東京から富を貪っているだけである。

もちろん、世界最大のマーケットと言われる為替市場で
自由自在に値段を動かすことはできないだろうが、
限られた時間内限定であれば
提灯トレーダーを引き寄せるチャートパターンを作ったり、
東京を刈る程度の幅は動かせるだろう。

本日のユーロドルの戻しは、まさにそれに当てはまるような動きで

完全に東京勢を刈るがためだけに、
チーム・ロンドンとでも言える一部の鬼畜勢の
東京を刈るところまで限定の協定、といった具合のあうんの呼吸で
オールロングで進んでチャートパターンを作り
それに提灯ロングも加わったりして、
こいつらの思惑通りにレートが動かせた、と、こちらは見ている。

無論、1.08を越えたあたりから、
チーム・ロンドンは、解散で、提灯トレーダーどもも行き場を失う。

ここからは各自が各自の相場観での攻防に戻る。

そもそも皆が皆、裏切りものでクズ、鬼畜の集まりなので
仲間割れもすぐである。

ここからはどちらが勝つかはわからない話となってくるが

こちらとしては、やはり現在のトレンド方向に賭けるのがセオリーになるため、
ユーロ売りが勝つ、という方向に賭けたわけである。

これは先週の裏切りの東京、においても当てはまる形である。

本日、東京時間にユーロドルを売ってきた者たちは
私から見れば、まともなトレンドフォローワーたちであった、と思う。

しかし、東京時間にトレンドフォローなどしてはならない。

裏切りのネズミ男たちが現れるからである。

本日も、そのネズミ男らが、最初に戻りの発火点をチューチューと作り、

それを利用するロンドンアニマルどもの共作によって

東京勢のユーロドル売りは、損切りされるレベルのレートまでやられた。

もちろん、安値、1.086から1.09弱までは、40pipsほどなので
このくらいのアゲインストで損切りしない、という人たちは
いまだポジションホールド状態ではあろうが

含み損を抱えさせられたかなり不快な
状況であろうと思う。

ただ、その後、ユーロドルの下落が再開し、下落トレンドが継続の場合、

今度は、裏切りの東京ユーロドルの逆張りロング勢が
次々と焼き討ちに遭い、
最終的には全滅の焼け野原にされてしまうだろう。

ユーロドルの話が長くなったが、本日自分はドル円のロングも取っている。
そちら話もしてみたい。

ドル円については、先週金曜の裏切りのドル円売りから先の落とし前がまだついてはいない。

週末、たしかにNY勢は買い上がりに転換してきたが、
104円タッチあたりでその勢いは終わってしまった。

その後は103.8あたりで押して週末をクローズした。

104円タッチ、さらに最後に押しても、NYの安値は更新しない
というのが本日のポイントである。

まず、ドル円が下落や上昇する際、
104.00や105.00など、俗に言うキリ番で、それを終えることはまずない。

先週末に104円を再トライするのなら、
本日も再トライする可能性は高い、と個人的には思っていた。

ただ、この見立てだけではエネルギーは足りているとは言えず、

東京勢の動きが大事になってくる。

本日の東京勢は、予想通り、上も下も狙わない中途半端な状態に終始した。

予想通り、というのは、

まず104円超えは、前週のアメリカ様の高値につき、越えられないので上はダメ

下も下で103.80あたりはアメリカ様のクローズあたりの押し安値となり
ここもなんだか、売れしぇん…

といった具合で、東京序盤は、103.83あたりまで押してから買うという
しかし、上は、103.98あたりまで、
という、見事なまでのいつもの奴隷レンジをかましてきた。

