ドルロングは利食いして様子見

最後の買い手たる我が国の個人投資家がガラれだ円高だ、と言いはじめたおとといは、やはりボトムだった。

こちらは昨日の朝で取った101.2円の買をはじめとしたロングのポジションは欧州前の101.4前あたりで利食いしてしまった。
しばらくもみ合うかと思っていたら、深夜に101.5も超え、102にふたたび戻っていた。

米株はまたも史上最高値更新とのことである。

この異常な株高は一体いつまで続くのか…。

で、いつもながらの最後の買い手?ではある我が国の個人投資家は、現在の状況をどうみたてているか、となると

この後に及んでドル売りはさすがに少数派で、気迷いながらもどちらかといえばドル買いでみているようだ。

押し目を待つ筋もいるようで、チャートからはたしかに買い目線になってもおかしくはない。

ただ、東京時間にはしゃいだ東京がまたも戻り高値を更新しているところは気にはなる。欧州が再更新してはいても、なんだか値幅は大差ない。

まあいろんな動きが昨夜からあるが、こちらは
ドル円は101.4、ユーロドルは1.1160あたりで、ビビり決済して終えているので、なにも関係がない状況である。

もみ合いながら、深夜帯に101.5を抜けてから102円を超えてきた米時間であるが
繰り返しとなるが米株の史上最高値更新だとかで、
本日はおとといの米勢の戻り高値を東京がはしゃいで更新させ、102.2まで、さらに今回は欧州までもそれに追随し、102.30近くまで伸びてしまった。

例の個人投資家勢の書き込みを夕方以降またみると、
ドルショートの方向を主張する人々はより少なくなってきて、続伸や押し目買いなどを検討している模様。

こちらは昨日今日とノートレードのため、様子見だが、たしかに直近高値をつけてきたので、短期的には買い目線になるのもわかる。

ただ、何度も述べるが個人投資家は最後の買い手であり売り手である。

個人投資家がテクニカルから根こそぎ買いを検討している段階で、ドル円ロングは危ない、とみることもできる。

方向が本当に買いなら、そんな悠長なことも言えないくらい、ドル円はすでにあがっていてもおかしくない。

それこそ、103円とか104円とか…

とかなんとか思っていると、米指標が悪かったようで、
ドル円は一気に101.2あたりまで落ちている。

本日、すでにドルをにわかロングしてた者がいるとすれば、彼らは根こそぎアゲインストである。

で、このあとはどうなるか…

週末かつお盆中につき、こちらはトレードする気はないが、

個人投資勢がどう見ているかは注目している。

個人的にはついにいまこそ、ガラれ〜wという感じだが、

いまのところなんだかまだロング目線の人たちが結構いるような…

こんなときこそ、みんなが数日前にはしゃいでたガラれ〜、がきたりするから、要注意である。

逆にまたぞろ100円割れろ〜、だとかガラれ〜、などはしゃぎだす人が多いようなら、ここがボトムになってまた反転しかねないとも思ってはいるので、こちらもちと注意である。

まあどちらも注意、ということなのだが、とにかく大衆が信じるほう、望む方にはなかなかいかないのが相場である、とだけは言える。