日銀の結果に、失望?売り

日銀は、どうやら最後の良心は守ったようだ。

欧米のグリードどもが、
日銀の大幅な(というかもはや狂気の沙汰レベルの)追加緩和を期待していたが、
結果はそんな過激な選択を日銀がしなかったことから、
失望売り、だそうである。

失望売り?

まあお前らは失望するだろう。
しかし、こちらはなんら失望しなどしていない。

ヘリマネ、永久債、50年債…

どこのどいつがこんな次から次へでっちあげを市場に触れ回ったのか知らないが

こんなもの、ねつ造情報を世間に流布し相場をかつぎあげ
当局に催促を行ってきたグリードどもの完全な一人芝居である。

失望もクソもない。
お前ら頭わいてるのか、とどなりたいほどである。
なにが失望か。
そもそも期待するような結果などないのに
一部のクソのようなグリード連中が、
その実現性のない未来を無理矢理現実化させようと
噂で相場を動かし、結果、俺らの言うこと聞かないと大暴落だぞ、とばかりに当局を脅していたにすぎない。

とはいえ、さすがにそこまでは屈しなかった日銀に、こちらは“失望”しないですんだ。
ただ、本当はなにもする必要もないものを緩和緩和と市場に脅され
幾分かの追加緩和を実際に発表してしまったのは、
若干、市場に屈している面はあったにせよ、
そんなものは臆病な役人達のやることなので、致し方ないともいえる。

やっと、このふざけた緩和期待とやらの円売り祭りは終わりそうだ。

ようやく自身のシナリオのフェーズ4に入ってくれた。

結果論とはなるが、やはり、このふざけた祭りのに煽られた最大のカモは、
戻り高値のド天井の107ミドルを
きっちりつけてきた、東京勢であった。

本当にスーパー養分っぷり、お見事です。

結果論とは言ってみて、いつもいつものことなので、
ある程度、予言はできたことではある。

あんなすっ高値、を買おうとする東京勢の鼻息の荒さはすごすぎる。
まさかその熱気に煽られて、107円アッパーなどで、ふんがー!
とばかりに、ドル円を一緒に買っていった個人投資家などいたとすれば、
もうご愁傷様という以外にない。

欧米のグリードはクズ。
東京勢はカモでアホ。

いつもながらの同じようなオチである。

とにもかくにも、こちらははなから、ヘリマネだとか永久債だとか、そんな円の信用失墜や
中央銀行の財政規律を無視するかのような暴挙はないと思っていた。

しかし、もしかしたら黒田総裁他、日銀は、この狂気の政策を実施するのか。
という、可能性がまったく頭に湧かなかったか、といえば嘘になる。

それほど、欧米勢のクズがデマを捏造すると、嘘すらも本当のように疑心暗鬼になってくる。

リラックスすれば崖から飛び降りても、空が飛べるよ、と言われても
誰も崖からは飛び降りない。

しかし、市場における空気の醸造やあらゆる噂の拡散は

空が飛べるかも、と思えてきだすから怖い。

飛べませんから! 絶対に。

いずれにせよ、市場も市場でこんなクズどもの捏造に付き合い、相場を引き上げていくのだからタチが悪い。
だからこそ、こちらも昨日までは本格的なドル円売りは行えず
場合によってはドル円の買いすらやっていたが、

今朝あたりからは完全にドル円の売りで見ていた。

ボラが激しいながら、ドル円の売り回転を今朝から繰り返し
なんとかバジェットは稼いだ。

104円ミドルから103円割れまで、売って利食い、戻り待ってまた売って、下で利食い、と繰り返し、現在はスクエアである。

日銀発表後に103円を切ってきたが、103の下から買いがあり
103円の上あたりで膠着状態となっている。

これは円売り勢がいることを意味しているが、

最近の値段からしたら102円というのはかなり安く見えるので

値頃感から逆張りしている者たちがけっこういるのだろう。

いまは東京時間であるし。

まあ、この期に及んで好きにドル円を買うのはいいが、

どんどん下にはロスカットが増してきているというのを忘れてはならない。

ここから一気にドル円が上昇し、またも105円、106円
せめて104円…ともどるか。

ないと思う。