そこからずるずると落ちたドル円は、

ロンドンアニマルのユーロドルの買い仕掛けの反動となるドル売りによって

東京安値の103.9あたりはあっさり決壊し、103.72あたりまでずどんである。
これは、本日の東京勢のドル円ロングのロスカットではなかったか、と思う。

本日のロンドンアニマルによってまた東京勢は切られた。

本日は、ドル円の中途半端なロング組、ユーロドルのがんばったショート組である。

で、ロンドンアニマルがそこからどこまで下を追うかと言えば

さすが鬼畜のクズどもである。

この103.72あたりまでの東京ロスカット誘発が底であった。

米勢がつけた前週安値103.52にはとうてい届かないところでの切り返しである。

これをもってしても、本日のロンドンアニマルのドル円ショートは
東京勢を刈る意味以外に理由はなく、
こいつらすらも、ドル円の方向を実は上にみている可能性が高くなると思った。

こちらのドル円ロングは、
このロンドンアニマルが103.72から切り返した後に作られた
5分足ベースでの小さなレンジを、再度上抜いたあたり
103.88あたりから取った。

さらに追加で、戻りから何度も上で跳ね返された、103.96あたりのレートが
20:30頃抜け、そこから下押しし
それが終了したあたりの21:30あたりからの押し目
103.93あたりでもロングを追加した。

先週、このブログで
104円アンダーからショートしてきた、裏切りの東京勢は
その後次々と上に刈られ、
最後の仕上げは104.2アッパーを逆指値に置く最初の裏切りの売り豚勢
というようなことを書いたと思うが、

裏切りの東京ゾンビが全滅の焼き討ちにあうのは
何も当日限定とは限らない、

数日かけて、これら逆張りゾンビの豚どもが焼き豚にされる
ということもままある。

先週は週末で経済指標の発表もなかったため

裏切りのショートたちが大量に残存し
さらにロンドンアニマルさえもそれを助長する
といったショートに勢いがある相場のなかで

週末の米勢のみでそれらを焼き尽くす、というのは難しかったろうと思う。

しかし、そんな状況であっても米勢は
103.5から104円までも戻しをかけてこられる力あるクズどもである。

本日においては、週初に入りまた勢いが増しそうなことと
ロンドンアニマルも、103.72あたりからロングに転向してきた気配もあるため、

順次、ドル円のショートをかける勢力は、
金曜の裏切りの東京ゾンビ以外は、徐々にその数を減らしてきている。

最後の最後、ドル円の売り方が東京ゾンビだけになったとき

彼らは一気に焼き尽くされるだろう

そうなれば、104.2は一気に跳ねて、
104.6アッパーさえも破る可能性が高くなる。

ただ、104.6アッパーをそのまま越えるかどうかは微妙な流れではある。

104.6アッパーも東京勢がつけた高値だが

ここは戻り高値のすっ高値で、
NYの高値にはしゃいだニワトリトレードのはしゃぎバカのレートである。

ここでショートをしてきた勢力は
裏切りの東京ゾンビだけでなく、
はしゃぐニワトリ東京に制裁を与えるべき、欧米勢のグリードも混じっていよう。

その意味で、104.20アッパーより、104.60アッパーの方が
腰の据わったドル円のショートの壁と言える。

しかし、ここさえ決壊されたとしたら、それはそれで強固な壁が打ち破られたがゆえに

ドル円はより強固な上昇を再開する可能性も大いに高くなってくるだろう。

そうばれば、ドル円の105円越えも、ついに視野に入ってくる。

もし105円を超えたとすれば、より強固に上目線でドル円を見なければならなくなるが
ひとつ注意は、ドル円が105円とかを高値として終えた場合
それにはしゃいで、東京背が105.5円とか、米勢高値を更新したときである。

そんな高値には決してついて行くべきではない。
裏切りの東京ゾンビはもちろん、
ニワトリ東京を焼き鳥にしたい欧米勢がそうなった日はうじゃうじゃ現れそうだからである。

まあ105円を超える越えないはともかく、

週初そうそうから、こちらは再び、ドルロング方向でポジションである。

ちなみにドル買い方向、という見立ての中では
煽られて上がったとしか思えない、豪ドルドルについても
ポジションを売り増しした。

ひさびさにポジションが同時に3通貨ペアになってしまったため
ちょっと、管理が面倒ではある。


□ポジション

AUD/USD S 0.77181 S 0.76313
EUR/USD S 1.08933
USD/JPY L 103.885 L103.937