底の見えない下落のなか、ポンドを買い下がり続ける

既述のとおり、現在の戦略はポンドの買いだが、

今朝方のポンドドルのロングはあっさり切られ、
底割れするたびにロング、損切り、ロング、損切りをしながら、
気づけば、ポンドドルはまたも1.23を割り込んでしまった。

昨日からのチャートを見れば、短期的にはとても綺麗なダウントレンドを描いており、

そこにロングを繰り返しているのだから、負け続けるはずである。

ポンドの下落再開は、昨夜のNYからはじまっており、
東京がニワトリで追随した流れに、欧州ロンドンもほとんどカウンターをかけずつきあい、下落がずっと終わらない。

ずっと続くドル買いの流れに、ユーロドルなどはついに、ほぼ完全決壊し、下落トレンドを鮮明化させた。

欧州通貨安、ドル高、という状況が追い風(?)となり、
ポンドも先週の暴落を肯定する様に、暴落時の下ひげをなぞるように、下へ下へと進んでいるのが本日である。

本日は気づけば100pipsあまりもポンドドルが下落しており、
素直にショートしておけば、こんなに苦しむとはなかったが、

それははなから覚悟はしている。

個人的にはポンドは今後どれだけ下に落ちる威嚇を市場にかけようとも、実はいつ反騰するかわからない状況でると思っており、
そんな危険な爆弾(?)を抱えているポンドを売るくらいなら、ポンドなどいじらない方がいいとすら思っている。

しかし、今夜は一方的な下落はまだ底しれず、なかなかポジションがホールドできないなか、
ロンドンアニマルどもは、ついには、
30分足レベルで下げバンドの-3σきわまで、売り尽くしてきた。

ここでロング。

とはいえ、本日、いったい何度目のロングになるのか…。

こんなに切られ続けるのも久しぶりであるが、
現在の買い下がりが、もはや一旦撤退せねばラインは、1.2225あたりと見ており
これは、先週末、戻りから底打ちした下値である。

ここを破られてしまうと、
先週末の戻りが、1.2465が再下落の戻り高値として確定し、そうなれば底は当面底なし沼のようになってしまう。
まあ、底は先週暴落時の下ひげ先とはなろうが、現在から見ても、それはあまりにも遠い底であり、その意味では底なしに等しい。

たしかに先週末のNY高値は同日の東京高値を超えられておらず、
東京を最後の買い手として、殺し続けるには格好の位置ではある。

とはいえ、週末押して戻しての値幅を、今週再びまる戻ししてしまうほど、ポンドが弱いとはやはり思えない。

もちろんポンドが強いなどというつもりはないが、
すでに相当下に行きすぎてきて、弱いとしても過小評価されすぎているように思う。

何度目かわからないが、ポンドドルのロングである。

ちなみに本日はドル円のショートを小さめに取っている。

さんざんドル円が強い強いと言いながら、こちらも逆張り
理由はポンドドルの上昇のためにはドルのショートが必要で、
現在のポンド上昇の見立ての完成のためには、ドル円も押してもらわねば困る、という願望含めてである。

ドル円のショートはまだ根拠も薄く、打診も打診の、逆張り上等のショートである。

□ポジション
GBP/USD L 1.22541 L 1.22556
USD/JPY S 103.932