未開ゾーン(?) 突入

ポンドドルは先週末につけた押し、1.2227さえも決壊させ、下落を進行している。

もはや本当に底なしになってしまった…。

厳密には底なしではないが、先週の暴落が1.14あたりまで押しているので、
底までは800pipsあり、底なし同然である。

こちらの戦略は見事に失敗し、もうこれ以上、買い下がることはできない。

1.2227の安値を割らないことだけが、逆張りロングを行う根拠であったが、そこを、割れてしまったいま
ポンドのロングはもはや値ごろ感の逆張りはロングでしかなく、
なんの根拠もないギャンブルである。

やはり、トレンドが発生しているときは、どんな安値からでも欧米グリードどもはさらに売ってくる。

ポンドが大底を打ったのではないか、という見立ては、いまだ崩してはないが、

これからポンドをロングするためには、
現在の下落トレンドが短期レベルでもよいので、打ち消してもらえないと、ロングにはもう入れない。

本日、1.233ミドルまで戻したとき、短期的なダウントレンドを消したと思ったが、22時からの再下落により、それはダマシとして打ち消され、
むしろ、ここが、今後のトレンド転換を示す戻り高値となってしまった…。

この時間、さんざん下げた後、1.22を割らず、一旦の戻しを見せてはいるが、1.22割れをバックにロング、など、もうやる気はない。

ここをもしも割り込み、1.21に入っても、まだまだ底は深い。

結局、ポンドはしばらくショート、ということなのだろうが、再三述べている通り、いつ反騰するかわからないポンドをショートするつもりもない。

今後のポンドをやるとすれば、明確な上昇のシグナルが来た後のロング、ということにはなるが、
値幅の大きなポンドに対し、真っ当なトレンド戦略などで、トレードするかどうかはもうわからない。

いまの率直な感想は、やはりポンドはこりごり、というのみである。

今日の唯一の救いは、ドル円ショートが利益を乗せられた、ということだが、

これとて、ポンドドルの上昇からのドル売りを見越しての売りだったのに、

そうはならない、ラッキーな下落にすぎない。

今回のドル円の下落は、むしろ、ポンドドルの下落から誘発される、ポンド円下落のポンド売り、円買いからの、円高の下落であったように思う。

本日は米株も軟調なようで、その意味でもクロス円相場になりがちなので、円買い、ドル買い相場となりやすいのであろう。

ただ、ドル円は、ポンドなどと違い、まだ明確な下落トレンドに入っておらず、いまだあるドル高地合いからして、102.8あたりを割らない限り、いつでも下落レートのどこかが押し目買いとされ、反騰する可能性も残っている。

結局、見立てが外れてのラッキーの下落であるドル円ショートをそのまま持っておく意味もあまり感じないため、ドル円ショートは利食いしてスクエアにした。

本日は完敗である。

本日最大の敗因は、テクニカルを一切無視し、ポンドだけに執着して、トレードを進めてしまったことである。

やっぱ、ポンドは向いてない…。

今後、よほどの強いチャンスでもないかぎり、ポンドは基本、いじらないようにしようと思う。