本日はテクニカルがワークしやすい?

本日から、完全にドル円は下目線である。

ようやく日銀円売りわっしょい祭りが終わった。

情報操作やねつ造を繰り出し、
世界中がダマシ合いを繰り返したインチキ相場もようやく一区切りである。

ドル円は、かねてからの予想通り、一旦は106円近くまで跳ねたが
即座に下を追い、103円を割るまでに至った。

しかしながら、いつもいつも思うのだが、

こういうイベント時は、ほぼ初動の下落を取れないとアウトで
後はもみ合うことが非常に多い。

本日も、ドル円は下げてはいるが、
1)初動の下落と、2)戻りからのもう一度の下打診(しかも安値更新はできず)

という、この2回のチャンスを逃せば、
ドル円が下落、といいながらもショートでほとんど勝てないような展開となった。

最初こそ大陰線を作った配意が、
結局、以降は、瞬間の上下で作られたこの大陰線のなかでのはらみである。

こちらとしては、幸いにして、本日は1)と2)、
両方の局面をショートで取れたので、昼過ぎにはもう多くの利益を確保できた。

基本、ずっとショート目線で考えていたので
下落が発生するたびにうまく飛び乗れた、というラッキーな面も多い。
もちろん、事前にショートを仕込むのようなギャンブルは避けた上での話である。

そうして以後は、戻り売りを待っていた、のだが、
とにかくなかなか、反落しない1日だった。

基本、ドル円は下目線に切り替わっているので、
戻りを待たないせっかちなトレーダーについては、
多くの者がすでにショートメインで戦っていたのではないだろうか。

しかしながら、というか、だからこそ
欧州時間は、そうした貯まったショートが切らされるに上昇をしてきた。

こちらは戻りを待っていたので、そんな切ったはったは無視し、

104円の手前103.95あたりでようやくショートを作った。
これはテクニカル的な根拠は弱いが、

あえて言えば、キリ番である104を超えないであろう、打診売りである。

これが垂れてくれたので、それを保持しながら相場を見ると
本日のボトム、102.7 からの切り返しの短期アップトレンドラインが
104.6あたりで切れたので、本格的に売り増し。

ここで超短期のダウントレンドラインが作られた。

画像では下の黄色い斜め線である。

104.5で一端跳ね返され、もみもみした。

おそらく、このあたりを値頃感で逆張りロングする筋が多いのだろう。

そのもみもみの流れで、
104アンダーから作られてきたこの短期ダウントレンドラインを一旦は抜いた。

直近高値を超えられう、20時寸前に反落。

ここからの押しはパワープレーの押し下げで
103.5を割り込んでストップロスで下に

ここで新たなダウントレンドラインができた。

これが上の黄色の斜め線である。

103.4に突っ込んだ段階でショートポジションはすべて利食いした。

最初に一端抜かれた下の黄色線
超短期ダウントレンドラインにおしりをぶつけたのが

103.4あたりだったので、ここでドル円のショートを利食いした。、
そこからあえて超短期目線で軽いポジションでロングに切り替えた、
が…速攻でさらに押しつぶされた。

20時手前からの売りの加速は、
この下のトレンドラインすら搦め手で押し込んでいくように、
結局の下のダウントレンドラインの線一旦は下に押し込み、
103.4も決壊させ、103.3まで下落。

ここで103.4のロングは一端損切りされるも、
あらためて買い下がり103.33あたりであらためてロングを作ると

20時過ぎからももう一押しされ、
103.3も割れてまた損切り

103.2を決壊されたらもうやめるつもりで
最後に103.27、103.23とロングを作り直したところで、
103.23あたりを底にようやく、超短期的には下げ止まった。

もしも短期的にここが底になれば、押しの大底のきわでロングを作れたことになる。

こちらの目線は基本、売りしかないのだが

搦め手をかけながらずるずる落ちるドル円
週末というのもあり、このまま下落が加速していくイメージが描きにくい。

とにかくすっきりと下落しないということは
ドル円の買い方もそれなりに元気で、攻防が繰り返されているということである。


いま超短期でドル円をロングしたが、
とはいえ、ドル円がこのまま大きく上昇するなんて思ってはいなく、
本日は、少しは戻しそう、と思っているだけである。

とはいえ、ちょっとの戻しであっても、いまボラのあるドル円なら
50銭、1円くらいは戻してもおかしくはない。

日銀イベントが通過してから、
本日はドル円はテクニカル的な動きがメインとなっているように見える。

現在、ドル円はお昼頃の日銀タイムで作られ、
102.7アッパーから105.8アッパーの間の大陰線の中から抜けられず
はらみの中での動きを脱せていない。

かつ超短期的ではあるが、ダウントレンドラインを、一端破りながら
さらに安値を更新することということで

とても煮詰まった膠着した状況が見て取れる。

さらに、102円に入るとどうも買いがうじゃうじゃ現れるし

欧州時間以降103.2より下がどうも固い。

超短期ではあるが、

二つのダウントレンドラインができてしまったことから

むりやりテクニカル的な定義をすると

右下がりのフラッグ気味のレンジ

ただし、傾斜のことなるダウントレンド同士のレンジなので

レンジ幅は広がっていく、右下がりのレンジ

強引に言えば、レンジだが広がり気味の上昇フラッグとも見える。

ただ、いま下げ止まりのなかから、下の下落トレンドは破り
ラリー気味に動きそうな感じである。

となれば、上から売って下で買い戻し、というショート方向のオペレーションの方が

このまま進めばレンジ幅が広がっていくため下に下にワークしていきそうにも思えるが

103.2より下が固そうなこと。いまだ大陰線のはらみのなかにいること、
を考えると、どちらかというと、一旦は上を目指しそうに見えてしまう。

いま大陽線をみたとき、大陽線の下半分のなかで8時間近くもはらみ続けている。
まだまだはらみが続くとするなら、上半分が丸あきなのもきになる。

はらみの上のエリアをドル円が目指してしまった場合、
上値余地は、105円アッパーまであるのである。

まだ上のダウントレンドラインは破られていないが、

これが破られるとドル円はちょっと上に加速しそうな雰囲気である。

とはいえ、このチャートは短期も短期で、

実は、1分足のチャートである。

ここで起こるトレンドやレンジなど、
5分はもちろん、1時間、4時間の上位足から見れば
ノイズのようなものである。

この“ノイズ”から、いまからかなり兆しを先取りしロングしてみている。

基本、目線はあくまでもしたなので、

今試みているロングは、完全にスケベロング、グリードロングである。

本日は、割と利益が多く確保できたので、

こういうチャレンジを行ってみた次第である。

ロスカットは、103.2より下に置いているため、

そこに届いてしまったら、ドル円ロングはスクエアで

本日のトレードは終了である。

月末かつ週末につき、それ以上、がちゃがちゃ相場にかかわっている暇はない。


保有ポジション
USD/JPY L 103.239 L 103.273