ドル円は104円を抜きそうな勢い

今朝方の東京は案の定、ニューヨーク方向での
ドル円売りのニワトリトレード。

NY安値も割り込み、瞬間、102円さえ下回った。

そこから反転し、現在、102.40あたり。

毎度毎度、欧米勢にとって
本当によい押し目を作ってくれるバカどもである…。

毎度毎度ご苦労な、ど養分である。

東京時間には米系の投機筋が多く混じっているらしいが
こいつらが東京の下手くそ順張りブーストを助長する動きに貢献しているであろう。

おとといは、東京勢が101.4まで売って、結局は102.7円あたりまで担がれる。

で昨日はふんがー! と102.50あたりから買ってきたところで

欧州が少しつきあったふりをしたあと
途中までうまく運んで、103円ミドルあたりまでいったと思ったら

ロンドン以降、一気に下落で、米時間には東京安値割れである。

そしてまた東京はこりずに順張りで売って102円を割ってみれば
今度は102.60あたりまで担がれる。

東京勢のアホさかげんは、もはや漫画のレベルである。

そして本日は、昨日のドル円下落の余韻からまだ目覚められないアナリストどもが
本日はドル円の下落を見立てている。

こうした風見鶏の連中のアナライズなど短期トレードにおいては
クソの役にも立たない。

ここのところの相場をみると、円高方向に挑んでいるのはほぼ東京勢のみといってよく
欧州、米勢はのきなみドル買いの方向に動いている。

昨日こそドル売り方向に動きはしたが

これもまた、今週において、ほぼ唯一といっていい、
東京のドル円買いが昨日起こったからである。

4時間足ベースでドル円を見ると、ダブルボトムが完成気味で
111.40アッパーからの下落トレンドも一旦は上に抜いている。

いずれも東京勢がつけた結果ではあるが

それをダマシとするように叩き落としたのが欧米勢である。

瞬間のシグナルをダマシとして売りで潰す欧米はともかく

自ら作ったシグナルが下に終われたからといって
それで自らも当初とは反対の売りを突き進めるのが
東京の哀れさである。

これで結局、欧米勢がそのシグナルに等しく買い進めてしまったとすれば
ドル円は103円どころか、105円近くまで吹き上がるということになる。

こういうことがもし起こり、東京勢がまたふんがー! と買い上げたとしたら
そここそまたど天井となる可能性が高い。

欧米勢が104円以上をつけてきたときこそ
東京勢はドル円を叩くチャンスだと思うが

そういうときに限ってまたニワトリトレードで
さらに買おうとするのだろうな…。
このプロの養分たちは。