ユーロドル、いよいよ底か??

本日の相場は、ドル円よりもむしろユーロドルがニワトリショートされている。

東京の大好物は無論、ドル円の買いだか、次の好物は円売りで、次がドル買いである。

ドル円の買いに円売りのフローが加われば、ユーロ円やポンド円などクロス円も上昇の、
俗に言うリスクオンの円売りドル売り、
我が国の個人投資家が大好きな、
お祭りモードが発生するが、

ドル円の買いから、素直にドル買いが派生すると、クロス円はふらふらした動きのまま、ドル円だけが円ベースでがんばり、
ユーロドルなどのドルストレートは下に追われる。

こちらのパターンは東京時間ではあまり起こらないが、本日はユーロの昨日の下落からニワトリトレードはこちらに目が向き、ユーロドルは安値を更新してきた。

東京のニワトリトレードは無論主軸はドル円の買いながら、ついで円売り、ドル買い、これらのいずれかで発生しやすい。

で、今回はドル買いだが、

東京ニワトリトレードは、最後の買い手、最後の売り手になる、という特徴も併せ持つ。

ど天井、ど底をつかむ天才、これこそが、東京勢の最大の魅力(?)である。

あらゆるニワトリトレード、昆虫トレードも、この究極奥義に到達するための技に過ぎない。

で、その奥義は本日炸裂しそうな気配である。

ユーロドルは1.09も決壊し、ぱっとみ続落が突き進みそうな気配となってきた。

英国の離脱騒動の安値も更新してきた。

しかし、ここで見逃してはならない。

このときの離脱騒動での1.0896あたりのど底をつけたのも、また東京なのである。

ど底をつけた張本人がまたど底をつけたところで、危うさしか感じない。

無論、こんな根拠によって、ユーロドルのロングの準備など時期尚早ではあるが、

あらためて今後のユーロドルについては、あらためて大きく注目している。