あっさり逆指値

米時間に放置しておいたドル円ショートの逆指値が東京時間にかけてあっさりかかりほぼ同値のスクエアに。

100円の壁はやはり厚く、現状100円ミドルすら下が固い状況である。

欧州以降、東京の上げを刈ろうとする動きも、本日は上圧力が勝り、むしろ、結果的には欧州が上昇の押し目を作ってしまうという、クズどもにとっては屈辱的な始末。

この下値の硬さは、OPECの減産報道による原油高やそれを受けての株高などが影響している模様。

この期待感は少なくとも欧州時間では剥がれそうもなく、米時間に現状の流れを壊すなんらかの材料が出ない限り、収まりそうもない。

いまベア筋ができることは現状のドル高の流れが転換するのを待つか、一時的に短期ブル筋に転換しておくか、となるが、無難なのは様子見ではないかと思う。

4時間足を見るも、ドル円は今週の間でダブルボトムのようなものを完成させてしまい、ネックラインは101.20あたり、
このチャートフォームが有効となるなら、そのターゲットは102.30-40あたりとなる。

この上昇を阻みそうなのは、
日銀ネタで102.7アッパーあたりに伸びた際の下ヒゲ101.5あたり、次の抵抗が4時間足レベルの120SMAあたりとなる、101.8あたり、となるが、これらを日足の終値レベルで超えてしまうと、
明日以降も上昇は継続する可能性が増す。

アメリカ市場がここからドル円を叩けるか、叩けたとしてもそれを押し目として終わらせないか、
が、ドル円の戻りの勢いを止める鍵となりそうである。