あらためて短期ドルロング

夏休みでレートの動きがしょっぱいが、
だからこそ、明確なトレンドを作れないでいる。

夏休みで市場の厚みがないため、レートが跳ねるだとか
急騰急落に注意、というような危機管理的な意見は多いが

いまのところ、たしかに大きくレートが動く局面はあるが
結局は、夏休み前からレートを転換させるような大きなトレンドは発生していない。

トレンドが発生しない、ということはレンジを脱することができないというわけで

ドル円で言えば100.6アッパーと102.5アンダーでうろついているということである。

本日もドル円は101円を割りに走り、一時は割ったものの
結局は、101円のレートに戻ってきている。

ユーロドルも1.123より上が重く、1.12を超えても結局伸びきらず、1.11代に戻っていく。

このユーロドルの動きが典型だが、ここでのドル売りはやや強引すぎたきらいである。

最近、とっても気にしている個人的な逆張りのシグナルである
個人投資家勢の意見を見ると、

ドル円がまたガラ(ナイアガラ)れ、的な雰囲気である。

結局、夏休みはレンジの幅を超えない、とこちらは見立てているため

あえて、短期的にドル円を買い、ユーロドル売りをポジショニングした。

ドル円は、101.30より下がいまのところは、ショートのオーバーシュートと思っているため

とりあえず、そこを超えてほしい、というのがあり、

ユーロドルについても、1.115を下回ってくれないと
短期的な下げトレンドには入らないと思っている。

その意味では、まだ短期的な意味でも明確なドルロングのトレンドは強まっていないが

超短期的には、ドル円は上昇トレンド、ユーロドルは下落トレンドとなっているため

現在のドルロングはフライング気味なものともなるがポジションを取った。

大衆勢がドル円下落だとか、ポンドを軸に見た円高方向を期待している雰囲気も

この打診買い(売り)に走ろうかな、と思った次第である。


□ポジション
USD/JPY L 101.026
EUR/USD S 1.11996